Creepy Nutsの2021年6月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で雨の野外ライブについてトーク。そのエモさとキツさについて話していました。
（R-指定）雨風は……まあまあ、雨宿りするっていうのはエモいけども。ライブ中とかは……フェスとかライブとかは雨は結構、それこそライブとかでもエモーショナルな演出に一役、買ってくれるんですよ。雨は。
（DJ松永）それこそヒップホップの伝説的なフェス、『さんぴんCAMP』は雨の要素もあって伝説になったからね。
（R-指定）雨の日比谷野音でしたから。でも、ライブやる側。我々としてもなんかね、雨は正直、いい装置ではあるよな。
（DJ松永）まあね。ドラマチックになって……結構大変だから、お客さんと俺らが一体になるのよ。同じ境遇で。
（R-指定）両方しんどいとか。
（DJ松永）みんなで同じ境遇に打ち勝とう、みたいな。一丸となるんだよね。
（R-指定）ただ、どうですか？ DJは。雨。
（DJ松永）雨？ こっち、マックブック使っているから。冷静に考えてほしい。マックブックが防水だった試し、ありますか？
（R-指定）一滴足りとも濡らすなよ、あれは。
（DJ松永）結露でもダメなんだから。室内のその湿度と温度とかが調整されたところで使う用のすごい繊細なものなので。忘れているかもしれないけど、俺のは100万マックですからね？ 全部積んでいるんだから！
（R-指定）100万マックを雨の中でとか、ヤバいよ。野外で雨で。
（DJ松永）ヤバい。レコードとかも全部、もう湿気が大敵ですよ。この間、ジャパンジャムでライブをしたけどもさ。一応、屋根があるっちゃあるじゃないですか。フェスのステージって。でもああいうのって、風も込みで雨が降ってくるから。だからもう、屋根は意味がないんですよ。ブワーッて。で、雨の時はだいたいちょっと（DJブースを）下げるんだよね。
（R-指定）濡れへんように。ステージの奥の方にね。
（DJ松永）下げるんだけども、ジャパンジャムの時は風が強くてそれでもダメで。DJブースの前にビニールシートを敷いたんですけども。ライブ中の写真を後から見たんですけども、どう考えても焼き鳥屋なんですよね。
（R-指定）フフフ、せやな。DJブースを半透明なビニールでちょっと四角で囲ってあるから。
（DJ松永）半透明なのがよりスモーキーで。もう完全に焼いている。縁日っぽいのよ。マジで。で、俺がDJをやっているようには明らかに見えない！
（R-指定）見えへんな。屋台の出店の前で俺が一芸を披露しているみたいな。街のお兄ちゃんが。
焼き鳥屋のようなDJブース
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（DJ松永）Rは正直、客席から見たら超かっこよく見えているんだよ。雨の中で。まあ、ライブはしづらいと思うけど。
（R-指定）歌いづらい。風とかは。
（DJ松永）だけど、それこそさ、去年のRUSH BALLっていう大阪のフェスに出た時は雨だったじゃないですか。俺ら、RUSH BALLの大トリで雨だったけど、めちゃくちゃいいライブだったよね？
（R-指定）めっちゃよかったんですよ。
（DJ松永）お客さんがブワーッて濡れていて。でもちょっとね、RUSH BALLは屋根があって。で、Rが風がなかったからまだ、そんなに濡れてなかったの。で、Rが途中で「なんかこれじゃフェアじゃねえな？ ちょっとお前らと一緒になります！」とか言ってペットボトルの水を開けて自分でバシャーッてかけて（笑）。
（R-指定）フハハハハハハハハッ！
（DJ松永）「おう、これでおあいこだぞ？」って（笑）。にくいね、君（笑）。
（R-指定）フハハハハハハハハッ！
（DJ松永）それでお客さんがボーン！って盛り上がって。マジでいいライブになったわ（笑）。あれ、うん。かっこよかったよ？
（R-指定）でも、ジャパンジャムの時は風が強すぎて。それをするのも……そんなん、やっている場合じゃなかった。大雨で風ちょっとやったらいけるんやけども、ジャパンジャムは風がメインでエグかったから。
（DJ松永）あれ、フェス史上で一番悪天候だったんじゃない？ 俺らの。
風がエグくてキツい
（R-指定）だから、歌っている時に風が入ってくるんですよ。喉に。だから息継ぎをしようとしたら風が入ってくるから。めっちゃしんどかった。
（DJ松永）呼吸が難しいのか。たしかにRのラップ、そもそも呼吸、息の消費量が半端ないから。
（R-指定）かつ、DJブースも危機的状況で。
（DJ松永）見た目的に危機（笑）。俺、デカい面して袖に帰ってくるのが難しかったよ（笑）。
（R-指定）ちゃんと仕事はしたんやけどな（笑）。
＜書き起こしおわり＞