YZERRとT-PABLOW 双子あるあるとグループ内の役割分担を語る

T-PABLOWとYZERR やんちゃだった小学校・中学校時代を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

T-PABLOWさん、YZERRさんが2021年10月19日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』にゲスト出演。双子あるあるやBAD HOP内での2人の役割分担などについて話していました。

(DJ松永)でも、元々なんか関係性……性格とか立ち位置とかって一緒でした? 元々、YZERRさんの方が全体のプランとかを考えるタイプで……みたいな?

(T-PABLOW)まあ、あと離れていく……。

(YZERR)逆に行くんですよね。女の子のタイプとかも逆に行くんじゃないかなと思いますけどね。

(R-指定)ああ、なるほど! 成長していくにつれて、どんどん逆に行く?

(YZERR)言い方、悪いこと言っていいですか? もうここははっきりと思っちゃっているんで言っちゃうんですけど……似せに行ってる双子ってマジでキモいんすよ。

(R-指定・松永)フハハハハハハハハッ!

(YZERR)ビジネスで似せているのはいいんですけど、ビジネスじゃなくて似せに行ってる、離れていかない双子……何を考えてんのかな?って。だから双子が双子を見るのって気持ち悪いんですよ。

(DJ松永)へー! そうなんだ!

(YZERR)嫌なんですよ。めちゃくちゃ嫌なんですよ。

(R-指定)だから、じゃあもうわかるんや。なんかで双子を見て、「ああ、こいつら、わざとや」みたいなのとか。

(YZERR)それがビジネスになってるんだったらあっぱれ!って思うんですけど。「まあ、それは1回、考えるよね」っていう。それはたしかにやり方として、エンターテイメントして面白いなと思うんですけど。「普段からやってるやつって、なに?」みたいな。「なんで逆に行かないの?」みたいな。

(T-PABLOW)髪の毛も一緒で……。

(YZERR)服装まで一緒に行くやつとか。

(DJ松永)そうか。でもたしかによく考えたら別に舞台に立つ人間でもないのになんでそれをやってるんだろうね?

(YZERR)そうなんですよ。何のメリットがあるんだろう?っていう。

(DJ松永)なんだろう? どういう意図があってやってるんだろう?

(T-PABLOW)それこそ結局「どっちでもいい」みたいになっちゃう。

(R-指定)じゃあ、それは「離れていく」っていうのはもうメシとかも全然違う? 好きなメシとか、好きな車とか。

(YZERR)いや、そことかはだいたい似てるんですけど。車とかもちょっと外しますけどね。タイプを。

好きなものは似ているが、そこを外していく

(R-指定)ああ、だからたぶん本能で行くと結構好きなものは近いけど、それを角度を違う方向に付けていくということや。2人で。

(DJ松永)えっ、車だとどう離すんですか?

(YZERR)「ちょっと俺、ゴツいの行くからスポーツカー行ってよ」とか。

(DJ松永)ああ、話し合い、打ち合わせを(笑)。

(YZERR)あと、先手で出すんで。で、その後に言った時に「お前、それを先に行ったの?」とかもありますね。

(DJ松永)たしかに。先にやっちゃえば「お前、真似するなよ?」っていうことですもんね。

(YZERR)そうです、そうです。

(R-指定)「取られた!」みたいな。でもなんか1回、双子っていうことは関係ないかもやけど。1回、そのダンジョンの時にパブロと話していて。結構YZERRがそういう勘みたいなのがすごい鋭いみたいなことを言っていて。俺、聞いていて「マジで漫画やん!」と思ったのが、出会った瞬間に「ああ、この人たち、モメるよ」みたいなのを言うみたいな……。「これ、やめておいた方がいいよ」とかわかるみたいな。

(DJ松永)ええっ、マジで?

(YZERR)なんか、わかる時はわかっちゃうんですよね。たとえば、深夜の3時半とかにパッといきなり目が覚めて。「ああ、なんか嫌な感じがするな」と思って、パブロと一緒に飲みに行ってる友達に電話して。普通、一言目は「もしもし」じゃないですか。でもいきなり「大丈夫?」「えっ? 実は2分前になんかちょっと事故があって……」とか。

(R-指定・松永)ええっ!

(DJ松永)それ、昔からなんですか?

(YZERR)いや……なんですかね? わかる時はわかります。

(T-PABLOW)鼻が利くみたいな感じなんですかね?

(YZERR)あと、なんか変な意味じゃなくてある意味、テレパシーみたいな感じになるんですよ。双子って。これ、あるあるなんですけども。言葉がなくても、こうやってやってる時に何を考えてるのかって首だけの動きでわかるんですよ。だからよく驚かれるのが、打ち上げに行って、席がかなりパブロと離れてて。こうやって首とこれ(うなずき)だけで「そうだよな」って会話する時があって。それを横で見てる人が「お前、今なにやった?」みたいな。

(R-指定)いや、ビビる。すごっ!

(YZERR)本当、ピッチャーとキャッチャーなんですよ。本当にそうなんですよ。

(R-指定)じゃあ2人であんまり……言うたらBAD HOPについてのヒップホップ的なその方向性とか、ライブのあれとかでガッツリとモメるっていうよりかは、お互いに結構わかってるっていうか。

(YZERR)意見をどうみたいな……それはポジティブなところしかすくわないんで。「ああ、それいいね。それいいね」って。全員が言ったことのポジティヴな部分だけで構成したもので考えていくんで。

(T-PABLOW)骨組みは一緒で、どんどんみんなで色を付けていくみたいな。で、そこの意見は絶対に間違わないんで。

(DJ松永)すごいな、その信頼。

(R-指定)でさ、そのさ、なんとなくやけど、楽曲とか、そういうなんか鼻が利くっていう感じでそういう風なのを結構YZERRがこうやって見てやってんのやなと思ったのと、あと1個、なんかのドキュメンタリーかなんかでライブのリハをパブロが客席からずっと見てて。そういうところは結構パブロの役割というか、やってるのかなって。

(YZERR)多いっすね。それは。

(R-指定)ライブの見え方とか。

ライブ演出やセットはT-PABLOW担当

(YZERR)パブロってそういうの、わかるんですよ。逆に。「ここに物がないといけない」とか。映像を撮っていても「ここに隙間がないといけない」とか。

(DJ松永)ええっ、すごっ!

(YZERR)何十年もやっている映像のディレクターさんとかにも言うんで。「ここにこれがないと今、光がここに入ってこないとおかしいんですよ」とか。

(DJ松永)それ、すごいな! 俺はマジでそこらへん、わからなくて。

(R-指定)わからん、わからん。

(YZERR)僕もマジでわかんないんですよ。本当にわからないんですよ。だから僕、アートとかあんまりわかんなくて。絵とか見てても「ええっ?」みたいな(笑)。

(DJ松永)「これが……高いの?」みたいな(笑)。

(YZERR)でも、パブロはわかるんですよ。

(T-PABLOW)そうですね。好きっていうのもありますしね。

(YZERR)「ここにこれがあるから前後差で、これで色がこうでこうだからこれが成り立っているんだよ」みたいな。

(DJ松永)ああ、じゃあもう結構、理屈で?

(YZERR)わかるんですよね。感覚でわかる人はいらっしゃるじゃないですか。でも、それ言葉に言語化できるから。「すげえな」って。

(DJ松永)すげえ。指示して作れるっていうことですもんね。えっ、じゃあ、ライブのセットとかもパブロくんが?

(T-PABLOW)考えますね。

(DJ松永)マジで! そうなんだ! すげえ。俺らは本当、ライブはマジで人任せじゃん?

(R-指定)うん。マジで。

(DJ松永)あと、あんまりセット作らないっっていうのもあるけども。そこまで……そりゃあ自主だとは思われないわ。

(YZERR)で、LEDとかはマネージャーが作ったりするんですよ。中の映像とかは。それのメンバーがいるんですよ。メンバーが話し合って「ここにこのライトが○○で……」っていう話をして。パブロがそれを何回もチェックして「いや、それは違う。センスない。違うんだ、違うんだ」って言って・そのやり取りは僕、逆に入んないんですね。

(DJ松永)ああ、なんか分担があるんですね。たしかに武道館のセット、ヤバかったもんな? 横アリもそうだけどさ。「自主か、本当に!?」っていう感じの。

(YZERR)あれはパブロが考えていましたね。

(DJ松永)すごいな!


<書き起こしおわり>

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