佐久間宣行さんが2020年12月2日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で2週間後にゲストに来る麒麟・川島明さんについてトーク。最近の川島さんの充実ぶりについて話していました。
(佐久間宣行)ここで再来週のスペシャルウイークのお知らせです。12月16日の放送にゲストが来ます。この方です。麒麟・川島明! 川島さんですよ。今、爆売れ中の。この間も、収録で言うと今が火曜日だから2日前の日曜日にオンラインイベントをやったのね。『クズか、宝か!?』っていうやつ。小木さん、ハライチの岩井くん、岡野陽一、それと麒麟の川島さんが来たんだけど……めちゃくちゃ川島さんがすごすぎて。大喜利みたいなのをみんなでやるんだけど。その内容が結構難しめのやつだったの。たとえばさ、ただキングコング西野がボーッとしている映像にアテレコをして。「何を考えてるんでしょうか?」みたいな。
要は、激しいアクションをしていればアテレコってしやすいんだけども、そうじゃないやつでやってみよう、みたいな。全部川島さんが先に手を挙げて完璧にやるから。終わった後、小木さんとかが「すげー!」って言っちゃって。で、「その後にはやりたくない!」っつって(笑)。全部、最初にやって正解を出しちゃうっていうぐらい今はもう、攻守両面で……だから、情報番組みたいな普通の回しから、お笑い番組に出た場合はお笑い番組で取りに行く。あと、たとえば『テレビ千鳥』とか出ていった時には、千鳥を立てつつも笑いを取るっていう。
今、攻守両面の最強の人
そういう意味でいうと今、攻守両面の最強の人じゃないか?っていう感じがあって。本当に。千鳥のノブさんも言っていた。最強芸人って。もう、この能力パラメーターの五角形が全部デカいっていうタイプの人だっていう話をしていて。今、一番乗っている芸人さんの1人だと思うんでお呼びして、いろんなお話ができるのがすごい楽しみだなっていうのと。川島さんとの付き合いはもちろん、俺は麒麟でコンビでの稼働が多かった時代はほとんど仕事したことなくて。川島さんと最初にお仕事したのはたぶん『ゴッドタン』の上品芸人だと思うんだけど。
上品芸人かその前の……だから博多大吉さんと川島さんを呼んで大喜利企画をやったのよ。大喜利企画でお題も考えてくる大喜利企画みたいなのをやって、それも面白かったんだけど。それがあまりにこっちの撮れ高通りに全部やってくれるから。「この人たち、なんか物足りないじゃないかな? もっと壊した企画で呼んだ方が面白いんじゃないかな?」って思って。それで大吉さんと川島さんを「上品芸人ハメ外しクラブ」っていう、普通はひな壇ちゃんとやってるけど、ここはめちゃくちゃにしていいですよ、みたいな企画にお呼びしたらバカハネして。
で、そこからのお付き合い。「オオギリッシュナイト」とか麒麟・川島、劇団ひとり・川島省吾、くっきー(野性爆弾・川島)の3人でやる「川島スリー」とかというのでお呼びしているのと。あとはね、とにかく天の声とかがめちゃくちゃうまいから、Hey! Say! JUMPとかとやった番組の天の声、キャラクターの声をやってもらって。それきっかけでたぶんジャニーズとのお仕事もバコーンと増えて。今はもう超売れっ子っていうね。
ということなんで、短い期間ではない付き合いで、いろんなジャンルでお仕事してるんで話すこともたくさんあるし。今の川島さんがここからどうしようと思ってるのか、すごく興味ありますね。ということで、再来週は麒麟の川島さんが来てくれますので、ぜひお聞きください。
(中略)
(佐久間宣行)さっき、川島さんの話の時に1個だけ軽く話そうと思ったのは、その『クズか、宝か!?』っていうイベントは今までやっていなくてクズなのか、宝なのかわからない企画を試していこうっていう企画なのね。とはいっても、お客さんが見ているから固い企画もいくつか試していくんだけども。ずっと試せなかった「これ、どうなるのかな?」っていう企画を勇気を持ってやってみようと思って。それがね、「大喜利が恥ずかしい世界」っていうので。
「大喜利が恥ずかしい世界」
大喜利を出すことが、おちんちんとかを出すぐらい恥ずかしい世界に行ったとしたら、みんなどうなるか?っていう……これまで、誰に説明してもわかってもらえなかった企画だったんだけども、川島さんとか小木さんだったらやってくれるかな?って思って。「もし、興味があったら選びますよ」っつったら小木さんと川島さんが「面白そうだからやってみよう」ってなって。で、その「大喜利が恥ずかしい世界」っていうのはまず1回、タイムスリップの音が鳴って、みんなが気を失うの。で、気を失って起きたら、そこから大喜利が恥ずかしい世界になるんだけども。
そしたら、面白かったのが俺はただ恥ずかしい感じを出すのかな?って思ったらみんな、気を失って起きたら川島さんが「えっ、なになに? えっ、ホワイトボードがあるじゃん……えっ、大喜利やらされるの?」って言い出して。フハハハハハハハハッ! それで岩井が「えっ、あたしやったことない、やったことない」っつって。で、岩井がなぜか処女の設定なのよ(笑)。で、川島くんはやっているけど、やっていない設定。「私、やったことないんだけど?」みたいな。明らかにやったことがあるのに。
「えっ、これ、ホワイトボードに書くわけ? えっ、信じらんない!」とか言い出して。その大喜利……なにかはわからないけど、やったことあるんだけど、やったことがない女性っていうテイで。岩井は完全に初めての人。それで岡野が面白いのが、「先輩に言われてホワイトボードに書いて出したことはあるけど……あれって大喜利だったんですか?」っていう(笑)。「ちょっとわかんないんだけども、あれが大喜利だとしたら私はやったことがあるかもしれないけども。でも、あれは大喜利じゃないと思うんですけど?」っていう(笑)。そういうのが面白くて。
それでそのコント師たちが楽しんでいる中、小木さんだけ横で「おい、ホワイトボード固くなっているぞ?」とかって(笑)。「答え、固くなってるんじゃねえの?」っつって(笑)。っていうのがあって、それがめちゃくちゃ面白かったなっていう。だから今度、どこかで。クズだと思っていた企画がめちゃくちゃハネたんで、どっかテレビでやってみたいと思います。「大喜利が恥ずかしい世界」っていう。面白かった。川島さんがさ、最初に乗ってくれるからうまくいったんだよね。
<書き起こしおわり>