マヂカルラブリー『有吉の壁』武道館ライブを振り返る

マヂカルラブリー『有吉の壁』武道館ライブを振り返る マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

マヂカルラブリーのお二人が2021年11月11日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で『有吉の壁』武道館ライブの模様を振り返っていました。

(野田クリスタル)いやー、今日はすごかったですね。

(村上)なんですか?

(野田クリスタル)武道館ですよ。

(村上)いやー、本当にね。もうでお笑いやってて武道館に立てるって、思わないっすよね? やっぱり武道館に立ちたくてしょうがないアーティストの方がいる中、助かりましたー。

(野田クリスタル)すごいことですよ。満席でチケットもなんか何万枚も売れてるっていう説もありますから。配信チケットが。

(村上)すごいっすね。「相当売れないとペイできない」って言ってましたから。もう、めちゃくちゃ金がかかってましたね。

(野田クリスタル)金がかかるわ。あれはたぶん。

(村上)だって僕ら、なんか果物の缶詰を模した被り物をしてたんですけど。すごいですよね。細部までめちゃくちゃ丁寧に作ってありましたし。これだけでも相当金が行ってるんだろうなっていう。

(野田クリスタル)なんか違和感あるのよ。要はさ、壁のメンバーってさ、もうずっとなんか地下のライブというかさ。普通に一緒に過ごしてた人らが多いじゃん? もう、気を使うような人がいないっていうか。

(村上)チョコプラとかも実は不遇ですからね。言っても。

(野田クリスタル)そんなメンバーが登場した時にさ、「キャーッ! こっち向いて!」って(笑)。「ひるちゃーん!」って(笑)。

(村上)「ひるちゃーん!」があったかどうかはわかりませんよ?

(野田クリスタル)いや、すごかったよ。インポッシブル。大歓声で。

(村上)いや、インポッシブルが出てきた時は「ワーッ!」ってなっていたけど。「ひるちゃーん!」があったかどうかは……。

(野田クリスタル)俺、聞こえたよ。「ひるちゃーん!」って。あった、あった。

(村上)「えいじくーん!」も?

(野田クリスタル)「えいじくーん!」もあったよ。全然あった。

(村上)いや、インポッシブルは今でもそんなな気がしますよ。ライブだと。

(野田クリスタル)「山本さーん! 山本さーん!」って。

(村上)「山本さーん!」はないよ?

(野田クリスタル)タイムマシーン3号さん(笑)。あったんだよ。マジで。本当に。聞いたんだよ、俺。

(村上)本当に?

(野田クリスタル)俺が「本当に?」って思ったんだもん。

(村上)「山本さーん!」って……あるか? 壁ファンだったら、まああるか。

(野田クリスタル)ああいういつもやってたメンバーがさ、こうやって壁で頑張って武道館埋めて。こんな大歓声を受けるなんてもう異様な光景でしたけどね。

(村上)本当よ。安村さんが最後の、トリで歌って空中に浮いていった時……浮いてたじゃん? あれとかやっぱりちょっと見て、なんか若干涙が出そうになるんだよな。なんか「安村さんも、頑張ったなあ……」っていうね。本当によかったね。

とにかく明るい安村空中浮遊で泣きそうになる

(野田クリスタル)KOUGU維新とかもさ、みんな……だから、あれだわ。一見さ、きつねの大津とかにやらされてる感とか出しているじゃん? 向井くんとかも。

(村上)わかるよ。「もういいって!」みたいな。

(野田クリスタル)そんな感じ、出すけど。もう稽古は満々よ(笑)。

(村上)そらそうよ。プロなんだから。

(野田クリスタル)その日を何とかそのミスしないようにっていうプロ意識とかじゃなくて、もう、そういうことじゃない。

(村上)ノリノリっていうこと?

(野田クリスタル)ノリノリ。満々(笑)。

(村上)「もう1回、やりましょう! こんなんじゃ……」って(笑)。

(野田クリスタル)「最後、野田さん。もう1回、やりましょう」って。何度もやって。で、あんなにダンスをやるんだって思って。すごいみんな、完全に覚えて。

(村上)僕らが壁に出させてもらい始めた時はもう、KOUGU維新はやってなかったじゃん? だからあんなことになってるとは僕、知らなかったから。とんでもないですよね。

(野田クリスタル)そう。それで俺もダンス、踊らなきゃいけないってなって。で、練習を……やっぱりちょっと忙しかったですから。練習する時間ないんで。大宮の楽屋の端っこの方で……やっぱり「なにしてるの?」って言われたくはないんで。気持ち、ちょっと動いてる感の時、あるじゃん? ちょっと4分の1ぐらい動かしている時。ダンスの練習で。ちょっと動かしてるっていう。

(村上)手、下の方でちょっと動かして。

(野田クリスタル)それをちょっと確認してる時に囲碁将棋の根建に見つかって。「えっ、野田くん、なにしているの、それ?」って聞かれて。

(村上)なんか携帯で見ながらやっているわけでしょう?

(野田クリスタル)「ちょっとダンス、やらなきゃいけなくて」っつったら「ちょっとみんな! 野田くん、ダンスの練習してるからさ。ちょっと場所、空けてよ! 椅子、どかしてさ! ここ、使ってよ。野田くん!」っつってさ(笑)。

(村上)楽屋のど真ん中、空けられてたな(笑)。

(野田クリスタル)騒がしい……「いい、いい。違うのよ。そういうのじゃないのよ」って。

(村上)「どこで踊るの?」「武道館で」「武道館!?」って(笑)。

(野田クリスタル)「武道館!? みんな!」って(笑)。「放っておいてくれ。恥ずかしいから……」っていう感じで。いや、練習をしてさ。

(村上)KOUGU維新の方は大丈夫だったんですか? 成功したんですか?

(野田クリスタル)ええと、KOUGU維新では新曲ですが、バリバリ、1本丸々ちゃんと覚えて。踊りながらも歌もあるやつで。もう1曲が元々ある曲らしいんだけど。振り付けが割と簡単で。割と簡単に覚えられるやつがあって。それは本当にダンサーさん、もう俺1人に専属のダンサーさんがついて。ずっと教えてもらって。もうリハの最後まで、細部まで見てもらって。で、まああと、マヂカルラブリーとハナコでやったやつも。フルーツ缶っていうやつで。フルーツ缶のダンスも覚えて一緒に練習して。

(村上)全3曲。

(野田クリスタル)全3曲やりまして、見事全3曲、全ミス。

(村上)3のゼロ?(笑)。いい加減にしてくださいよ……。

(野田クリスタル)びっくりした。

ダンス全3曲、全ミス

(村上)僕らはちょっとその最後、どれが正解かわかんないから。そのKOUGU維新の踊りがね。僕たちの方で「ああ、間違えたな」っていうのはあったじゃないですか?

(野田クリスタル)俺が間違えて……だから、ハナコとマヂカルラブリーでやったコラボは、ちゃんとそれはもう本番中に指摘されているので。「ミスりましたよね?」って言って俺も完全にミスっていたんで。完全なる動作がみんなと違かったんで、それはまあバレましたよ。

(村上)だからそのKOUGU維新の方に時間を割いたから、こっちのフルーツの方がおざなりになったと僕は思ったんですけど。満遍なく全体的におざなりになっていたってことですか? 3のゼロっていうのは。

(野田クリスタル)これ、難しいのがKOUGU維新が思った以上に大人が関わっていまして。やっぱりすごい協力をしてくれる人が多かったですよ。僕の特性上、たくさんの人に協力してもらうと足がふるえちゃうんですよ。

(村上)泣いちゃう? 涙も出ちゃうもんね?

(野田クリスタル)いや、そっちの方じゃないです。足が触れちゃうっていう特性があるんですよ。で、もう一瞬ね、途中まではよかったんですけど。僕、迷子になってましたね。

(村上)行動迷子ですか?

(野田クリスタル)居場所。

(村上)えっ、居場所がなくなっちゃったっていうこと?

(野田クリスタル)「あれ? 俺……どこだ、ここ?」っていう。

(村上)飛んじゃっている状態ですか?

(野田クリスタル)「飛んでる」っていうか、なんか「あれ? ここじゃないのかな? 俺、今ここにいるんだ……」って。最後にいる場所だけ覚えてるんで、その……。

(村上)いや、全部覚えてくださいよ。

(野田クリスタル)いや、最後にいる場所は覚えてるから。要は飛んだとしても最後、そこに行けばいいわけじゃないですか。

(村上)漫才みたいな考え方してるじゃん? オチだけ言えば終われるみたいな。そういうのじゃないのよ、ダンスは。

(野田クリスタル)だから思いの外、飛んだは飛んだけど。飛んだっていうか、1個間違えたせいで全部がズレだしている状態よ。俺1人が。でもそれも、肩を八の字に揺らしてさ、なんかやってる感を出しながら、ちょっとずつ斜め後ろに下がって。最終ポジションにじっくりじんわり、後ろに下がっていって。なんとなくバレなかったっていう。

(村上)バレなかったの? 後で言われなかったの? 「野田さん、あれはなんですか?」とはならなかったの?

(野田クリスタル)ええと、俺もそれ、言われると思ったけど。第一声で向井が「本当、みんなノーミスでやれて……」みたいなことを言っていたんで。「ああ、バレなかったんだ」とは思って。

(村上)向井くん、やっているやつ、いたよ?(笑)。

(野田クリスタル)で、その次の曲に関してはもうミスったのを引きずってて。頭では何も考えてなかったからさ。

(村上)やめてよ。引きずってこっちに来るのは。僕たちはそれしかないんだから。

(野田クリスタル)四千頭身の石橋がずっと合わせてくれてましたけど。気づくように。一緒に行動しなくちゃいけないシーンが結構あったんですよ。だから、その俺に見えるように大げさに動いている感じで。

(村上)おお、優しい! モテるなー。

(野田クリスタル)「モテるなー」と思って。助かりましたね。

(村上)人気ですよね。

(野田クリスタル)いい経験でしたね。

(村上)普通にね、Creepy Nuts、いましたもんね?

(野田クリスタル)あれ、すごかったですね。Creepy Nutsさんがシークレットゲストで来まして。で、ブレイクアーティストのコーナーの時にコラボで。親戚乃家っていう。

(村上)かが屋と空気階段の時と、トム・ブラウンと。

(野田クリスタル)やっぱり盛り上がり方が1個、変わるじゃん?

(村上)ねえ。僕は画面で見てたけど。やっぱり違うよね。大きいよね。「キャーッ! ワーッ!」みたいなのが。マジでアーティストだなっていう。

(野田クリスタル)みんなでさ、モニターで見せたじゃん? Creepy Nutsさん。その時にさ、Creepy Nutsさんがコラボじゃだけじゃなくて、自分たちの曲を歌ってくれるってなってさ。

(村上)まあ、こちらから振る形でね。「せっかくなんで……」みたいなね。

(野田クリスタル)歌っていただけるってなってって。モニターにでっかく「Creepy Nuts」って書かれてさ。で、Creepy Nutsさんが曲を歌いだしてさ。途中からさ、もう誰も壁のメンバーが映らなくなってさ。Creepy Nutsさんが映っていて、モニターに「Creepy Nuts」って書かれてて。「あれ? 壁、終わった?」ってなって(笑)。「あれ?」って(笑)。

(村上)全食われしたっていう(笑)。

(野田クリスタル)全食われ(笑)。「あれ? 次のライブ、入った?」っていう(笑)。「これ、次の日になったのかな?」っていう。

(村上)強い(笑)。

(野田クリスタル)強い。

Creepy Nutsに全食われ

<書き起こしおわり>

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