R-指定さんが2022年5月23日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中でテークエムさんの『Yanpi Remix feat. SOCKS & SHINGO★西成』を紹介していました。
（R-指定）最近出た、仲間の曲なんですけど。テークエムのね、『Yanpi』という曲のリミックスが出て。「やんぴ」ってこれ、関西弁で「やーめた」とかね、「やーめっぴ」みたいなことを「やんぴ」って言うんですけど。その、50年続ける（ビッグマックを50年食べ続ける）みたいな、やんぴしんかった男たちの話を聞いたからちょっとかけたくなってしまって。
（DJ松永）逆に（笑）。
（R-指定）でも、この『Yanpi』この楽曲、そのリミックスの中でテークエムもまた新しいバースを書いて言ってるんですけども。「Yanpi それは解放」っていうラインから始まるんすけど。嫌なこととか、ダサいこととか、ダルいこととか、全部やめて。好きなことだけをやるっていう。そういう意味で、ダルい、しんどいと思ってることを永続的になんか惰性で続けんでもいい。ある種、バーンと見切りつけて自分の好きな方に舵切れ、みたいな。まあ、だから「やんぴ」を解放の言葉として捉えてるんですけど。これの客演がまた素晴らしくて。名古屋のSOCKSさん。リリックがもう、テーマとかも含め全部、めちゃくちゃ楽しいラッパーのSOCKSさん。
（DJ松永）声もいいしね。
（R-指定）そうなんですよね。
（DJ松永）歌詞、面白くて。
（R-指定）そうなんですよ。だからSOCKSさんと、あと大阪からSHINGO★西成さん。
（DJ松永）なんか、あれだね。本当に客演で迎えたら絶対かましてくれる2人を呼ぶっていう。
客演で迎えたら絶対かましてくれる2人を呼ぶ
（R-指定）そう。そこを呼ぶ。それでさらに自分に負荷をかけたリミックスではあるんですけど、テークもまた新しく、ヤバいバースを蹴っていて。それにプラス、SOCKSさんもSHINGOさんもやっぱリリックがおもろい人らじゃないですかね。だから、やっぱりこのテーマにぴったりというか。テークほどリリックがおもろくてってなってきたら、りミックスでまた新たに招くとなるとこんぐらいのね、強度がある人じゃないと。
（DJ松永）たしかに。パンチ力が強い2人だよね。
（R-指定）そう。ほんで2人ともね、とんでもないパンチラインがあるんすけど。1個抜き出して紹介するとしたら、SOCKSさんなんかは「現場入りは傘振り回しながらだろ、さんぴん」っていうラインがあるんですね。これ、さんぴんCAMPっていうね、ヒップホップの伝説イベントでBUDDHA BRANDのNIPPSさんが現場入りしてきた時の……。
（DJ松永）「おはようございまーす！」って。
（R-指定）「おはようございまーす！」って言いながら、ビニール傘を振り回しながら入ってきたっていう。あれを……どこをサンプリングしてるねん？っていう（笑）。
（DJ松永）あれ、名シーンなんですよ（笑）。
（R-指定）名シーン。だからそこが入ってきた時、上がりましたね。ちょっととりあえず、聞いてもらいましょうか。テークエムで『Yanpi Remix feat. SOCKS & SHINGO★西成』。
テークエム『Yanpi Remix feat. SOCKS & SHINGO★西成』
（R-指定）これですねー。
（DJ松永）素晴らしいですねー。
（R-指定）すごいですねー。これ、ちょっとSOCKSさんのやつでいくと、SHINGO★西成さんとやってるからってことで、SOCKSさんのバースのケツが「終わりまでYanpiしん SOCKS★角刈」って。「SHINGO★西成」みたいな感じで「SOCKS」と「角刈」の間に「★」を入れていたりするんですよね。歌詞で。で、SHINGOさんもね、ヤバいな。入りから。「関西ラップのファラオ」とか。
で、まあパンチラインだらけですよね。「流行りだけのあの曲じゃ 満足できひん のりピーな町からマンモスうれピー」とか。これはやっぱり西成の背景とかを知ってたら「おおっ！」みたいな感じもするし。まあ、こっからね、どんどんこの「Yanpi」っていうラインから途中でね、入ってくるラインとかも、今現在、Yanpiした方がいい世の中の状況とかも入ってるし。最終的に「昔話はYanpi BAD BOY！ 今、何時？」で終わるっていうね。
（DJ松永）しゃれてるよね。「BAD BOY！ 今、何時？」って。「ラパッ！」って（笑）。
（R-指定）これ、だからこの3人のラップ巧者と歌詞がおもろいメンツが集まってさらに曲がパワーアップするっていうね。だからこれを聞いてもらいました。テークエムの『Yanpi Remix feat. SOCKS & SHINGO★西成』でした。
（DJ松永）イエーッ！
＜書き起こしおわり＞