宇多丸 佐々木喫茶『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』を語る

宇多丸 佐々木喫茶『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2020年8月26日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で佐々木喫茶『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』を紹介していました。

(宇多丸)続いて2曲目は番組で4月28日に紹介した『フォーリンラブ』という曲。これ、佐々木喫茶さんというですね、レコライドというグループをやっていらっしゃる方。その佐々木喫茶さんのソロプロジェクトで。フィーチャリングシリーズということでどんどんリリースをしていくということで。その第1弾で『フォーリンラブ』、戦慄かなのさんをフィーチャーした曲を紹介したんですけど。で、その『フォーリンラブ』がもう大好きで。僕はもう「年間ベスト級が来た!」なんて騒いでましたけど。

宇多丸 佐々木喫茶『フォーリンラブ feat. 戦慄かなの』を語る
宇多丸さんが2020年4月28日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で佐々木喫茶『フォーリンラブ feat. 戦慄かなの』を紹介していました。 (宇多丸)まず一発目。いきなり、とはいえ最近ここんところはアイドルらしいアイドルと...

(宇多丸)で、それの第2弾。やっぱりまた戦慄かなのさんでしたね。違う人が来るのかな?って思ったらね。

(森田秀一)そうでしたね。

(宇多丸)そして、これがやっぱりね、前の『フォーリンラブ』からさらにアッパーなテクノダンスチューンっていうか。そういう感じなんだけど、いいっすよね。めっちゃ、また。佐々木喫茶さんね。

(森田秀一)この曲もかなり中毒性がありますよね。

(宇多丸)うん。これ、俺もやっぱり聞けば聞くほどハマり度が増しているね。たしかに。で、やっぱりそのアッパーなテクノチューンで、なおかつ歌詞がね、すごい細かく韻を踏む人っていうか。そのライミングの気持ちよさみたいなところをちょっと、本当に普通の人よりは徹底してやる感じなのね。で、そのセンスとかも含めて。あと、そのメロディーのちょっとアジア的なセンスっていうかね。

そういうことも含めて、僕はやっぱり中田ヤスタカさんを……「ああ、この人は本当にすげえんだな」って。Perfumeの諸作もそうだけど、あの嘉陽愛子さんのさ、『cosmic cosmetics』っていう超名曲があって。あのあたりで「ああ、中田ヤスタカって本当に才能があるんだ」って完全にやられてた時期をちょっと思い出しました。僕は。森田くん、あの頃の感じとちょっと似ていない?

(森田秀一)本当、勢い的にも……今後もいろいろと聞きたいですよね。このシリーズ。

(宇多丸)佐々木喫茶さん、本当にすごいなって思いましたね。あと、戦慄かなのさんとの相性もすごくいいんでしょうね。では、お聞きください。佐々木喫茶さんで『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』です。

佐々木喫茶『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』

(宇多丸)前回の『フォーリンラブ』で「あえて文句を言うならば、2番を作れ!」みたいなことを言っていたら、ちゃんと今回は2番もありましたね。この後に出てきますけどね。いかがですか、日比さん?

(日比麻音子)たしかに中毒性、ありますね!

(宇多丸)歌詞の、やっぱりすごく細かく……サビとかで細かくライミングしてる感じがね、ちょっと口楽しいっていうか。一緒に歌いたくなる感じっていうか。

(日比麻音子)うんうん。思わず耳を委ねちゃいます。

(宇多丸)そう。すごいやっぱりこれはね、センスがあるなって思いましたね。サウンドももちろんすごいですしね。佐々木喫茶さん『うれしいたのしいさみしいガール feat. 戦慄かなの』を聞いていただきました。

<書き起こしおわり>

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