レイザーラモンRGさんが2022年4月14日放送のSBSラジオ『内山絵理加のふくわうち』の中でチェッカーズのおすすめ楽曲を6曲、選んで紹介していました。
(内山絵里加)さあ、この時間は木曜『ふくわうち』パートナーのレイザーラモンRGさんがずっと話していたことを自由気ままにしゃべり倒していくお時間です。
(レイザーラモンRG)ちょっと局地的にチェッカーズブームがきそうな勢いがしてまして。
(内山絵里加)すごいですよ。Twitterでも「まもなく静岡県内の経済活動、各種配送等が遅くなる恐れがあります」とか「この後は『ずっと話していたい』です。作業の手を止めましょう」とか。なんで止めちゃうの?(笑)。あとは「ちょっと待ってください。前髪、伸ばすんで……」っていう。
(レイザーラモンRG)ああ、間に合うかな? たらしてね。で、『キングオブコントの会』という番組がありまして。そこでダウンタウンの松本さんがまさかのチェッカーズのとある曲を中心としたコントを披露されまして。もうチェッカーズファンは大喜び。しかも「えっ、その曲ですか?」っていう。
曲は俺たちのロカビリーナイトやけど衣装はジュリアに傷心やね?#落ちる #靴下かわゆい#キングオブコントの会2022 pic.twitter.com/x2VCoqbhlO
— はまゆう(はまぐり) (@dressgram) April 9, 2022
(レイザーラモンRG)ウッチーはチェッカーズ、どういう曲を思い浮かびますか?
(内山絵里加)『涙のリクエスト』。
(レイザーラモンRG)「なみだのぉ~♪」ですね。はい。あとは?
(内山絵里加)『ギザギザハートの子守唄』。
(レイザーラモンRG)「ちっちゃな頃から♪」ですね。
(内山絵里加)以上です。
(レイザーラモンRG)以上ですね。とかですよね。だいたいね。「ウォウ、ウォン、ジェラシー♪」とか。そのへんがいわゆる最初、大ヒットをめちゃくちゃしまくったチェッカーズ。ロケットスタートをしましたけども。僕が好きなのはそのちょっと後から。本人たちがアイドルとして扱われるのがちょっと嫌だ感が出てきて。自分らの意思を持った曲たちをどんどん出していく。ちょっと大人な曲を出していく。そこがちょうど俺の小学校高学年、中学年とリンクして。ニコイチで俺の青春なんですよね。
(内山絵里加)たくさんお便り、来てますよ。「チェッカーズ、姉がファンクラブに入っていたんで私も姉と一緒に聞いていました。『星屑のステージ』が一番好きです。
(レイザーラモンRG)「ほぉーしくぅーずのー♪」。
(内山絵里加)「1986年公開の映画の主題歌でもあった『Song for U.S.A.』も大好きです」。
(レイザーラモンRG)「This is the Song for U.S.A.♪」。はい。
(内山絵里加)「あとサックスのナオユキが歌ったアルバム曲『Lonely Soldier』もじわります。今日はもっとノリノリの曲をセレクトされるかもしれませんが、楽しみにしてます」。
(レイザーラモンRG)では、ちょっと皆様のお仕事の邪魔にならない程度にかけさせていただきます。まずはダウンタウン松本さんが選んだこの曲。チェッカーズで『俺たちのロカビリーナイト』。
チェッカーズ『俺たちのロカビリーナイト』
(内山絵里加)いやー、初めて聞いたんですけど。この歌、めちゃくちゃいいですね!
(レイザーラモンRG)はい。そうなんですちょっと自分たちの……やっぱのリーダーの武内享さんとか、ロカビリーとかドゥワップとかが好きだっていうことで。ちょっとずつ自分たちの音楽性をどんどんと反映していって。それが混ざり合って。これはいわゆる初期からのプロデューサーの方にやってもらった曲なんですけども。で、俺はこれぐらいから「あら? チェッカーズ、なんかかっこよくなってる? 今まではキャーキャー人気だったけど、ちょっとかっこいいじゃん?」ってなっていって。
で、ここからかける次の2曲はCMソングだったんです。CMソング用に作られたので、テレビでほぼやってないんですって。だから俺、「この曲をめっちゃ聞きたいのにテレビ全然やってくれないんじゃん!」ってなっていたのを今、ここで再びしっかり聞かせていただきます。CMソングとして作られました。まずはこちら、チョコレートのCMですね。この曲を聞いてもらいましょうか。『HEART OF RAINBOW 〜愛の虹を渡って〜』。
チェッカーズ『HEART OF RAINBOW 〜愛の虹を渡って〜』
(レイザーラモンRG)これがグリコアーモンドチョコレートのCMソング。なんと7分以上に及ぶ長い曲で。『夜のヒットスタジオデラックス』だけでやってくれたっていうね。で、もう1個、この時に両A面……やる気MAXの時のバンドって大体「両A面」とか。アルバムにめっちゃ曲数を入れるっていう……ガンズ・アンド・ローゼズもそうだったんすけど。とにかく曲をめっちゃ作るんですけど。もう1曲がTDKカセットテープのCMソングでした。『ブルー・パシフィック』。
チェッカーズ『ブルー・パシフィック』
(レイザーラモンRG)素晴らしい! どんどんアイドルっぽさが抜けていって。どんどん男の歌になってきてるので。この2曲はあんまりたぶんかからないと思いますよ。
(内山絵里加)初めて聞きました。
(レイザーラモンRG)今日はチェッカーズ特集、俺が本気だということで。俺がものまねしたことは嘘ではないということをちゃんとわかってほしい。普通なら、この後にね、『神様ヘルプ!』とか『OH!! POPSTAR』とかか、『Song for U.S.A.』をかけるところですが……もうそんなん、みんな聞いてるやん? 自分で聞けるやん? ねえ。みんなで聞こうということで、この後ぐらいから藤井フミヤさんが作詞で、作曲がメンバーの誰かみたいなのをどんどんやっていきます。もうチェッカーズ、「すいません、俺たちにやらせてください」ってなって。
(内山絵里加)自我が芽生えて?
(レイザーラモンRG)自我が芽生えて。で、この曲。1987年に14枚目のシングルを出しますが。これは作曲者の鶴久政治さん。かわいい方のコーラスの方ですね。「オリコン初登場1位にならなかったらパンチパーマにする」とライブ中に宣言をして。でも、ちゃんとチャート1位を獲得してパンチを免れました。これ、名曲です。チェッカーズ『WANDERER』。
チェッカーズ『WANDERER』
(レイザーラモンRG)「Oh, WANDERER!(WANDERER♪)」って。このコーラスがいいですよね(笑)。はい。もうかわいいチェッカーズはいません。男らしい、かっこいいチェッカーズばかりになってきます。どう? みんな、かからん曲ばっかりでしょう?
(内山絵里加)初めて聞いたなー。
(レイザーラモンRG)どんどん歌詞を乗っけてくれてる人がいる(笑)。
(内山絵里加)ああ、藤井フミヤさん、前髪こんなになってたんですか?
(レイザーラモンRG)そうなんですよ。前髪、ダラーンってなっていて。ただ、俺がかけてるのはもうこのかわいいフミヤじゃない時。もうかっこいい、俺たちはやりたい音楽をやりたいんだっていう時のチェッカーズですね。で、この頃からとんねるずさんの番組によく出るようになって。一緒にコントとかもし始めます。そこでたぶん、今もずっと続いてるノリさんとかヒロミさんとかと知り合って。今も親友としてね、やっていて。この間、ヒロミさんが『スッキリ』のコメンテーターになられるということで。ヒロミさんのお友達ということで、フミヤさんの格好を出てくださいっていう感じで俺が出たんですけども(笑)。
(内山絵里加)そうだったんですね(笑)。
明日のスッキリで最近の藤井フミヤさんになってあるある歌ってます♪ pic.twitter.com/bfsGsPk8HR
— レイザーラモンRG (@rgizubuchi) April 11, 2022
(レイザーラモンRG)そういう感じでどんどん交友関係を広げていって。で、次の曲はイントロのところで……この曲がかかったらノリさんが出てきて。「俺の曲だ!」って言って出ていって、「よっしゃ!」っつって踊りだして。「キル、ユー♪」って歌ったところでタカさんがスリッパでパンッて叩くっていう。その音物コントとして最高に出来上がっていた曲なんですけども。これはちゃんとイントロで止まらず、全部聞いてもらいましょう。チェッカーズで『ONE NIGHT GIGOLO』。
チェッカーズ『ONE NIGHT GIGOLO』
(レイザーラモンRG)これなんですよね。最初の「Kill You♪(パンッ!)」。ここで踊るんですね。チャラララララ、パンッ!って。
(内山絵里加)へー! いいなー。楽しそう。
(レイザーラモンRG)「Kill You♪(パンッ!)」。ここです(笑)。
(内山絵里加)「Kill You♪(パンッ!)」って。(ツイートを読む)「こんだけチェッカーズのアツい曲が『ふくわうち』でかかりまくっているのに仕事できるやつ、いる? いねえよなぁ!!?」ってありますね。
(レイザーラモンRG)「いねえよなぁ!!?」。じゃあ、もうこのコーナー、最後です。もうすぐ仕事に戻れます。俺はチェッカーズという文化、カルチャーがですね、当時のちょっとツッパリ、ヤンキーがかっこいいという時代。暴走族まで行かないけど。で、女の子たちもちょっとツッパリ、ワルな子たちが好きだったっていうので。それで『ホットロード』っていう漫画が流行ったんですね。最近、映画化されましたけど。
で、『ホットロード』とチェッカーズが融合といいますか。『ホットロード』を見たフミヤさんがそれで歌詞を考えたっていう曲で。これは1回、その当時……これが1988年とかの話ですけど。あの時代の象徴、アイコンとなる曲。それが俺はこれで出来たと思うんですね。じゃあ本当、皆さん、これ聞いたら仕事に戻ってくださいね。これはチェッカーズの最高傑作のひとつだと思っています。『Jim&Janeの伝説』。
チェッカーズ『Jim&Janeの伝説』
(レイザーラモンRG)くぅーっ! たまらんすね。はい。まあ、チェッカーズと当時のの文化が融合した瞬間です。『Jim&Janeの伝説』。はい。皆さん、仕事に戻ってくださいね。(ツイートを読む)「RGさん、延長頼みます。このまま、あの時にいさせてください」。ダメです。現実に戻ってください。はい。危なかったですね。「チェッカーズも聞いたし、『ホットロード』も読んだし、仕事にならないです」とか。本当にね、チェッカーズが再評価されていくでしょう。今年は。メッセージ、来ましたか?
(内山絵里加)はい。「素晴らしい選曲。RGさんありがとう! サックスがまたいいっす」という。
(レイザーラモンRG)うんうん。そうなのよ。サックスがあるからこの曲はね、いいんですよ。
(内山絵里加)『Jim&Janeの伝説』。ジムとジェーンのニコイチ?
(レイザーラモンRG)やるやん! すごいやんけ! ジムとジェーンもニコイチということで。この曲も6月29日発売。ロックの日に発売されたっていうことで。チェッカーズ、ちょっと再結成の話はないと言われているんですけども。みんな、揃ってチェッカーズだった。あの時の輝き。それを改めて音源として楽しんでいきたいと思います。RGのずっと話していたいでした。
<書き起こしおわり>