三浦大知さんが2021年11月23日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。この日の『おげんさんといっしょ』で披露した『不思議 Dance Remix』の振り付けについて話していました。
おげんさんといっしょ
見てくれたみんな、本当にありがとう!終わった後にも集合写真撮ったよ~!
終わっちゃったな~
さみしいから見逃し配信で何度も見ちゃうもんね~(⌒C・>https://t.co/Gd8mfqlkn3#おげんさん pic.twitter.com/LqBfDiULtU— おげんさんちのねずみ~(C・> (@nhk_ogensan) November 23, 2021
(星野源)ちょっとメールが来てます。『おげんさん』の感想。大阪の方。「『おげんさん』、見ました。音楽が浮かび上がるような優しく『不思議』で素敵な世界をありがとう。大ちゃんがおっしゃっていた星野さんの歌を形容する『素敵な地獄』というワードがとても刺さりました。私も世の中は全然素晴らしくないけれど、そんな中をそれぞれが素敵に生きている星野さんの歌が好きです。数々のカバーや『ハッチポッチステーション』『クインテット』とのコラボなど、魅力が詰まっていてあっという間でした」という。ありがとうございます。そうですね。大知くんには『不思議』リミックスで踊っていただきまして。
(三浦大知)そうですね。今回、やらせていただいて。
(星野源)あれ、どれぐらいで振り付けをしたの? 時間にしたら。短かったよね?
(三浦大知)今回、まずそのリミックスを作れる日っていうのがかなり近々だったので。全体でたぶん1週間ぐらいとか……。
(星野源)フゥーッ! 1週間であれですよ。
1週間で制作
(三浦大知)振り付けして、リハーサルして。で、ちょっと……まあ今回、カメラワークも一発、1カメショーで。照明さんにも「こういう感じがいい」っていうそのイメージとか、「この音を取ってほしい」っていう音だけの抜き出したトラックを渡させてもらったりとかしたんですけど。すごい丁寧にやってくださって。
(星野源)バシ決まりでしたね。
(三浦大知)なんかこう、ライブにしたかったんですよ。ライブ会場っていうか。それを『おげんさん』の世界の中でやらせていただけたらなと思ってっていう感じだったんですけど。でも、そのお願いしてくださる時に「もう好きなように」っていう風に言ってくださっていたので。ちょっと大船に乗ったつもりでっていうか、胸を借りるつもりで思い切りやらせていただいて。
(星野源)本当に素晴らしい時間でしたよ。
(松重豊)やり終わった後にもう1回、皆さんのところに戻る時になんか、あの時の清々しい姿が俺、感動しちゃってさ。テレビに映ってないんだけど。あれ、息も切らさずにスーッとさ。スーッと、肩を上下せずに目の前を過ぎていってね。ちょっとね、ゾゾッとしちゃったもん。かっこいい。
(星野源)いやー、あれは僕もしゃべりながら、そのスーッという様を。服を脱ぎながらね。
(三浦大知)そうですね。ちょうどその曲は終わってるんですけど、まだ余韻としてたぶん歩いているところの場所でしたもんね。
(松重豊)そう。かっこいいなって思って。絶対にできない。あんなこと。
(三浦大知)いやいや、めちゃくちゃ光栄でした。
(星野源)富山県の方。「『不思議』リミックス、そして大知くんのダンス。テレビの前で思わず『かっけー!』と大声を出しました。最後の『歩き出す』で敢えて歌の歌詞部分を消して、実際に大知くんが歩き出す場面でかっこよすぎて崩れ落ちました」。いやー、そう。あれは素晴らしいね。
(三浦大知)なんか頭と最後、星野さんの歌をわざとオフにして。その星野さんの歌をちゃんとダンスで見えるようにしたいっていうのを挑戦したっていう感じだったんですけど。
(星野源)素晴らしかったですよ。
(三浦大知)でも、そういうことを試せるっていう場所もなかなかないので。
(松重豊)そんな短時間でできちゃうって言われると、そういう発注が来るんじゃないの?
(三浦大知)いやいや、もう必死。もう本当に吐きながら……(笑)。
(星野源)吐かないでー(笑)。
(松重豊)言っておいた方がいいよ。「こんなこと、二度とできないんだから」って。
(三浦大知)でもなんか、やっぱり勝手ですけども。「地獄」っていうキーワードが結構、自分の中ですぐ決まって行ったところがあったので。なんかその星野さんの作品から感じるものをキャッチさせてもらってバババッと作れた感じがあったので。
「地獄」というキーワード
(星野源)いや、素晴らしい。本当に『不思議』もそういう気持ちでね、世の中が本当にひどいし、今は本当に地獄だから。でもその中でも……まあラブソングを作らなきゃいけなかったから。僕らは愛をちゃんと作れるし、愛のある人にもなれるし。でも、それは世の中のおかげじゃなくて、俺たちが作ってるんだっていう、そういう歌にしたくて。その感じをですね、とても力強い……またなんか、あの3人。全員が揃ってくる……最初、1人ずつでね。揃っていくところも鳥肌が立ちましたし。音には入ってないけども「フォーッ!」って言ってましたんで。俺。「たまらん!」って思って。たまりませんでしたよ。
(三浦大知)いやー、もうドキドキでしたけども。本当に幸せでした。ありがとうございました。
(星野源)こちらこそ。ちょっとまだね、見てない方いるかもしれませんが。今日はもうちょっと、全部ネタバレ展開で行きますけど、ぜひ見てください。今回の『おげんさん』も本当に濃厚ですので。なんかやっててすごく楽しかったし。なんか、あんまり構成とか、意味があって考えたわけじゃなくて。それぞれやりたいことをやっただけなんだけど。何だか知らないけど、この今の2021年にいろんな思いが込み上げてきて。なんかすごく素敵な回になったなという。意味のある回になったのではないかと思います。
<書き起こしおわり>