安住紳一郎 赤坂・六本木のお祭り事情を語る

安住紳一郎 赤坂・六本木のお祭り事情を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で東京都心部のお祭りについてトーク。TBS周辺の赤坂や六本木の町内会のお祭りについて話していました。

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(安住紳一郎)それから今日は赤坂は山王神社、2年に1度の本祭ということで。各町内会のお神輿なんかも昨日から出ているのかな? 町内会の町々に休憩所みたいなものがしつらえられましてね。町内会のみなさま方が集まって町内会のハッピですよね。背中に町内会の「一番町」「二番町」「三番町」みたいなね。かっこいいですよね。

(中澤有美子)かっこいい。はい。

(安住紳一郎)山王神社は56ぐらいの町の氏子の団体かなんかがあるんですけどね。意外に東京都内はね、まあ、もともと東京に住んでらっしゃる方はお祭りを大事にしていますからね。ちょっと意外な、ひとつの故郷の顔を見せる時、ありますよね。

(中澤有美子)そうなんですよね。

(安住紳一郎)私たち、地方から来てお邪魔している立場になりますと、少しそこにちょっとね、なかなか入っていけないというところもありつつ。うらやましいなという気持ちもあるんですけどね。

(中澤有美子)キリッとしてね。今日もお見かけしましたよ。ええ。

(安住紳一郎)かっこいいですよね! で、また東京八百八町って言ったりしますけどね。町の名前がかっこいいですもんね。「私は生まれついて三番町なんだ!」っていう感じとかでね。お父さんが「三番町」なんてハッピを着て「よし、行くぞ!」なんて言われたら「ええっ! うちは三番町なんだ!」なんて感じになりますよね?

(中澤有美子)アハハハハッ! 誇らしくなりますよね(笑)。

(安住紳一郎)誇らしいですよ。当然ね、二番町とか一番町にはライバル心がわきますしね。

(中澤有美子)アハハハハッ!

(安住紳一郎)かっこいいな!って思いますよね。あとは時代っていうんですか? 六本木の方に行きますと「一番町」「三番町」「四番丁」「麹町一丁目」「隼町」みたいなのに混ざって「アークヒルズ」っていうのがありますからね。

(中澤有美子)ああ、そう。カタカナの。ええ。

(安住紳一郎)「ええっ!」って思いますもんね。提灯に「アークヒルズ」って書いてあってね。

(中澤有美子)フフフ、字体はね、一応ああいう……。

(安住紳一郎)字体は江戸文字で、粋なハッピにちゃんと丸い「アークヒルズ」ってなっていて。いや、それはそれでかっこいいですよね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

アークヒルズお神輿

(安住紳一郎)すごいですよ。よくね、「三代続くと江戸っ子だ」なんて言われたりしますけども。当然ね、最近合流してきたみなさんも多いわけで。外国人のみなさんもね、日本在住がずいぶん長くなっている方は子供の方は当然、見た目は外国人でありながらも江戸っ子という感じが芽生えてきて。ただ、普段使っている言葉は英語なのかもしれないので、ちょっとそういう新しい外国人のみなさんの多い町内会になりますと神輿がすでにインターナショナルな感じで。「ワショーイ、ワショーイ!」って。

(中澤有美子)アハハハハッ! そうですか。へー!

(安住紳一郎)「ワショーイ!」って。あれはね、それぞれの町のイメージでいいんじゃないですか。掛け声もそれぞれの町内会であると思うんですよ。いいと思いますけどね。「おっ、ちょっと違うな」なんて。特に子供神輿みたいな場合はね、ちょっとまだ「わっしょい」の感じが板についてなくて。「ワショーイ! ワショーイ!」って……。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)「力、入んないな!」みたいな。

(中澤有美子)かわいい(笑)。

(安住紳一郎)かわいいですよね。「なんかちょっと横滑りしてんじゃないか? この神輿、大丈夫か? ちょっとズルズルズルズル横に……あれ? 大丈夫かな?」みたいな。

(中澤有美子)たしかに(笑)。力が漏れている(笑)。

(安住紳一郎)「正しく力、伝わってないんじゃないかな?」って思う時がありますけどね。「ワショーイ、ワショーイ!」ってね。あるんでしょう? アクセントとかがね。当然、「W」で始まる場合なんかはね。頭にアクセントがつかないのかな? わからないですけども。言いづらいんでしょうね。きっとね。

(中澤有美子)そうなのかな?

(安住紳一郎)少し天候に恵まれませんけども、怪我のないようにお祭りを楽しんでいただきたいと思います。

<書き起こしおわり>

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