R-指定 HEAD BANGERZ『H.B.F. feat. 22 & GAZZILA, YOUTH』を語る

R-指定 HEAD BANGERZ『H.B.F. feat. 22 & GAZZILA, YOUTH』を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2020年12月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でHEAD BANGERZ『H.B.F. feat. 22 & GAZZILA, YOUTH』について話をしていました。

(DJ松永)じゃあRさんの日本語ラップ紹介コーナーにまいります。

(R-指定)ええとね、いろいろ悩んでたでしょう? それでかける曲を決めたんだけど。今日、かけるのはHB FAMILIAでございます。

(DJ松永)わあ! 西の!

(R-指定)西のね。それこそ西のパイセンですよ。大阪に韻踏合組合というグループでいて。この番組でも何回か取り上げてますけど。その韻踏合組合はいろんなラップグループの集まりなんですよ。その中にHEAD BANGERZってグループがいて。そのHEAD BANGERZさんはDJ KITADA KENさんとHIDADDYさんと遊戯さん。この3人組がHEAD BANGERZなんですけど。このHEAD BANGERZっていうグループが2008年かな? 出したアルバムで『EYE OPENER』というアルバムがあるんですけど。

HEAD BANGERZ『EYE OPENER』

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そのアルバムの中でHB FAMILIA……『H.B.F.』っていう曲があるんですよ。これはだから「HEAD BANGERZ FAMILIA」。ヒダさん、飛騨さんたちの周りのもうちょっと……ザ・日本語ラップというよりはもうちょっとさらに、なんというかこの時期のHEAD BANGERZはちょっとウェッサイ寄りやったりする曲とかも作ってたから。ちょっとストリートカルチャー寄りっていう感じに当時の俺からしたら見えたんですよ。

で、HB FAMILIAっつってHEAD BANGERZファミリーみたいな感じで。ヒダさん、遊戯さん以外にラッパーが3人いて。その5人で作った曲がこの『H.B.F.』なんですけど。それに参加しているのがGAZZILAさんと22さん。これ、22 & GAZZILAっていう関西でも超有名な2人組やったっすね。奈良の22さんと大阪のGAZZILAさん。あと、岡山のYOUTHさん。

(DJ松永)ああ、そうか。YOUTHさんも……。

(R-指定)そう。YOUTHさん、めちゃめちゃライムが固い。

(DJ松永)豪華だね、HB FAMILIA!

(R-指定)めっちゃ豪華。YOUTHさん、22 & GAZZILA、そしてHEAD BANGERZ。この5人でやったのが『H.B.F.』っていう曲なんですけども。当時俺がちょうどね、2008年やから高校2年ぐらい。めちゃくちゃ聞いた。しかもビートも超イカついし。MVもそのHEAD BANGERZを戦闘に、HB FAMILIAを戦闘にアメ村をまあガラの悪い人たちが全員、列をなして闊歩している。最高にかっこいい!

(DJ松永)もうひりひりしながら高校生がそのミュージックビデオを見ているという。

(R-指定)聞いてもらいましょう。HEAD BANGERZで『H.B.F. feat. 22 & GAZZILA, YOUTH』です。

HEAD BANGERZ『H.B.F. feat. 22 & GAZZILA, YOUTH』

(R-指定)最高でございます。

(DJ松永)全員かっこいいわ!

(R-指定)めっちゃかっこいいやろう? しかも結構、ストリートスタイルやねんけど。GAZZILAさんのめっちゃうまい!っていうラインがこの「What’s the difference? なにが違うって見りゃわかんだろ、Boy? まずは磨け ボーッとしてると食らうぞ俺らの猛威」っていう、この「What’s the difference?」と「まずは磨け」で(頭韻を)踏んでいるんですよ。で、その後の「Boy」と「猛威」みたいな簡単な韻と見せかけて、超テクニカル。YOUTHさんのめっちゃ踏みまくるバースもヤバいよな。「ただ釘付け 耳肥えたやつから頭・首振れ」とか。全員、超テクニカル。

(DJ松永)絶妙なレイドバック感ですね。

(R-指定)今でもこれを聞いたら肩をいからせて歩いてしまうっていう(笑)。HEAD BANGERZ『H.B.F.』でした。

<書き起こしおわり>

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