宇垣美里『クイーンズ・ギャンビット』を語る

佐久間宣行 Netflix『クイーンズ・ギャンビット』を語る アフター6ジャンクション

宇垣美里さんが2021年2月9日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でNetflixのドラマ『クイーンズ・ギャンビット』について話していました。

(宇多丸)いかがお過ごしなんですか、最近は? 「最近は」って言ってもまあこの1週間なんだけども。1週間、早いからね。もうね。

(宇垣美里)そうですね。何をしていたんだろう? あっ、Netflixのドラマを見ました。ええと、『クイーンズ・ギャンビット』。これはおすすめです!

(宇多丸)どういうやつですか?

(宇垣美里)アメリカの孤児院の女の子がチェスが上手い……どうやらチェスが強いらしいってことに気づいて、どんどんと勝ち進んでいく話なんですけど。もう少年ジャンプのようにどんどん戦っていく姿がかっこいいし。かつ、負けた男の子たちが……ほとんど敵は男の子なんですけども。なんか、足を引っ張るとかそういうのじゃなくて、負けたら仲間になるみたいな。

(宇多丸)ああ、いよいよジャンプですね!

少年ジャンプ的な展開

(宇垣美里)そうなんですよ。助けてくれたりとか、支えてくれたりするようになるところがすごくよくて。結局、誰か敵と戦うっていうよりは自分の孤独とか、そういうものと戦う話なのもすごく泣かせますし。

(宇多丸)アニャ・テイラー=ジョイさんだ。はいはい。

(宇垣美里)そう。すっごいおしゃれなんですよ。私、この髪型にするかを悩んだくらい!

(宇多丸)ああ、これはすごいね。この、なんていうの? おかっぱっていうか、前髪をパツンと切って。

(宇垣美里)そう。だんだん髪型、前髪の感じが変わるんですけれども。基本、この色。この長さぐらいで。

(宇多丸)アニャ・テイラー=ジョイさんはだってほら、シャーリーズ・セロンの『マッドマックス』のフュリオサの若き日を演じるわけですから。

(宇垣美里)あの眼力はたしかに!っていう感じなんですけども。

(宇多丸)いや、宇垣さんがこのボブっていうの? やったらなかなか……。

(宇垣美里)でも、この方自身もこれはカツラだったみたいなんですよ。制作の裏側みたいなのを見たら。「そうか」って思ったんですけども。ちょっとそれぐらい憧れちゃう、すごくおしゃれな……かつ、「もう1回、チェスをしよう」っていう気持ちになる。

(宇多丸)ああ、宇垣さん、チェスできるんですか?

(宇垣美里)これはなぜか?っていうと、小さい頃に『ハリー・ポッター』を読みまして。ロンがかっこよすぎて。それでチェスに目覚めるっていう。だいたい私ぐらいの世代の子はもしかしたら小学生の頃に、一番最初の『賢者の石』を読んで。「うわっ、こんなところで戦っているロン、めっちゃかっこいい!」ってなるんですよ。そして、勉強をするんですけども。その時のことをちょっと思い出しながら。でも、チェスはわかんなくても内容はすごく面白いです。おしゃれで。

(宇多丸)『クイーンズ・ギャンビット』ね。これ、「あるな」とは思ってたんだけど。

(宇垣美里)これはぜひ……あっという間に見れちゃうんですよ。展開が早いし、おしゃれだし。

(宇多丸)1シーズンで終わっちゃうやつなんですね。ああ、割と短い。

(宇垣美里)そうなんですよ。45分ぐらいの回もあったかな? そのぐらいで結構サラッと見られちゃうので。

(宇多丸)これ、見てみます。

(宇垣美里)ぜひ、おすすめです!

『クイーンズ・ギャンビット』予告

<書き起こしおわり>

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