パンサー向井さんが2022年1月25日放送のCBCラジオ『#むかいの喋り方』の中でTBSラジオ『伊集院光とらじおと』の後番組のMCに抜擢された件について話していました。
(向井慧)あとね、なんかラジオで言うと、ちょっと記事がね、出てたんですよ。先週の金曜日ぐらいですか? ひどい記事でしたよ。なんか「パンサー向井が大抜擢」みたいな。なんかそのTBSラジオの朝……今、伊集院さんがやられていて。その伊集院さんの番組が終わられる。「その後のMCの最有力候補に向井が……」みたいな記事が出てまして。まあ言うたら、30年続いた大沢悠里さんっていうレジェントパーソナリティーの方がいて。その後を伊集院さんがやって。
で、それが終わるということで、その次は誰なんだ? みたいな記事なんですよ。で、なんかその謎のラジオ関係者みたいなね、いつも出てきますよね。知らねえ……「誰なんだよ?」っていうラジオ関係者が語っているんですよ。「向井さんは主婦層に絶大な人気がある」とかね。聞いたことねえよ(笑)。どこにいるんだよ? 俺のことをすごい好きな主婦って。いや、このラジオに送ってくるド下ネタ替え歌主婦はいっぱいいますよ?(笑)。とんでもないえげつない下ネタを送っていただいている主婦の方はいっぱいいます。
だから、そういうのをもしかしたら「主婦に人気」と捉えてくれてるのかもしれないんですけど。それで「フレッシュで」とか……フレッシュ?(笑)。いや、俺もうここ最近、「フレッシュ」なんか言われたことないですよ。36歳で。「もうそんな歳なんだ」とか言われることはあれど、「フレッシュで」って。あと、「ギャラが安い」とか(笑)。失礼しちゃうわねー! いや、まあ安いんでしょうな。わからんけど。
それで、「向井は今、ラジオをレギュラーで3本やっている」みたいなので、このラジオの名前も書いてくれてました。『#むかいの喋り方』『パンサー向井のチャリで30分』など3本、持つ」って言ったせいで……今、俺は本当は4本、やってるんですよ。NHKの『又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間』とAuDeeっていうアプリの『向井と裏方』っていう。だからこれで、やっぱりその『向井と裏方』スタッフが、「どっちがもう1本に入っているんだ?」っていうことをすごい気にしてて(笑)。いや、だからあれはもう「4本」ってちゃんと書いてほしいですよね。
で、なんか一番最低だったのがその記事の締めですよ。「向井の大抜擢、サンキュー」って書いてあって。史上最低のギャグで締められてた記事なんですけど……まあ、結論から言うと、やります!(笑)。はい、やります、やります(笑)。はい、本当にふざけてここまでちょっとしゃべりましたが、ありがたいことに春から、TBSラジオの朝8時半から11時の番組をやらせていただくことになりました。
「向井の大抜擢、サンキュー」
で、月から木ですかね。木曜日だけ隔週です。だから月木全部出る週と月水しか出ない週はあるんですが、春からやらせていただくんですけど。「おいおい、向井? どの局で発表してるんだよ?」と思ってる方がたぶん、いると思うんですよ。「なんでCBCで言うの?」って。CBC、流れてないですから。ネットしてないですから。CBCは朝はつボイノリオさんっていう本当にそれこそレジェンドパーソナリティーがやっていて。この先もずっとやるんで。だから「どの局で言ってるんだよ?」っていうところなんですけど。これは金曜日にこの記事が出まして。で、この今日、生放送があるというところで、自分的に「記事に全く触れない時点で『なんかあるんだろうな?』ということになるだろう」と思って。
それだったら、なんか自分でちゃんとしゃべりたいなって思ってたら、そういう気持ちを尊重していただいて。「じゃあ、もう向井さんがやってるラジオでおっしゃっていただいて」って。本当、たぶんこの後ね、夜11時……この30分後ぐらいに正式にリリースが出るということで、まあラジオ愛があるのか、「もう、ここで好きにしゃべってください」って。
で、ありがたいことにTBSの上層部から「こんな風にしゃべった方がいいんじゃないですか」って僕は言われてないので(笑)。いや、僕は自由にしゃべります。いや、そっちはわからないですが。僕はもう本当に別に何も言われてないので、好きにおしゃべりさせていただけるんです。ありがたいです。で、まあもちろんね、お話をいただいた時の一発目の感想で言うと、「いや、できるか!」っていう感じです(笑)。荷が重過ぎる。もちろん僕は、なんだったらつボイノリオさんのラジオを学生時代に聞いてたんですよ。
で、学校が休みの時だけ聞けるちょっとなんか「うわっ、大人ってこんなの聞いてんだ」みたいな。で、すっごいスケベなことも言うし。「なんだ、このラジオ?」って思って。だから学生時代、東京に出た時に朝、大沢悠里さんという方がやっていて。で、大沢悠里さんも結構、「お色気大将」とか大人のを朝からやっていたんで。僕はつボイノリオさんで免疫があったんで。「ああ、東京にもやっぱりあるんだ」みたいな。
で、それからもちろん、伊集院さんのラジオとかも聞いて。「すごい面白いな」っていう。で、言ったらそのバトンというか、みたいなものを受け取れるかい!っていうところって。しかも、ねえ。「バトン」って言っても、パン!ってちゃんと渡ったというよりはカランカランッ!ってなって砂がついたバトンっていうか。ちょっとこうね、うまく回ったのかどうかっていうのは、ちょっとあれですけど。それを受け取ることができるわけがないというところで、8割ぐらいの気持ちで「まあ、ちょっとこれは無理だな」という第一印象で。
それでも、決めるまでの期間を一応いただいていて。「これだけまでにとりあえず、考えていただいて」っていうことになって。で、なかなか誰かに相談できるような話でもないんですけど、「この人の話だけは聞いておきたいな」っていう方。本当に何名かにだけ、相談させていただいて。そしたらすごく、ありがたいお言葉を皆さんからいただき。「ああ、なるほどな」ってちょっとずつ、考えが変わっていったんですが。
で、最終的になんで?っていうので言うと、「こんなバトンを握れる機会は一生ないだろうな」っていう。本当にもう、伝統のある、『キングダム』の王騎将軍の矛みたいな。「そんなものに触れる機会は、ここ逃したらもう、ないかもしれないな」ということで。もちろん、ワンポイントリリーフぐらい短い番組になってしまう可能性もあるし。それか、めっちゃ続く番組になるかもしれないってのはこれ、やってみないとわからないんですけど。「そこのバトンを握った」ということが自分にとってすごくなんか、意味のあることになるんじゃないかということですよね。
で、「こんな挑戦権を獲得できることすらないだろうな」って思ってたんで。こんなしびれる挑戦はもう、できないんじゃないかとかって思ってた時に、「じゃあ、ありがたくやらせていただきます」ということになりました。で、あのもちろん僕だけではなく、月木あるので、曜日ごとにパートナーみたいな形でいろいろ考えてもいますので。まあ、そこらへんは追々、情報が出てきたりとかすると思います。で、「このラジオをどうすんの? 『#むかいの喋り方』、どうするの?」とかですけども、それはもう、そのまんま。今日みたいな名古屋の生放送回もそのまんま。変わりません。
『#むかいの喋り方』はそのまま継続
(向井慧)だからたとえば今日、終わって。次の日の始発で帰ります。始発でどうやら着くのが品川に8時5分。で、品川から赤坂までタクシーでだいたい20分。25分ぐらいに赤坂に着いて、30分から生放送(笑)。いや、これもだからやってみて……というところで。もし無理だったら、なんかいろいろとまた別の形があるでしょうし。なんだったらもう、車で帰るとか。生放送が終わって、車で帰ったらたぶん6時とか7時とかに東京に着くんで。まあ、そんなところです。テレビもラジオもオファーさえあれば、もうなにも……ほとんど減らすことはないです。
よっぽど、ちょっと調整が無理なもの以外はそのまんま、出させていただきますし。だから、そうですね。今年はもう死ぬほど大変な1年を過ごそうというところですかね。で、やっぱり偉大な先輩方……麒麟の川島さんとかも『ラヴィット!』を朝、やりながら別に他もやってますし。極楽の加藤さんとかもずっと『スッキリ』をやりながら他もやってるんで。できないことではないんじゃないかなというところです。
で、本当にいろんなご意見があると思うんですよね。いろんなニュースがいっぱい出た中で、その記事の中からやっぱり自分が思うストーリーみたいなのが出来上がる人もいると思うんですけど。まあ、なんて言うんですかね? 「犬になれるやつを見つけたのか」みたいなご意見もいただいたりするんですよ。でも、これだけは言わせてください。人間だから、犬にはなれないんですよね。そこはね。犬には……犬にはなれないなとは思います。僕は。
まあまあでも、ちょっとわくわくしながら……で、まあここで一応、報告ということでさせていただいて。これからしばらくというか、何か月か、これに関してしゃべるっていうのはあんまりないと思います。というのは今、『ラジオと』がもちろん、これからも続くんですよ。で、僕は本当に好きな番組だし、聞いている番組なので。だから、やっている時にいろんな新しい番組の情報とか、別に聞きたくないと思いますし。ということで、一応ここで報告させていただきましたというところです。
ということで、この話はもう一旦終わりということにさせていただきます。じゃあ、ちょっと1曲、聞いていただきましょうかね。もうまさに、今の自分の気持ちに一番近い曲というか。今、思っていることに非常に近いなと思う曲を聞いてください。宮本浩次で『ハレルヤ』
宮本浩次『ハレルヤ』
<書き起こしおわり>