ライムスター宇多丸さんがTBS マツコの知らない世界に出演したものの、マツコ・デラックスさんとのトークが全く噛み合わなかった件について、TBSラジオ『タマフル』で話していました。
(宇多丸)僕の所属しているグループ、ライムスターのMUMMY-Dがこの間卒業以来はじめて高校かな?の同窓会に出てきたっていうんですよ。そこで、みんなからされた話題は2つだったって言うんですよ。1つはこの間ライムスターで笑っていいともに出た時の話。もう1つは10年前にライムスターで笑っていいともに出た時の話。つまり、事程左様に、やっぱりみんな相変わらずテレビばっかり見てやがるっていうね。だからテレビ出るのって怖いよねっていうお話。
ねー、だからその体でいうと、これから僕は半年位はずーっと、会う人会う人に、『へっ、見たよ・・・マツコさんの番組・・・』。半笑いでね。もしくは、ちょっと同情気味に、『でもがんばってましたよね!』っていうね。言われるんでしょうね、マツコさんのね・・・昨日、金曜の夜にマツコさんのトークの新番組、この間始まったばっかりのね、最初吉田豪さんがゲストで、っていうやつに僕が出てたんですよ。出てたと思われます。昨日。
宇多丸史上屈指の大事故
なぜなら私、昨日は放送時間はとにかくテレビのないところで酒を飲ませてくれっていう・・・(笑)どういうことになるかっていうのを確認する勇気はないっていうね。まあそんぐらいの、吉田豪さんも(TBSラジオ)キラ☆キラでちらっと言ってましたけど、宇多丸史上でも屈指の大事故が起きたっていう収録・・・まず誤解を避けるために言っておかなければいけないのは、マツコさん自体はとっても良い人でした。
あのね、敢えて言えば、オレが悪い。何がオレが悪かって言うと、要するにアイドルのススメみたいな感じで、アイドルの楽しみ方をマツコさんに指南みたいな体だったの。まず、そのスタッフの方としてはマツコさんとの接点、まあそんなに映画も見るほうじゃないので・・・って言って接点としてアイドルの話じゃないですかと。で、マツコさん中森明菜好きだしみたいな感じで。
コレが逆にマズかったっていうのはありますよ。逆にアイドルのことなんにも興味がないとか知らないだったらいいんですけど、結構マツコさんなりに中森明菜を中心とした、ある種の確固たる信念みたいなものがあってですね・・・そういう人には、それは僕が何か言うっていったって、それはその明確にある人ですからね。そのちょっと食い合せが悪かったっていう、その話題のっていうのはあるんだけど。それ以上にオレがぶつくさぶつくさ言っているのは、酒飲ませてくれってなっているのは、誰のせいでもありゃしないと。
オマエが悪い。オレね。。。
なんでかって言うと、最初に時点で、『でもね、僕アイドルソングの連載やり続けていますけど、アイドルそのものだったらもっと詳しい人いますし、AKBのファンだってホントにAKB好きな人にやらした方が絶対面白いですよって。あんまりそのアイドルファン代表みたいな感じで出ても、違うんですけどね・・・』みたいなことを一応言ったんだけど、まあでもアイドルの話が接点だからっていう感じでね、じゃあ言うとしたらこんな感じみたいな感じでやったからね、そのテンションでのぞんじゃったオレが悪い。
大して、そんなに主張したくもないようなことを・・・(笑)。そんなに、そんなに分かってほしくもないような、別に嫌いなら別にいいですよ程度のことを、でも一生懸命語ろうとして、でも通じず、ああ、まあねっていう。コレは良くない!うん、だからオレが悪いんですよね。
ねー、でもさ、とはいえどの時点に遡ればってのはさ、『マツコさんが新番組をやります。出て下さい』っていうのは断らないでしょー。やっぱそれは出たいですし。マツコさんそのものはホントに良い人だったし興味もあったから。なんだけどさー、だからそこで勇気を持って、そういう話だったらNOって。アイドルの話だったらちょっと今はそういうテンションじゃないんでっとか。いやー、でもなー、そんな判断できないもんなー!みたいなことですよ。
だからオレに出来ることは酒を飲むことだけっていうね。あとはこれからみんなからの半笑いの、『みたよ、マツコさんの番組・・・(笑) 大変だったね・・・(笑)』みたいなのに、唇を噛み締めて耐えるっていう・・・オレに出来ることは耐えることだけっていう・・・(笑)まあ、テメーが悪いっていうことですからね。まあいいけどさ。なんかな、あのー、慎重になろうって感じになりますよね。
<書き起こしおわり>