2022年3月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で木村拓哉さんのアルバム『Next Destination』CD購入者限定プレミアムイベントの模様をオンエアー。Creepy Nutsが考えた独自の木村拓哉さんの呼び名候補を提示し、今後木村さんのことを「アニキム」と呼ぶことについてOKをもらっていました。
(R-指定)では、改めてご紹介しましょう。木村拓哉さんです。
(木村拓哉)よろしくお願いします。
(松永・R)よろしくお願いします!
(R-指定)ねえ。来ていただいてありがとうございます。
(DJ松永)ちょっとね、もうラジオの世界観に行かせてもらいたいと思いますけども。早速なんですけども、はっきりさせたいことがあるんです。このラジオの中で。
(木村拓哉)「はっきりさせたいこと」?
(DJ松永)Creepy Nutsは木村拓哉をなんて呼んだらいいのか問題。これがずっとラジオの中で議題に挙がってましてですね。
(木村拓哉)はいはい。
(R-指定)そうなんですよね……。
(DJ松永)すいません。ファンの方はちょっとお付き合いいただければと思うんですけれども。ちょっと説明しますと、まあ我々はまず木村さんとラジオ『Flow』で共演させていただきました。連絡先も交換しました。『さんタク』でもご一緒させていただいて、連絡のやり取りもさせていただいております。で、だいぶ距離が近くなったのにもかかわらず、「木村さん」という呼び方だとちょっとよそよそしいんじゃないかということになっておりまして。
(R-指定)まあまあまあ、いいんですけどね……。
(DJ松永)ただ「木村くん」だとやっぱりジャニーズの直の後輩ではないわけですから。それもまた違うんじゃないかということで。で、ご本人を目の前にして、公認の呼び方を今、決めたい。
ご本人を目の前にして公認の呼び方を決めたい
(R-指定)まあ、僕は全然「木村さん」でいいなと思うんですけど。なんか「木村さん」より近く。でも「木村くん」ほどなれなれしくない塩梅……。
(DJ松永)で、オールナイトニッポンでもいろいろ候補が出たんですよ。で、今のところ最有力なのが「キムタくん」。
(R-指定)あ、ごめんなさい。
(木村拓哉)「キムタくん」? それ、1人だけうちの後輩で平野(紫耀)っていうやつがいるんですけど。
(DJ松永)キンプリの?
(木村拓哉)その彼が1回、自分のことを「キムタくんって呼んでもいいですか?」っていうような発言があったので。
(DJ松永)なんかそれ、噂には聞いてるんですけども。
(木村拓哉)だから、ひょっとしたら彼とかぶってしまう可能性もあるんじゃないかなと。
(DJ松永)ああ、それは避けたいですね。それは、了承したんですか? 木村さんは。
(木村拓哉)了承はね、その場ではしなかった感じだったかな? じっと彼を見つめた。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ!
(R-指定)怖っ! 平野くん、めっちゃ怖かったでしょう。その、ちょっとぶっ込んで(笑)。
(木村拓哉)わかんないけども。「ああ、一生懸命彼なりに考えてはきたんだな」と思って。
(DJ松永)後輩をあたたかく見守って。
(木村拓哉)そうですね。なんだろう?
(DJ松永)あと放送でね、リスナーの皆さんたちといろいろ考えたんですけども。ひとつ目が「キムタさん」。
(木村拓哉)「キムタ」……?
(DJ松永)いや、キムタくんだとちょっとなれなれしいから。「さん」にして「キムタさん」ってするのはどうだろうって。
(木村拓哉)いや、それはもう別人だよね? キムタさんって、なんか「砧さん」みたいになっちゃっているから。
(R-指定)漢字一文字。砧スタジオの。
(DJ松永)あと、2つ目が「おキム」。
(R-指定)これは、よくないですよね?
(DJ松永)「おキムさん」でもいいですよ。
(R-指定)あの、ホンマにこれ、すいません。あの、リスナーが言ってきたんですよ。
(DJ松永)僕らはね、無罪なんで。すいませんね(笑)。
(木村拓哉)「おキム」。うーん……。
(DJ松永)おキムって呼ばれたこと、あります?
(木村拓哉)おキムはない。小学校、中学校の時のあだ名は「キム」だった。
(DJ松永)へー! ああ、そうなんだ。
(木村拓哉)「今日、放課後にキム、○○へ行こうぜ」とか、そういう感じで友達は呼んでましたけども。
(DJ松永)地元の友達とかはキムだったんすね。
(木村拓哉)そうそう。小中はキムでしたね。
(DJ松永)じゃあおキムは厳しそうですね。
(木村拓哉)おキムってちょっとなんか、時代背景が違うよね? 2022年だからね、今。
(R-指定)もうちょっと……古風な感じ、しますよね。なんか。そこに「お」がついて。
(木村拓哉)そうね。
(DJ松永)で、まだあるんですよ。3つ目が一応、R-指定も「これなんじゃないか?」って言っていて。
(R-指定)いやいや、違う違う。言ってない。
(DJ松永)やっぱり兄貴感を。リスペクトを込めて兄貴感をその呼び名に込めたいなということで「アニキム」。
(木村拓哉)フフフ(笑)。あっ、でも会場のみんなは「アニキム」ってなった瞬間にみんな……。
(DJ松永)ちょっと反応がありましたよね?
(R-指定)笑っていただいて。
(木村拓哉)みんな、今一斉に頭が前に動いたよ?
(R-指定)えっ、ちょっと待って? アニキム、好感触?
(DJ松永)まさかのアニキム、いい感じ?
「アニキム」は好感触
(R-指定)たしかにキムタさん、おキムの時は「後でマジで殺される……」って思ったけども、アニキムの時はちょっとだけ笑みが……あれっ?
(木村拓哉)一番、今日来ていただいている皆さんは飲み込んでくれたような感じはしましたよ?
(DJ松永)まさかのアニキム、飲み込んでくれた?
(木村拓哉)でもさ、これ、オフィシャルの時に? それとも普段のLINEのやり取りの時も「アニキム、おつかれさまでーす!」って来て。自分の「ああ……たしかにこの間、決まったしな……」って?
(DJ松永)フフフ、たしかに(笑)。今、ステージ上だからいいですけど、プライベートでLINEいじっている時に急に「アニキム、おつかれさまですっ!」って来た時のことを想像すると、どうですか?
(木村拓哉)いや、でも見届け人がこんなにいるので。
(R-指定)800人の見届け人が。
(木村拓哉)その見届け人が割とみんな、一斉に笑ってくれたっていうのは……。
(R-指定)いや、そうなんですよね。体が揺れたんですよ。全員。
(木村拓哉)全員、前にクンッ!って来たから。
(DJ松永)ちょっとアニキム、好感触。
(木村拓哉)アニキム、どうっすか?
(観客)(拍手)
(R-指定)あり?(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! マジで?(笑)。
(R-指定)マジか(笑)。
(DJ松永)で、ちなみになんですけど。また別案……おまけですよ? おまけで、もう1個あるんですよ。
(R-指定)いい、いい。言わんでいい。
(DJ松永)あの、R-指定が日本で最も尊敬しているのが木村拓哉さん。で、アメリカのラッパーで最も尊敬してるのがエミネムなんですよ。で、エミネムと木村拓哉さんって実は同い年なんですよ。
(R-指定)すごいでしょう? そうなんですよ。
(DJ松永)で、「キムネム」っていう……(笑)。
(木村拓哉)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)キムネムは……?
(木村拓哉)いや、それはだってさ、俺はOKを出しても、エミネムはOK出してないから(笑)。
(DJ松永)ああ、そうか。エミネムのOKが出ていない。
(R-指定)そうなんですよね。
(木村拓哉)でしょう?
(R-指定)やし、やっぱりアニキムの時よりもみんなクッて目が……。
(DJ松永)アニキムの時よりは厳しめでしたね。
(R-指定)ちょっと、キムネムはごめんなさい。下げさせていただきます(笑)。
(DJ松永)やっぱりごめんなさいね。おまけだったんで。ごめんなさい。じゃあ、ちょっと待ってください。この感じだと……まあ、今の話し合いをまとめると、Creepy Nutsは今後、木村さんを「アニキム」と呼ばせていただく方法でよろしいんですか?
(R-指定)いいんですか?
(観客)(拍手)
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! マジでいいの?(笑)。
(木村拓哉)いや、自分がOKする前に、見届け人の800人が拍手をしだすっていうことなので……これは、そうですね。だからみんなも含め、801人のOKが出たっていうことでいいんじゃないですか?
(DJ松永)うわっ、ありがとうございますっ! じゃあ、今後、木村さんのことをCreepy Nutsは「アニキム」と呼ばせていただきますっ!
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)まさかの結果が出ました!
(R-指定)オリジナルで呼び名が決まりました! ありがとうございます!
(DJ松永)うわっ、どこかで誰かに怒られそうな気はします。
みんな自分だけの呼び方で木村拓哉を呼びたい
(木村拓哉)いやいや、まあEXITの2人からは「最高顧問」って呼ばれてますし。ミキのお二人からは「師匠」って呼ばれているんですけども。まあ、Creepy Nutsからはアニキムという。
(DJ松永)やっぱりみんな、自分の中の木村拓哉像が存在して。スペシャルにしたくてしょうがないんだな。
(R-指定)そうなんよ。自分だけの呼び方で呼びたくなってしまう。
(木村拓哉)わかりました。じゃあ、アニキムで。
(DJ松永)アニキムで。ありがとうございます。すいません!
(R-指定)ありがとうございます!
(観客)(拍手)
アニキム拍手 #cnann0 pic.twitter.com/lQt8nHKI9L
— こ (@0411273_sn) March 8, 2022
<書き起こしおわり>