オードリー若林 三国志「春日=張飛 若林=司馬懿」説を語る

オードリー若林 三国志「春日=張飛 若林=司馬懿」説を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年9月4日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中ではじめて読んだ三国志についてトーク。春日=張飛、若林=司馬懿説やお笑い天下取りについて、話していました。

(若林正恭)春日さんって最近、思うんだけど。お子さんができてから、昼とかから仕事が始まったり、夕方からの仕事ももう朝、起きるようになったって言ってたじゃない?

(春日俊彰)そうね。寝てらんないよね。

(若林正恭)なんか、すごいたまに思う時があって。今まで絶対なかったことなんだけど。なんか番組の1本目、収録が始まった途端、なんか春日のエンジンが温まりに温まってる時があるのよ。なんか『スクール革命!』の「ちょっとちょっと! どうなってるんすかっ、内村さんっ!」って割って入ったりするようになって。

(春日俊彰)どの回だ? そんな回、あるわけないだろうがよ! 過去も、これからもね。

(若林正恭)いや、張飛……でも俺ね……。

(春日俊彰)誰が張飛だよ? なんだよ、張飛って?

(若林正恭)いや、ノブコブの徳井くんがオードリーについてネット記事を書いてくれた時、「張飛」って書いていたから。

(春日俊彰)たしかにな。なんで張飛なんだよ? あれ、部下に最後、やられるんだよ?

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)大酒を飲んで寝ているところを部下にあれ、やられるんだぞ? 張飛って。

(若林正恭)いや、チョキがさ……。

(春日俊彰)「チョキが」って誰だよ?(笑)。

(若林正恭)俺さ、三国志よね今まで……これ、本当に不勉強で。1度も手をつけたことがなかったのよ。それで、徳井くんがオードリーについて書いてくれたから。それで春日を張飛にたとえて、俺を司馬懿っていう……司馬懿仲達にたとえていたのよ。

(春日俊彰)はいはい。司馬懿仲達。軍師ですよ。

(若林正恭)で、俺、ずっと「いつかは三国志、読まなきゃな」って思っていたの。だからチャンスだと思って。もう、読もうと思って。「司馬懿級達ってどういう男なのかな?」って思って。

(春日俊彰)ああ、いいじゃないですか。

春日=張飛 若林=司馬懿

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(若林正恭)でもあれ、サトミツが好きなんだよね。三国志! で、サトミツが何度も話したわ。なんか、あれよ。船にバーッと矢をたくさん打たせてさ。それで全部、自分たちの矢にしたっていう諸葛孔明の話。あれ、俺20代の時にサトミツからもう何度も聞いたわ! 赤壁の時の矢の……。

(春日俊彰)どういう流れでその矢の話になるのよ? なんかたとえてんの?

(若林正恭)なんか知らないけど。お笑いの話をしていたら、なんか「諸葛孔明が……」とかよく、何度も言うわ。あいつ。それで俺、本屋に行って。「50何巻か。行くか……いい機会だし、ちょっとずつ……」って思っていたら、2巻で。分厚いんだけども、だいたい三国志がわかるっていうのが平積みで置かれていて。帯がホリエモンとひろゆきさんでさ。本当に俺の二大カリスマだからさ。もう買わずにはいられないよ。この2人が帯をやっていたら。

(春日俊彰)たしかにな。あの2人が言っていることを聞いていれば間違いないからね(笑)。今はね。今の世の中ね。

(若林正恭)今の時代ね(笑)。で、買って読んでさ、「司馬懿仲達ってどんな人なんだろう?」って思ったらさ、だからこれ、三国志ってどのぐらい……ヅカは三国志って読んでいる? あんまり? どのぐらいの割合で三国志って知っているものなの?

(春日俊彰)女子はあんまり知らないだろうね。でも、ニッポン放送の女子アナの人で詳しい人、いるよね? ああ、箱崎アナね。

(若林正恭)ああ、三国志についての本、出していたよね?

(春日俊彰)でも、女子は珍しいよね。大概が男の……やっぱり日本の戦国時代の感じと似たような感じだから。男子は三国志、好きだったりしますよ。

(若林正恭)で、あれの劉備の仲間なんだよね。春日がたとえられた張飛は。で、暴れん坊で大酒飲みでっていう感じだよね?

(春日俊彰)そうそう。

(若林正恭)それで、司馬懿仲達もその仲間なのかと思ったら、仲達は敵で。最後さ、悪知恵を働かせてさ、なんか持っていくみたいなやつで。本当に最後の最後にちょろっとだけ出てきて(笑)。「この人のことを言っていたの?」って。俺、劉備とか、そういうのの中に出てくると思ったら、敵なのね?

(春日俊彰)そうだね。うん。

(若林正恭)とか思ってさ。で、話は戻るけど、『スクール革命!』よ。春日がもうすごいエンジン全開でさ。「ちょっと、ザキヤマさん! 困りますよ!」みたいな感じ、あるけども。あれ、俺の予想なんだけど。なんか昼間さ、パパ友相手にお前、回してんの? なんか、子供を送った後にパパ友相手にブワーッて、素人パパ友集団を回してさ。それからお前、『スクール革命!』に入ってきたりしている日なんじゃないの? お前がうるさい日は。お前、その昔さ、不倫をしていた頃にさ……。

(春日俊彰)ああ、浮気ですね。だいぶ違うから。それはね。

(若林正恭)それは腹が立つんだよ。浮気も不倫も関係ないから。

(春日俊彰)違うのよ、それは。

(若林正恭)やったことは同じことだから。別の女性に手を出したっていうのはね。

(春日俊彰)だけどやっぱりラインというものがあるからさ。そっち側に行っちゃうとダメなのよ。

(若林正恭)なんだろう? 『冷静と情熱のあいだ』じゃないけいけども……みたいなね。

(春日俊彰)そうね。『浮気と不倫のあいだ』ね(笑)。

(若林正恭)最悪じゃねえかよ!(笑)。

(春日俊彰)それはもう、びっちりラインがあるから。

(若林正恭)まあ、張飛っぽいところもあって。そういう……(笑)。

(春日俊彰)いや、張飛が別にそうっていうわけでもないけどね(笑)。

(若林正恭)パパ友相手に回しているんじゃないかな?って思っているんだよね。

(春日俊彰)それはないですね。いないもん。パパ友っていうのが。

(若林正恭)まあパパ友っていうか、友達自体がいないからね(笑)。

春日;いやいやいや! たしかにね……(笑)。

(若林正恭)奥さん、言ってたもんね?

(春日俊彰)言ってた。昨日かなんかも改めて言われたよ。「友達、いないな」っつって(笑)。

(若林正恭)なに? 改めて奥さんに……もう子供を寝かしつけて。リビングで2人きりになって夜、「いやー、友達、いないよね?」って話になる?(笑)。夫に?

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! いや、ドン!ってそんな切り出されないけど。なんかの話の流れで、「そんな感じだから友達がいない理由がわかるわ」って(笑)。

(若林正恭)基本、なんかちょっと怒られてるね。それね。

(春日俊彰)そうだね。なんだかは忘れちゃったけど。

(若林正恭)なにか言われて、話の流れでそこに行き着いたんだ。

改めて奥さんに「友達がいない」と言われる

(春日俊彰)なんか、そうそう。小島よしおだ。そうだ。ヨシピーの奥さんとつながりがちょっとあったりなんかして。クミさんの友人みたいな。で、それを「言ってよ。小島くんの連絡先を知っているんだったら『こんなことがあったよ』って言ってくれない?」みたいな。でもそんなのでわざわざ……しょっちゅう連絡を取っているわけでもないし。「じゃあ、今度収録で会った時に言うよ」みたいな。

(若林正恭)なに? クミさんはなんか、三国志に出てくる知恵の働く帝みたいにさ、いろいろと動かしでさ、制圧しようとしてるの? なんかフワちゃんを仲間に入れて、いろいろと動かして……芸能界、天下を取ろうとしているの? クミさんは(笑)。

(春日俊彰)そういうわけじゃないけど。なんか、そういうのがあったからチラッと連絡をって。で、「そのぐらいで連絡はしなくていいよ。収録とかで会ったら……」って。でも、いつ会うかなんか、わからないじゃない? 「そうやってすぐに連絡とか、コミュニケーションを取らないから友達が少ないんだよ」っつって(笑)。それはなんかね、盛り上がったりとかして……。

(若林正恭)ああ、クミさんはそれ、やりそうだもんね。

(春日俊彰)うん。ちょっとしたことでもさ。でも、そんなのあんまりしないじゃない? 男同士というかね、そこまで仲良くなかったらね。

(若林正恭)友達同士の連絡を。

(春日俊彰)連絡ってさ、そんなすぐに伝えるようなこともなかったりするじゃない?

(若林正恭)どういうことが?

(春日俊彰)だからそれぐらいのことだったら……「知り合いの」とかさ。もっと重大事項だったらわかるけども。会った時に話せばいいぐらいのね。

(若林正恭)ああ、それは春日の感覚のことを言ってるのね? それをやらないから……。

(春日俊彰)「だから友達が少ないんだな」って。それで黙っちゃったよ。

(若林正恭)でも別にほら、友達が少ないことが嫌じゃない人だもんね?

(春日俊彰)まあね。そんな、なんかいろいろとね、いろんな人と連絡取ってとかっていうタイプじゃないからさ。ちょっとしたことで。とかじゃないから。まあ、別にいいっちゃいいんだけども。でも、改めて突きつけられるとさ……(笑)。

(若林正恭)でもさ、なんかさ、改めて振り返ってみると、「春日とこの人って熱いよな」っていう話、聞いたことないね。人生の節目節目でかならずこの人と分かち合ってる、みたいなイメージはたしかにないね。もう全部、聞く話は女、女、女ね!

(春日俊彰)そんなことねえだろ!(笑)。

(若林正恭)もうお前は女、女、女だね。お前の人生の節目に出てくるキーマンって(笑)。

(春日俊彰)そんなことないだろ! 1回だけだろ? まあ「1回だけ」っていうのもおかしいけど。そんな頻繁にあるようなことじゃないよ。

(若林正恭)なんか女とはよくさ、そういう話をしたっていうのを聞くけどさ。しかも、口にしないまでも春日とあの人は何かずっと深いところで繋がってるんだろうな、みたいなのはあんまりないね。聞いたことないね。

(春日俊彰)それは、ないよ。

(若林正恭)まあ、そういうのもかっこいいけどね。孤高の感じがしてさ(笑)。

(春日俊彰)どこがだよ!(笑)。ああ、そう?

(若林正恭)そんな感じがしてね。でも、吉村くんも好きなんだっけな? 三国志とか戦国時代とか、たしか。あれを読んでいたら「天下取る」だとかどうだとか……でも、俺が読み方を間違ってるかもしれないけど。なんか読んでいて、信じられなかった。

(春日俊彰)信じられない? なにが?

(若林正恭)「天下を取りたい」なんていう欲望が。こんだけ媒体も増えて、いろんなものもシェアの時代なのに「天下を取りたい」っていう感覚、よく分からなかった。三国で争ってたけどね、あんまりそういうのはないんだろうね。自分の中にね。

(春日俊彰)ああ、今の時代にってこと? 今の時代に天下を取るっていうのがよく分からないっていうこと?

(若林正恭)まあ正直、わかんないよね(笑)。

(春日俊彰)まあ、そうだね。なにをもって「天下」っていうのかもわからんしね。

(若林正恭)定義がな。まあ、仕事はね、頑張りたいし、やりたいこともまだまだたくさんある。オードリーでも、他の場面でもあるけども。なんかその、目標自体に据えるっていうのはよく分からない。

(春日俊彰)別にお笑い界を統一したいっていうことじゃないっていうことでしょう?(笑)。「若」でさ(笑)。

(若林正恭)吉村……劉備吉村みたいな感覚はないのよ。「若」っていう旗でね(笑)。

(春日俊彰)魏、呉、蜀、若でさ(笑)。

魏、呉、蜀、若

(若林正恭)だって、あれはどこかを制圧しなきゃいけないじゃない? 攻めて。

(春日俊彰)討ち滅ぼさなきゃいけないからね(笑)。

(若林正恭)でも、テレビという山が1個だけという、多様じゃなかった時代にはあったんだろうね。ラテ欄の数は決まってるから。

(春日俊彰)まあ、そうだろうな。

(若林正恭)まあ持っていた方が応援する人は盛り上がるのも分かるし、あれだけどね。まあ、読んだけど。面白かったけど。すごく面白かったかったけど、そういう読み物としては読まなかったかな。だから、そういうのがあったかなって思いますね。

<書き起こしおわり>

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