DJ松永 扇久保博正・おぎちゃんねる。に鼓舞されている話

DJ松永 扇久保博正・おぎちゃんねる。に鼓舞されている話 Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

DJ松永さんが2022年3月1日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で扇久保博正さんがYouTubeチャンネルでRIZIN.33バンタム級JAPANグランプリ優勝を振り返る動画を何度も見て、そのたびに鼓舞されていると話していました。

(DJ松永)いやー、初めての1人回でしたね。1人回だったけど、コーナーができなかったなー。用意してたんだけど。1人エド・シーランを。1人エド・シーランを読んで、1人エド・シーランリアクションをやろうと思ったのに。セルフ・エド・シーラン。できなかったなー。格闘技の話、する予定全くなかったんだけどなー。なんでなんだろうな? 格闘格闘技の話をすると長くなるんだよな。なんでなんだろうな? まだまだできるんだけどな。

俺、結局去年のRIZINの扇久保博正と関根”シュレック”秀樹の話、させてくれなかったじゃないですか。一生忘れねえからな、本当に(笑)。あの『関ジャム』と格闘技……なんすかね? 素晴らしいんですよ。優勝した後に扇久保博正さん、おぎちゃんねる。の動画って基本、いつも基本的に短いんですよ。だけど、おぎちゃんが1時間半ぐらいしゃべってる動画を優勝した後に上げたんですよね。

その時の動画が本当にやっぱり命を削ってやって、本当に一夜で全部を掴んだ男の言葉……嘘のない本当に研ぎ澄まされたピュアな、かつ深く刺さってくる言葉みたいなものは、もう1時間半ずっとしゃべってるんですけど。それに本当に鼓舞されるんですよね。「自分ももっと頑張んなきゃ」みたいな。本当に本当に勇気づけれるから。俺、もう20回ぐらい聞いたもん。それ、そのYouTube。1時間半ぐらいあるやつ。

メールです。「『インナー関ジャム』が終わって、『インナーGET SPORTS』が始まったけど、もしかして今、俺のいる世界線、日曜のテレ朝?」(笑)。『インナーGET SPORTS』が始まってるのか……いや、違う。ごめん! RIZINでしょう? RIZIN、フジテレビだから。違うのよ。RIZIN、フジテレビです。あと皆さん、知らないでしょう? これ、難しいんですけど……RIZINってスポーツ部じゃなくてエンタメ部が担当してるですよ。バラエティ部が担当してるんだよ。

だから『GET SPORTS』枠じゃないんですよ。これまた難しい話になってくんですけど。テレビ上の扱いではバラエティ班が作ってるんですよね。不思議ですよね。だからスポーツニュースとかであんまりやらないでしょう? これ、そういうことなんですよ。

放送終了後のミクチャ配信限定アフタートークで……

(DJ松永)あとやっぱり、ちょっと途中で終わっちゃいましたけども。扇久保博正。(スタッフを見て)おい、「もういいよ」みたいな顔、すんなって! 「マジで大丈夫です」じゃないんだよ。で、おぎちゃんがそのバンタム級トーナメントって、1年間かけてやるんじゃなくて、半年間ぐらいでやるんですよ。6ヶ月とかでギュッとやっているの。そんな短い試合間隔で何試合もやっているの。

で、おぎちゃん、1試合目で拳を骨折しているのよ。で、バンタム級トーナメントの準決勝と決勝が年末にあるでしょう? その前には肋骨を折っているんですよ。で、まともなスパーリングができなかったんだって。それを言わなかったんですよ。試合前とかに。もう、それは負けたら言わないって決めていたんだって。「勝ったら言おうと思っていた」ってその時に言っていて。

で、その時に……スタッフ、全然こっち見ねえじゃん。本当にマジで……あ、全員今、おぎちゃんねる見ているのか? パソコンで。だとしたら俺は本当に仲間だと思っている。おぎちゃんねるのあの1時間半のやつ、見てるの? でも、おぎちゃんがマジでもうダメだっていう時に……ああ、見た? 見た? もう全員見た? じゃあ俺のトークがリマインドみたいになっている? でもいいや。もう1回。「なにをいまさら」的な? じゃあ、もう1回話させて。じゃあ。全員100回見た? 100回見たの? じゃあ、101回目に行こうか(笑)。

あ、さっき見た? じゃあ、もう1回見よう。今日、2回見よう。今日は2回見る日だから。で、おぎちゃんが肋骨を折れてスパーとかできない日に、もうでっかいタイヤをハンマーで叩きながら「俺はヒョードルになる!」って言って。そう言いながらハンマーでバンバン叩いていたらしいんですよ。なんかちょっとそれ、笑って普通に聞いちゃいそうな話じゃないですか。怪我しているけど、めちゃくちゃでかいタイヤをハンマーでバンバンやりながら「俺はヒョードルになる!」って言って。「なんだよ、ヒョードルになるって?」っていう感じだけども。

でも、そんな状態で「俺はヒョードルになる!」っていうんでガッと集中入れてトレーニングを続けられるその愚直さ、ぶれなさ、ひたむきさ……これはやっぱり本当に自分も見習わなきゃいけないし。毎日毎日ひたむきな鍛錬が絶対に必要で、それはかならず実を結ぶ日がくるっていう、その至極当たり前のことをその「俺はヒョードルになる!」の一言でもう1回、思い出させてもらったんですよ。

だから結局、格闘家の放つ言葉って素晴らしいんですよね。本当に胸を打つ……なぜなら、生き様と前後の文脈関係で見せてくれてあの言葉だから刺さるんですよね。見てねえだろ、お前ら……「わかった、わかった」みたいな顔をしているけども。えっ、おぎちゃんに直接聞いた? お前ら、おぎちゃんに会ったことなんてねえだろ? 俺でさえ会ったことないのに……おぎちゃんと仲がいいの? すごい、羨ましい。えっ、嘘をつけって。

誰もおぎちゃんに会ったことないだろ? おぎちゃんの従兄弟なの、嘘だろ? おぎちゃんの親戚なの? えっ、じゃあ全員親戚ってこと? 正月、全員で集まっているの? おぎちゃん……RIZIN明けのおぎちゃんとみんなでメシ食ってんの? 呼べや、じゃあ! おぎちゃんと一緒に餅を食わせろって、マジで。「仕事したくない」って言っているけど、おぎちゃんがいたら別よ。別。本当に。がっかりした。本当にがっかりした。もう、終わっていいですか?

でもね、俺はマジで格闘技とは逆に関わりたくないのよ。本当に好きすぎて。関わると、利害関係が生まれちゃうから。あと、格闘家の人に感謝されるのも違うと思っている。逆に俺は感謝する立場だから。俺が一方的に「ありがとうございます」って言う立場だから。俺は遠くから、1オーディエンスとして見ていたい気持ちでいっぱいです。

扇久保博正・おぎちゃんねる。「バンタム級トーナメント 舞台裏振り返り」

<書き起こしおわり>

DJ松永 格闘技に救われている話
DJ松永さんが2022年3月1日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で自身の趣味である格闘技観戦についてトーク。自分を救ってくれるエンターテイメントであると話していました。
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