能町みね子 河村たかし・金メダル問題の手書き謝罪文を語る

能町みね子 河村たかし・金メダル問題の手書き謝罪文を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

能町みね子さんが2021年8月28日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で河村たかし名古屋市長が書いた金メダル噛みつき問題の手書き謝罪文について話していました。

(能町みね子)あと私、手書きの文章大好き人間としては河村たかしを取り上げざるをえないんですけども。

(出水麻衣)謝罪文を送りましたからね。

(塙宣之)字体も独特の字体でしたよね。

(能町みね子)そうですね。私、結構芸能人とか有名人がなんかで手書きの謝罪とかを書くとすぐに楽しくてチェックしちゃうんですけども。

(土屋伸之)してた。篠田麻里子さんの発表の時にも。

(能町みね子)「玄米婚」って言っていましたね。玄米で結婚したっていう。あと、謝罪関係はだいたい見るんですけども。もう、たぶんそういうのを気にしだしてから何十通と見ていて思うんですけども、これが間違いなく一番下手な字ですね。

(土屋伸之)そうですか(笑)。

(能町みね子)間違いなく下手だし。あと、普通謝罪文って下手な人でも一生懸命書くものなんですけども。下手な上に、最も雑な筆跡と言って間違いないんです。だからこの文章って、口頭で謝罪をした時もそうだったんですけども。「謝りたくない」感を自ら出していてすごいんですよ。

(塙宣之)それが文字にも出ている?

(能町みね子)そうですね。

(出水麻衣)走り書きのような文字でしたね。

「謝りたくない」感がすごい

(能町みね子)走り書きで。わざわざ略字にしちゃったり。あと、誤字をグチャグチャッて消したままにしていたりとか。

(塙宣之)全然丁寧じゃないもんね。

(能町みね子)全く丁寧じゃないし。文章の最後も「以上」で終わっていて。この「以上」って私、「もうこれ以上は謝りませんから」の「以上」だと思うんですよ。

(塙宣之)清書する前のやつですもんね。あれ。

(能町みね子)そうですね。走り書きで。これを普通は清書しましょうっていう文なんですけど。清書する前の文としてもひどくて。自分で「金メダル事件」って言ったりしているんですよ。「金メダルに対して非常に失礼なことをしました」とかではなくて「金メダル事件でご迷惑をかけた」とか。自分で「金メダル事件」って言っちゃっていて。そこもすごい雑だし。なんか「謝りたくない」感が出ちゃっているなっていうか、これはもう自分で出しているんだろうなって思うんですよ。

(塙宣之)逆にそういう秘書とかさ、ああいう人に直してもらうとかってしないんですね?

(能町みね子)そう。普通は代筆とか、考えると思うんですよ。

(塙宣之)パソコンの文字とかにもしないんですね。

(能町みね子)それをしないんですよね。そこもよくわからないんですよ。

(塙宣之)よくわからないよな。

(出水麻衣)周りの人とかもね、せめてアドバイスをする人がいないのかな?って。

(土屋伸之)「もうちょっと、書き直しませんか?」とかね。

(出水麻衣)職員が流出をさせないと思った可能性もありますけども。ちょっと甘いですよね。

「書き直した方がいい」と言う人はいなかったのか?

(能町みね子)甘いですね。あとこれ、自分で書きたくて書いているわけじゃないから。「書いた方がいいですよ」って言った人はいると思うんですよ。わざわざ書いたっていうのは。「ああ、じゃあ書きゃいいんだろ?」って書いた感じがすごいするので。「書いたら?」って言った人はいると思うんですけども、それ以上言ってくれる人はいないのかなっていう。微妙な感じが見えますよね。

(土屋伸之)こちらとしてはね、いつまでもこの話題をしたくないんですけど。こういうのを出すたびに、ねえ。

(能町みね子)そうですよね。逆に蒸し返されちゃいますよね。

(塙宣之)1枚だけじゃないんじゃない? 100枚ぐらい書いているんじゃない?

(能町みね子)たくさん書いた上で。

(土屋伸之)その中で選ばれた1枚? あれが?(笑)。

(塙宣之)サインと同じように。「おう、いろんなところ、配っていけ!」って。コピーとか、知らないんじゃない?

(能町みね子)全部手書きで(笑)。

(塙宣之)「いろんなところ、マスコミにこれ、配っとけ」って(笑)。

(土屋伸之)すごいけど。それ、逆に誠意あるけど(笑)。

(能町みね子)あと、この人って愛知県知事リコールの不正署名問題の方が大きい問題なんですけども。やっぱり「生理的に受け付けない」っていうのはこんなに大きいんだなって思って。やっぱり金メダルのあれの方が圧倒的に不快感が強くなっちゃうんですよね。ここまでのことになるとは思わなかったですね。

<書き起こしおわり>

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