高木完と吉田豪 藤原ヒロシ・百瀬博教対談を語る

高木完と吉田豪 藤原ヒロシ・百瀬博教対談を語る SHOWROOM

高木完さんが2021年12月7日配信の猫舌SHOWROOM『豪の部屋』の中で藤原ヒロシさんについてトーク。吉田豪さんと藤原ヒロシ・百瀬博教対談について話していました。

(吉田豪)ああ、これ知らない。(コメントを読む)「藤原ヒロシさんが宇多丸さんのラジオで『まだ音楽やってる感じですか?』と発言してしまったことについて」。

(高木完)えっ、誰に対して?

(吉田豪)藤原ヒロシさんが宇多丸さんについてかな?

(高木完)ああ、士郎くんに言ったっていうこと? 「まだ音楽やってんの?」って?(笑)。ああ、RHYMESTERのことをやってるかやってるかって……でも、それは言うじゃない? だって、ほとんどチェックしてなかったら。ヒロシも。それは面白いじゃん(笑)。言いそうで面白いと思うけど。ヒロシが。それ、逆に士郎くん、なんつったのかな? 「えっ?(ドキッ!)」ってなったのかな?(笑)。

(吉田豪)それぐらい興味がないのがいいですよね(笑)。

(高木完)そうだね。ヒロシらしいね。正直にちゃんと言うのが。

(吉田豪)僕、一時期藤原ヒロシさんと結構交流があったんですよ。

(高木完)ああ、本当? それ、格闘技系?

(吉田豪)格闘技系です。百瀬さんラインで。

(高木完)ああ、はいはい。俺が格闘技、全く知らないからね(笑)。

(吉田豪)僕がだから「百瀬さんの仕事をしてほしい」とか言われていたのをずっと逃げてたのが、なんかやらざるを得ない流れになって。1回だけやったら気に入られて。で、たぶん2回目の仕事が百瀬さんと藤原ヒロシさんの対談だったんですよ。

(高木完)えっ、それどこかで読めるの?

百瀬博教・藤原ヒロシ対談

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(吉田豪)なんかの増刊かなんかで。で、これはよくネタにしてるんですけど。本当に百瀬さんが恐ろしいと思ったんですよ。あの藤原ヒロシさんとその2人の対談でロケバスをチャーターして。たして泪橋とか、要はあの山谷のあたりを見に行きたいっていう風に藤原ヒロシさんが言っていて。「じゃあ……」っていうことでロケバスを出して。で、待ち合わせ場所に来た藤原さんがもう、しみじみしてるんですよ。「僕の仕事でこんなこと、されたことないですよ。smartとかでも」って。要は、こんなにすごい扱い……ロケバスの大きさから、ケータリングの豪華さから。

(高木完)ああ、そういうことね。

(吉田豪)百瀬さん対応ですごい扱いになっていて。で、行きで対談を録って、現地で写真を撮ってそれで終わりですって聞いてたんですよ。で、バスの中で対談を録って、現地でいろいろ写真を撮るじゃないですか。帰り道ですよね。「これだけ写真撮ってよ、1回だけっていうのはもったいなくねえか?」って百瀬さんが言い始めて。「おかしいだろ、これ?」って百瀬さんが編集に言い出して。で、編集は「僕の一存では……」「『僕の一存では』じゃねえよ。今すぐ編集長に電話しろ!」って。それで編集長に電話をさせて。「急遽、前後編になりました」ってなって。「だろう? 言えば何とかなるんだよ!」って言って。「じゃあ、帰りのバスの中でも対談しよう!」って言って対談を録って。それで誌面を見たら「連載第1回」になったんですよ(笑)。

(高木完)アハハハハハハハハッ! じゃあ結構続いたの?

(吉田豪)ごねて、結構続いたんですよね。たしかね。まあ対談の連載じゃなくなったんですけどね。ただの連載になっていって。

(高木完)ああ、百瀬さんの連載に。

(吉田豪)その時の受けバスの帰りの時に、百瀬さんが「服を買いたい」って言い出して。百瀬さん、両国のあたりの力士の専門店みたいなところだとちょうど体型が合うからっていうことで、そこに行って。で、百瀬さんが服を選んでる間、僕が藤原さんといろいろ話してたんですよ。そしたら「ヒロシッ!」っつって呼び出して。力士用の正直、3000円とか4000円の服がいっぱい並んでる店なんですよ。「ヒロシッ! 見立てろ!」って言って(笑)。藤原ヒロシさんが「百瀬さんにはこれが似合うんじゃないですかね?」ってやっているそのすごさを相撲の専門店だから、店員もみんなおばちゃんたちだから、誰もわからないんですよ。百瀬さんもそのすごさがわかっていない。「これがすごいことだ」ってわかってるのは僕1人なんですよ。百瀬さんに見立てている光景。

(高木完)しかも、その店で(笑)。

(吉田豪)そう。「これにはこれが合うと思うんですよね」って(笑)。

(高木完)いい話だなー(笑)。

(吉田豪)「見ちゃいけないものを見ちゃった」って思いながら(笑)。

誰もそのすごさをわかっていない

(高木完)似たような話だと、東京のうちの近所の、もう今は潰れちゃったおばちゃんが洋服屋ってあるじゃないですか? ごく普通の。ごく普通におばちゃんが着るような、トラ柄のセーターとか。もう意外と変な服を売っているじゃないですか。うちの家の近所で……山塚アイが家に遊びに来た時に、アイちゃんが「完ちゃん、あの店、ヤバくないっすか?」って言っていて。「うーん、まあ普通の……」「いや、ヤバい! 絶対にヤバい!」とかって言っていて。だいたいああいうのって普通の民家でやっていたりするから。「鏡、ないっすか?」とかって言って、家の中まで入っていてずっとセーターとか合わせてて。で、最終的には買わないんだけども(笑)。「なにをやっているんだろう?」っていう。あれは忘れられないなって。今、画は似ているなって。状況は全く違うんだけども(笑)。

<書き起こしおわり>

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