野田クリスタルさんが2021年10月28日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で自身も出演していた『学校へ行こう!』最終回についてトーク。生放送前にV6の皆さんのところに挨拶に行った話をしていました。
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— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) October 26, 2021
(村上)あとですね、ちょっと僕、ちょっと前にスケジュールメールに気になるのがありまして。なんか仕事……「ルミネtheよしもと1回目」とか、メールで書いてあるんだけど。その中に紛れて「(野田)『学校へ行こう!』挨拶」っていうスケジュールがあったんですけど。あれ、なんですか?(笑)。
(野田クリスタル)しかもあれが生まれたの、前日でしょう?
(村上)そう。なんか急に。「挨拶って何だよ?」と思って。あれ……まあ、この間、最終回がありましたよね。あれの日ですよね。たしか。
(野田クリスタル)そうですね。前日まで「ああ、本当に出ないんだ」ってなりまして。ずっと待ってて。正座して。「えっ、えっ、ええっ?」ってなって。
(村上)あの番組を支えた男ではないんだから、それは来ないよ。
(野田クリスタル)「えっ、出ないの?」ってなって。さすがにでも、ねえ。何も触れずにこのままこのまま終わってしまって『学校へ行こう!』が終わってしまって。で、V6さんとも会えなくなって……V6さん、6人と一緒に会う機会がなくなってしまうっていうのは、ちょっとこれは違うだろうってなって。
(村上)僕もでも、その生放送を見れたのよ。たしか。家に帰れていて。で、「いつ出てくるんだろう?」って思って。「挨拶」って書いてあるからさ。なんかあるんだろうと思って見てたら、出てこねえでやんのと思って。あれは何をしてたんですか?
(野田クリスタル)だから僕がちょっとその前の仕事ありまして。で、その次の仕事までがよく見たら、一応1時間ぐらいはあった。次の仕事までの合間のスペースがありまして。で、ちょっと(マネージャーの)両国に前日に「ここ、行けるんじゃないの? TBS」っつって。で、「ちょっと確認します」って言って。それで、押さえてもらったのよ。もう一か八か、TBS。ゲリラ的に乗り込んで、会ってしまおう。ご挨拶をしに行こうと。
(村上)テレビ局なんか、だってそんな急に行って入れないんじゃないですか?
(野田クリスタル)で、僕もそう思って。最悪、門前払いでもまあ一か八かか行ってみるしかないなと思いまして。両国くんと一緒に、差し入れじゃないですけど。買いまして。それでTBSに行ったんですよ。
(村上)何を買ったんですか?
(野田クリスタル)まあ、ちょっとしたものを買ったんですよ。高そうなお菓子をデパートで買いまして、行きまして。そしたらですね、もう向こうが出迎えてくれてまして。『学校へ行こう!』のスタッフさんが。もう、出るぐらいの……。
(村上)じゃあもう、両国くんが「ちょっと行かせていただきます」っていうのは言っておいてくれて?
(野田クリスタル)まあ、さすがにそれは一応、「ちょっとお願いします」って言って。
(村上)でも、なんか特番でもうてんやわんやであろう中……。
(野田クリスタル)そんな中、本当に楽屋まで挨拶しに行って。V6さんって本当、楽屋ひとつなんですよ。V6さんで。1個の楽屋にいるんですけども。一か八か……もう出るより緊張しましたよ、僕。本当に。足が震えながら。
(村上)イノッチさんは1回、会ってるけど。他の皆さんは……。
(野田クリスタル)ええと、三宅さんは1度、会っていますね。
(村上)他の方はだって、会ってもいないし。覚えてるかどうか、分からないっていう状態だもんね。
(野田クリスタル)で、僕が当時会ったのは三宅さんと森田さんと井ノ原さんに会っているのは覚えてるんですよ。それで他の3名には会ってなかったんですけども。まあ早速、楽屋に入って、1発目にいたのが岡田さんで。
(村上)えっ、会ってない方?
(野田クリスタル)会ってない岡田さんに会って。「おっ、えっ?」みたいになりまして。V6のメンバーには誰も連絡が行ってないんで。僕が来るって。
(村上)えっ、そのマヂカルラブリーっていうのはもう分かってる「えっ?」なの?
当時、会っていなかった岡田さんと遭遇
(野田クリスタル)たぶん分かっていて。もちろん僕、『学校へ行こう!』に出てたっていうことは散々テレビで言ってるんで。だから僕が岡田さんに「すいません。ちょっと昔、『学校へ行こう!』に出てたものなんですけども……」って言いきまして(笑)。
(村上)いや、無数にいるよ(笑)。「未成年の主張」の子らだったてそうだよ(笑)。
(野田クリスタル)もうパニック。俺はもう、本当に足が震えて、口がパクパクで。もう何もできてない状態で。で、「あの、『学校へ行こう!』に出てたものなんですけども」って言ったら「おう、おう」って。「もちろん知ってるよ」みたいなノリで。「おう、おう」って。
(村上)すごいじゃん!
(野田クリスタル)「はい、あの……はい。はい!」って。
(村上)お前から先導してしゃべれよ! なんで向こうが回さなきゃいけないんだよ? 「今日は何しに?」とか、なんで岡田さんが言わなきゃいけないんだよ?(笑)。
(野田クリスタル)「今日はもう本当、頑張ってください。本当に……」ってなって。で、その持っていた、デパートで買った差し入れを「こ、これ、よかったら……」って渡して。「お、おう……」ってなって。
(村上)岡田さんしかいないの?
(野田クリスタル)最初にいたのが岡田さんだったの。で、もっと奥の方にあの坂本さんとかもいたんですけども。
(村上)また会ってない人じゃん(笑)。
(野田クリスタル)また会ってない人。坂本さんはもうメイクしてる最中で。「あ、ほ、本当にすいません!」みたいな。もう生放送の1時間前だから、結構みんなメイクとかいろいろ、衣装合わせとかしてる最中で。あと井ノ原さんも……井ノ原さんは前に『アド街ック天国』で会ってますんで。「おう、なに? どうした、どうした?」みたいな。肩を叩いて。「どうした、どうした?」みたいな。「おう、えっ、なに? 番組? TBSで仕事あったの?」みたいな。「いや、すいません。ちょっとご挨拶だけと思い、ちょっと。最後なんで一応、ここまで来ました」みたいな。「えっ、このために?」みたいに驚いていて。「そうなんですよ」って。で、全員に挨拶をしに行って。皆さんに一言一言、挨拶しに行って。
(村上)覚えてくれてて。
(野田クリスタル)まあ、でももう挨拶をそれぞれしに行ったから。「これ以上いても……」って思って。「ありがとうございました!」って言ったら井ノ原さんが「おう、写真撮ろうよ!」みたいになって。で、全員集めてくれて。もうメイク中の坂本さんとかも、メイク途中で立ち上がって服を着て。で、集まって……。
(村上)そういうところだよね、やっぱりね! 仕事があるっていう人は。
(野田クリスタル)もう全員、肩組んで。V7。
(村上)いや、V7ではない。
(野田クリスタル)V7。
(村上)V6+素人に毛が生えたやつ。
(野田クリスタル)しろセン。
(村上)「しろセン」? 「素人センチュリー」?(笑)。
(野田クリスタル)しろセン1人。
(村上)素人センチュリーなんていう時代はないのよ。なによ?
(野田クリスタル)しろセンが1人いて。
(村上)いや、ないのよ。そんなのは。普通に言っているけど(笑)。
(野田クリスタル)いやー、伝説の1日でしたよ。僕にとっては。
(村上)その写真、私はね、やっぱり相方の特権で見せてもらいましたけど。素晴らしい写真でしたね。
V6との記念写真
(野田クリスタル)変わらないですね。本当、老けもせず。もうあの頃と変わらないまま。
(村上)家に写真、引きのばして貼っておきな。めちゃくちゃいい写真でしたね。
(野田クリスタル)ルミネに飾ろうかな? 伝説の1日のあの写真の横に。
(村上)なんで出れなかったんですか? まあ、ちょっとおこがましいけどね。なんか、出てもよさそうな空気じゃない? これまで、いろんなところで言っているし。その、スタッフさん側も知っているのに。なんなんですか?
(野田クリスタル)その、芸能人してるからですよ。裏かぶりですよ。
(村上)ああ、裏かぶりのせいで出れなかった?
(野田クリスタル)まずは裏かぶり。
(村上)なにかの番組がその時間に放送されているから……って。
(野田クリスタル)まあまあ、それはしょうがないんですけども。あと、さらにその生放送中の時間帯に、大宮ライブ。
(村上)フハハハハハハハハッ!
(野田クリスタル)強いですから。
(村上)私たち、大宮を最優先にしてますからね(笑)。
(野田クリスタル)大宮を……「大宮に出ない」ってことはないですから。
(村上)それはやっぱり僕たちはね、大宮に育ててもらってるんで。
(野田クリスタル)「大宮へ行こう!」。
(村上)「大宮へ行こう!」……最終回じゃないのに? 通常回。「大宮へ行こう!」の通常回が『学校へ行こう!』の最終回に勝ったってことですね?
(野田クリスタル)そういうことになりますね。
(村上)取り合いに。さすがですね、大宮。豪腕。
(野田クリスタル)大宮は強い!
(村上)そういうのとかで両国くんが機嫌悪いじゃないですか? 切れてるじゃないですか? 「なんで大宮なんだよ!」って(笑)。
(野田クリスタル)20年ぶりだぜ、こっち?
(村上)両国くんはね、その僕らが大宮に育てられたこと、あんまり知らないからね。
(野田クリスタル)まあ両国くん自体、本当に社員としては若手中の若手なんで。
(村上)だし、その劇場も経験してないからね。テレビとかをずっとやってるから。「なんでだよ?」って言っているでしょうね(笑)。
(野田クリスタル)なりますよ。そりゃあ、切れますよ。
(村上)「意味分かんないだろ!」って言ってるか。さすがに。
(野田クリスタル)まあでもね、出たとて、何もできませんよ。あの緊張感の中だったら。まあまあ、しょうがないですよ。あれは。
(村上)途中とか僕も……なんていうの? 僕も出てたのかな? 大宮に。なんか最後の方だけちょろっと見れたのかな? 途中から。で、あなたはお笑いの企画だったじゃん?
(野田クリスタル)「お笑いインターハイ」ね。
野田クリスタルって学校へ行こう!に出てたのかー! pic.twitter.com/cAZqdskAFG
— 小胖 (@RYUxCHIE) October 21, 2021
(村上)あの企画の人たちは誰かしら出てたりしたの? 誰も出てないの、結局? 尾崎豆さんとかはね。
(野田クリスタル)ああ、尾崎豆さん、出たんじゃないかな? パークマンサーさんとか出られたと思いますけども。
(村上)めちゃくちゃ懐かしかったよ。だぜとかね。
(野田クリスタル)だぜね。「東京ラブストーリー」。
(村上)めちゃくちゃ……なんだっけ? マサーシー?
(野田クリスタル)マサーシーね。
(村上)めちゃくちゃ面白い番組だなって。改めて。見てて爆笑したもんな(笑)。
(野田クリスタル)なんかさ、関東圏内だとさ、やっぱりあの「未青年の主張」が圏内なんですよ。
(村上)そうか。「あの学校、来たぞ」とかがあるってこと?
(野田クリスタル)なるのよ。「うちの学校、候補に入ってるらしいぞ?」みたいな。あるんですよ。当時。
(村上)それ、すげえ経験できてるなー。
(野田クリスタル)「うちの、この屋上から? うちの屋上、大丈夫か?」みたいな。
(村上)そんな、建物の心配しなくていいよ(笑)。
(野田クリスタル)意外に屋上から校庭を見れるシステムの学校って、そんなにないんですよ。木を挟んでいたりとか。理想的な配置ってあんまりないんですよ。
(村上)それで探してるのかな?
(野田クリスタル)それもあるんですよ。やっぱり。
(村上)あなたのところは別に来なかったんだ?
(野田クリスタル)うちのところは結局、来れなかったっすね。
(村上)いや、いいな。やっぱり都市部で学生をやると、そういうのがあるんだね。だってもう、田舎の人たちは嘘の話だと思っているから。「ない」と思ってるんだから。いいよなー。
(野田クリスタル)いや、楽しいよ。だって『学校へ行こう!』、俺らの経緯としてはさ、まあ「お笑いインターハイ」っていう学生で一番面白い芸人を決めようみたいなやつがあって。それで、もう本当に学校の先生とかが協力するのよ。もうビデオを回してくれて……まず、ビデオ審査があるから。
(村上)まあ、たしかにね。その時、携帯とかもあんまり発達してないしね。
(野田クリスタル)だから俺はもう、先生にビデオを撮ってもらって。
(村上)「こういうのに出たいんで」って?
先生に協力してもらってエントリー
(野田クリスタル)「先生、こういうのに出たいんですけども。どう思いますか?」って言ったら「絶対出ようよ!」みたいな話になって。しかもさ、高校1年生の時に応募したので、中学生の時の担任が協力してくれて。中学に行って、1部屋借りて、ネタを全部撮って応募したんですよ。そしたら、やっぱりもう、青春ですよ。それで折り返しTBSから電話が来て。「ぜひ」みたいな。「こんなにネタを送ってきたやつ、いない」っていう。やっぱり高校生で「面白いやつ募集」ってなったら、ネタじゃないんですよ。「俺、本当授業中、面白いんで!」みたいなことをみんな、言ってくるんですよ(笑)。
(村上)それを動画に撮って送ってくる?
(野田クリスタル)送ってくるんすよ(笑)。だからこんなにストイックにネタ送ってきたやつ、いないから。
(村上)自分がいかに面白いかを語るVを送るっていう(笑)。
(野田クリスタル)で、周りのインタビューとか。どう面白いかとかを。
(村上)そりゃそうだよね。ネタを作るなんて、わかんないもんね。「ネタってなに?」っていう話だもんね。
(野田クリスタル)そこからスイスイ行って。本当に。
(村上)優勝までね。
(野田クリスタル)行きましたから。本当に嬉しいですね。
(村上)よかったですね。最後に挨拶できてね。
(野田クリスタル)うん。本当、なんかエンディングテーマ流れましたもん。自分の。本当に、その写真とともに。
(村上)「写真とともに」(笑)。あなたの頭の中でしか見れないやつね。いや、でもよかったですね。行けてね。
(野田クリスタル)よかったです。本当に、あれから19年経ちましたけど。なんか1個の結末を迎えた感じがして、よかったですね。
<書き起こしおわり>