宮藤官九郎と高田文夫 日大芸術学部を語る

宮藤官九郎と高田文夫 日大芸術学部を語る ラジオビバリー昼ズ

宮藤官九郎さんが2021年7月19日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に出演。高田文夫さんと母校・日大芸術学部について話していました。

(松本明子)お嬢様はお元気ですか?

(宮藤官九郎)元気です。高校生になりまして。

(高田文夫)そうだよ。俺、文春を毎週読んでるからさ。あれを読んでいると娘の成長ぶりがだんだんわかるね。

(宮藤官九郎)そうなんですよ。前は結構お笑いライブとかを見に行くのが好きで。

(松本明子)よく客席でね。

(宮藤官九郎)清水ミチコさんのライブとかを見に行ったり、シソンヌのライブを見に行ったりしていたんで。今でも一応、誘うんですけども。最近、やっぱり「これは学校で話が合わない」って思ったんでしょうね。なんか、普通にジャニオタみたいになっちゃって。ジャニーズのコンサートとかに行っていて。

(高田文夫)普通の高校生じゃん。

(宮藤官九郎)どんどん普通の高校生になってきて。寂しいですね。

(高田文夫)昔はユニークだったんだよね。女の子。

(宮藤官九郎)割と変わった子だったんですけども。やっぱりスマホを持ってからかな? やっぱりなんでも情報が入ってくるから。

(高田文夫)みんなと同じようになっちゃうのかな?

(宮藤官九郎)なんか、だからちょっとそこは寂しいですね。でも、この間の日藝のトークショーは来ていました。

(松本明子)ああ、そうですか。

(高田文夫)えっ、僕と君とのトーク? あれ、娘が聞いてたの?

(宮藤官九郎)聞いてましたよ。ひどい話を……(笑)。

(高田文夫)「ひどい」って言うなよ(笑)。

(宮藤官九郎)あんまり放送できないようなやつ。「お父さん、やっぱりすごいね」って言われましたよ。その時に。

(高田文夫)なに? 見直された?

(宮藤官九郎)「日藝ってすごいんだね」って言われました。

(高田文夫)人材が(笑)。それは(三遊亭)白鳥を見たからだろ?

(宮藤官九郎)そう(笑)。白鳥さんの一切放送できないネタを見て。あれを聞いて……。

(高田文夫)「人材豊富だね」と(笑)。

(宮藤官九郎)「すごい。日藝って幅が広い」って思ったんだと思うんですよ。

人材豊富な日大芸術学部

(高田文夫)白鳥を見たからだな。「やっぱり芸術学部だな。こういう人もいるんだ」って。

(宮藤官九郎)「面白い人、いっぱいいるね」って言ってましたね。

(高田文夫)素晴らしいね。その感性が素晴らしいよ。もう今、高3ぐらい?

(宮藤官九郎)高1ですね。高校1年生です。

(高田文夫)じゃあ、まだまだこれからだな。

(宮藤官九郎)そうなんです。どうなるのか。日藝に入るのかどうか。

(高田文夫)ああ、そうか。

(宮藤官九郎)日藝だったらね、だって先生、名前を書いただけで入れたんですもんね?

(高田文夫)そうそう。

(松本明子)いやいや(笑)。

(高田文夫)みんなさ、そうやってさ、俺が裏口を斡旋したみたいに言うけどさ。太田以下さ(笑)。博士も真顔で「うちの子、高3なんですけども。先生、大丈夫ですよね?」って(笑)。なにが「大丈夫」だよ!(笑)。

(宮藤官九郎)えっ? そうなんですか? 言えば?

(高田文夫)なんで博士の子供まで……「先生に一応言えば、大丈夫なんですよね?」って(笑)。

(松本明子)外部理事、外部理事(笑)。

(高田文夫)漫才協会だよ(笑)。

(宮藤官九郎)漫才協会と日藝の外部理事? ああ、じゃあちょっとお願いしようかな?(笑)。

(高田文夫)馬鹿野郎!(笑)。

(宮藤官九郎)すいません。いざとなったらお願いしちゃいます。でも、OBだからって入れるわけじゃないですもんね。

(松本明子)今、難しくて。すごい。

日大芸術学部の入学試験

(高田文夫)難しいよ。俺らの頃なんて、さっき言った通り「名前が書ければ」とかさ、「大きな声でお返事ができる」とか。これだもん。

(宮藤官九郎)作文が書ければ入れたんですよね?

(高田文夫)そう。十分、十分。すごいよ。マムシさんなんか、あみだで入ったんだからね?

(宮藤・松本)フハハハハハハハハッ!

(宮藤官九郎)あみだで?(笑)。「当たり!」っつって?(笑)。

(高田文夫)「当たり!」って。それがマムシさんだから。そのぐらいだから。

(宮藤官九郎)へー! 大先輩ですよね。

(高田文夫)そうよ。ああ、娘さん、大きくなったか。

(宮藤官九郎)あの、これを言うとうちの娘がもし、日藝に入ったら絶対にそうだと思われますよ?(笑)。

(高田文夫)太田くんルートみたいな(笑)。

(宮藤官九郎)あの、マズいな……。「あれでしょう? ラジオで言っていたやつでしょう?」って言われますよ。

(高田文夫)「例の」みたいな。いや、そんなことありませんからね。言っておくけども。

(松本明子)マズい、マズい(笑)。

(宮藤官九郎)そんなことありませんから(笑)。

(高田文夫)そんな、もう全部ギャグにしていますから。ダメですよ、本当に。教育の場なんですからね。大事な(笑)。

<書き起こしおわり>

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