宇垣美里さんが2021年2月9日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でNetflixのドラマ『クイーンズ・ギャンビット』について話していました。
この旅の移動中に話題の「クイーンズ・ギャンビット」をみた。暗い設定から始まるのに、50's〜60'sのお話で映像も音楽もとてもオシャレだしキュートだし、天才が苦悩を乗り越えていくサクセスストーリー。最終回は号泣だった!超オススメです!#クイーンズ・ギャンビット #Netflix pic.twitter.com/UnDgacwiiR
— 西崎ゴウシ カルメラ Calmera (@goushi504) November 15, 2020
(宇多丸)いかがお過ごしなんですか、最近は? 「最近は」って言ってもまあこの1週間なんだけども。1週間、早いからね。もうね。
(宇垣美里)そうですね。何をしていたんだろう? あっ、Netflixのドラマを見ました。ええと、『クイーンズ・ギャンビット』。これはおすすめです!
(宇多丸)どういうやつですか?
(宇垣美里)アメリカの孤児院の女の子がチェスが上手い……どうやらチェスが強いらしいってことに気づいて、どんどんと勝ち進んでいく話なんですけど。もう少年ジャンプのようにどんどん戦っていく姿がかっこいいし。かつ、負けた男の子たちが……ほとんど敵は男の子なんですけども。なんか、足を引っ張るとかそういうのじゃなくて、負けたら仲間になるみたいな。
(宇多丸)ああ、いよいよジャンプですね!
少年ジャンプ的な展開
(宇垣美里)そうなんですよ。助けてくれたりとか、支えてくれたりするようになるところがすごくよくて。結局、誰か敵と戦うっていうよりは自分の孤独とか、そういうものと戦う話なのもすごく泣かせますし。
(宇多丸)アニャ・テイラー=ジョイさんだ。はいはい。
(宇垣美里)そう。すっごいおしゃれなんですよ。私、この髪型にするかを悩んだくらい!
(宇多丸)ああ、これはすごいね。この、なんていうの? おかっぱっていうか、前髪をパツンと切って。
(宇垣美里)そう。だんだん髪型、前髪の感じが変わるんですけれども。基本、この色。この長さぐらいで。
(宇多丸)アニャ・テイラー=ジョイさんはだってほら、シャーリーズ・セロンの『マッドマックス』のフュリオサの若き日を演じるわけですから。
(宇垣美里)あの眼力はたしかに!っていう感じなんですけども。
(宇多丸)いや、宇垣さんがこのボブっていうの? やったらなかなか……。
(宇垣美里)でも、この方自身もこれはカツラだったみたいなんですよ。制作の裏側みたいなのを見たら。「そうか」って思ったんですけども。ちょっとそれぐらい憧れちゃう、すごくおしゃれな……かつ、「もう1回、チェスをしよう」っていう気持ちになる。
(宇多丸)ああ、宇垣さん、チェスできるんですか?
(宇垣美里)これはなぜか?っていうと、小さい頃に『ハリー・ポッター』を読みまして。ロンがかっこよすぎて。それでチェスに目覚めるっていう。だいたい私ぐらいの世代の子はもしかしたら小学生の頃に、一番最初の『賢者の石』を読んで。「うわっ、こんなところで戦っているロン、めっちゃかっこいい!」ってなるんですよ。そして、勉強をするんですけども。その時のことをちょっと思い出しながら。でも、チェスはわかんなくても内容はすごく面白いです。おしゃれで。
(宇多丸)『クイーンズ・ギャンビット』ね。これ、「あるな」とは思ってたんだけど。
(宇垣美里)これはぜひ……あっという間に見れちゃうんですよ。展開が早いし、おしゃれだし。
(宇多丸)1シーズンで終わっちゃうやつなんですね。ああ、割と短い。
(宇垣美里)そうなんですよ。45分ぐらいの回もあったかな? そのぐらいで結構サラッと見られちゃうので。
(宇多丸)これ、見てみます。
(宇垣美里)ぜひ、おすすめです!
『クイーンズ・ギャンビット』予告
<書き起こしおわり>