オードリー若林 Creepy Nuts武道館公演を語る

水溜りボンド Creepy Nuts武道館公演ライブ配信を語る オードリーのオールナイトニッポン

(春日俊彰)もう、だってライブも終わってるし。その部屋に入ったら、もう普通にあいさつするぐらいの感じになっているんじゃないの? まだわかんないの?

(若林正恭)で、一応「お疲れさまです。おはようございます」って言ったら、軽く首が動いたから。「ああ、いいんだよな、これで」って思って。で、こういう時ってクリーピーが来るまで雑談をする感じなのか、その目の力でわかるじゃん。そういうのって。なんか、一言あいさつだけでいいのか、「いやー、ライブ、かっこよかったっすね。クリーピー」って話した方がいい顔をしてるのか、わかんないのよ。サングラスしてるから。

(春日俊彰)うんうん(笑)。まあ、そうか。そうだね。表情、そうね。目がわかんないとわからないかな。

(若林正恭)でも、こっちをずっと見てるんだよ?

(春日俊彰)うん。じゃあ話した方がいいって。

(若林正恭)いや、めっちゃ怖いのよ。ちょっと離れていて。で、「おはようございます」って言ったら首が2回ぐらい動いたけど……「これ、しゃべる感じ?」って。またちょうど距離感もさ。

(春日俊彰)ああ、なるほど。しゃべってもしゃべらなくてもいいぐらいの距離っていうことね? あるね。

(若林正恭)そうそうそう。でも1個、はっきりしてるのは「奥さんを紹介するってほどの仲じゃないな」とは思っているのよ。

(春日俊彰)フフフ、まあ、たしかにね。うん。

(若林正恭)そしたら、すごい助かったのが朝井リョウちゃんが入ってきたのよ。ちょっと時間が経って。「ああ、これは助かった」と思って。で、朝井リョウちゃんが入ってきて、Creepy Nutsが来たのかな?

(春日俊彰)ああ、じゃあもう大丈夫だ。うん。

(若林正恭)でもさ……まあ、本人たちも火曜日のラジオでしゃべるから、そこはファンの方たちも楽しみにしているだろうから、あんまりしゃべんない方がいいとは思ってるんだけども。本当に、もちろんラップもすごいめちゃくちゃ盛り上がってたし、めちゃくちゃ感動したし。あと、もうRのしゃべり……MCもすごいしゃべりが上手くて。「R、しゃべり上手いな! 落語とかやってもすごいんじゃないかな?」って思うぐらいの上手さ。そう思ってたんだけど……関係者のところに来た2人のあいさつがもうグダグダだったんですよ。社会性ゼロ。同じことを3回ぐらい言って。「これからもあの、応援よろしくお願いします」みたいな。もうグダグダよ、2人。

(春日俊彰)フフフ、なんなの、それ?(笑)。

グダグダすぎるCreepy Nutsのあいさつ

(若林正恭)だけど、その気持ちもわかるのよ。MCはね、集中しているから。でもホッとして……ああいう時ってあんまりしゃべれないよね?

(春日俊彰)そうね。なんかかしこまったことを言った方がいいのか、もうちょっと普通の方がいいのか、よくわかんない場ではあるよね。

(若林正恭)そう。でも武道館の真ん中の2人のオーラがすごくて。「もうスーパースターだな!」って思って。なんか、その圧力とか華とかが。で、MCのしゃべりもすごくて……って。そう思ってたのよ。ついさっきまで。でも2人でモジモジモジモジ……「あの、あの……これからもなんか、あの、応援よろしくお願いします。これからも……応援よろしくお願いします」って。そしたらマネージャーさんがなんか入ってきて。「なんかもっと皆さんに……」って入ってきて(笑)。

(春日俊彰)それにしてもひどいな(笑)。

(若林正恭)「み、皆さんのおかげで……」って。モジモジモジモジさ(笑)。もう、入ろうかと思ったもん。「ちょっと突っ込まないと無理だぞ?」っていうぐらい(笑)。「さっきまでのしゃべりはどうしたんだよ?」って言わないと。まあモジモジしていたっていうのはあったんだけどね(笑)。

(春日俊彰)なんか、そうね。切れちゃったのかな? 全部ライブをやって(笑)。

(若林正恭)というのがあって、廊下を出て。まあ、こういうご時世だから距離を離しながらちょっとずつあいさつしていくっていう。「1組ずつ行きましょう」みたいな感じになったわけ。で、DJ KOOさんにはいいけど、朝井リョウちゃんには「奥さん、初対面だったからちゃんとあいさつをさせなきゃな」と思って。それで朝井リョウちゃんの前に行って。そしたら「ああ、お話は……」みたいな。なんか明るく話してくれるっていう段取りを俺は考えていて。

で、Creepy Nutsが外に出て。「その間に朝井リョウちゃんにあいさつして……」って思っていたのよ。で、その前にバンドの方がCreepy Nutsにあいさつをしているから。その後に俺たちでいいのかな?って思っていたの。それで奥さんの背中を押し出しながら朝井リョウちゃんの方に向かおうとしたのね。俺の向こうに朝井リョウがいるんだけど……その途中で一歩、DJ KOOさんが1歩、グッて入ってきたんですよ。それで、こっちを向いているんだよね。

(春日俊彰)えっ、なんだ? どういうことだ?

(若林正恭)で、なんか絶対にこっちを向いているんだよね。

(春日俊彰)それは向きはわかるでしょう? 後頭部なのか顔なのかはわかるでしょう?(笑)。

(若林正恭)いや、なんかサングラスしているから。その、しゃべる感じなのかがわからないのよ。バリのお面にしか見えないのよ!(笑)。

(春日俊彰)いや、横なのか前なのか後ろなのかはわかるだろう?(笑)。

(若林正恭)で、DJ KOOさんが2メートルぐらいの距離でこっち、見てるなって思ったら、めっちゃ怖いよ? あと、すっげー近くに見えるよ?

(春日俊彰)フフフ、もう距離感がわからない(笑)。

(若林正恭)距離感がわからなくなるのよ。で、サングラスしてるから……(笑)。で、グッと……朝井リョウとの間に入ってきたわけ。もう、だからDJ KOOさんしか見えなくて。絶対に俺の方を方を向いているんだよね。「こ、これは?」って思って。で、俺はもう1回、「お疲れさまです」って言ったのよ。で、しゃべる感じで来ているのか、わかんないから。俺は「Creepy Nuts、かっこよかったですね」っていうのを崩しながら言ったのよ。

(春日俊彰)崩しながら? どういうこと?

(若林正恭)うん。わからないから。話したい目をしているのかが。「サングラス、取れや!」って思っているんだけども(笑)。

(春日俊彰)いや、取らないよ。DJ KOOさんはサングラスありでDJ KOOだから。あれはなんか、そのね、衣装みたいなもんだから。体の一部だから(笑)。あれは取らないでしょう? しててほしいしな。

(若林正恭)それで、(崩して)「クリナッツ、カッコっすねー」って言ったのよ。

(春日俊彰)うん。それはわかんないよ。崩しすぎて。

(若林正恭)でも、そんぐらい崩した方がいいと思ったんだよな。なんか。

(春日俊彰)まあ、だからがっつり話しかけても向こうがそういうテンションじゃなかったら……。

(若林正恭)そうそう! それだったから「カッコよっすねー」みたいに言ったら、なんかたぶん言っていた。

(春日俊彰)「たぶん言ってた」ってなによ?(笑)。

(若林正恭)なんか……言ってなかった? 言ってなさそうだったね。

(春日俊彰)なんなのよ。今まで、DJ KOOは一言もしゃべってないよ? 登場してきてから……不気味すぎるだろ!

(若林正恭)いや、マジなのよ! 本当にそうなのよ!

(春日俊彰)話に登場してきてからまだ一言もしゃべっていないぜ?(笑)。

一言も発しないDJ KOO

(若林正恭)本当にそうなのよ。バリのさ、お面がずっとある感じなのよ。で、俺が「おはようございます。お疲れさまです」って言った時も、なんか言ってるのかな? みたいな。わかんないのよ。

(春日俊彰)なんか音はすると。

(若林正恭)でも、共演はしているはずだからしゃべれないはずがない距離感ではあるけども。でも、奥さんを紹介するほどではないっていう(笑)。

(春日俊彰)ああ、まあね(笑)。まあ、それはわかる。うん。「紹介されても困るかもしれないな」っていうのもあるしね。

(若林正恭)そっち! それそれ。その大人のやつ。

(春日俊彰)向こうがね。KOOさんがね。

(若林正恭)でも、朝井リョウちゃんには付き合いが長いから奥さんには絶対にあいさつをしてもらわないと……とは思っているの。で、俺は言ったわけ。(崩して)「クリナッツ、カッコっすねー」って。そしたらなんか、口が動いているのかな? 俺の方、向いているんだよね……っていう感じで。それで俺は迂回して朝井リョウの方に向かったんですよ。

(春日俊彰)フフフ、ああ、コンタクトはなかったわけだな。そこではまだ。

(若林正恭)それでリョウちゃんに話をして。そしたらリョウちゃんも「いやー、お話は……」みたいな。明るくしゃべってくれて。それで、よかったなと思って。それからCreepy Nutsともしゃべらせてもらって。それで、武道館を出たんですよ。武道館を出て奥さんとしゃべっていたら「大丈夫?」って言われて。「えっ、なにが?」「あの、DJ KOOさん、『元気?』って言ってましたよ」って言われてさ(笑)。

(春日俊彰)しゃべってたかー!(笑)。

(若林正恭)「元気?」って言っていたんだって。俺、それを無視して朝井リョウちゃんの方に行っちゃってて。

(春日俊彰)それはマズいね。

(若林正恭)それで俺は奥さんに言ったよ。「大丈夫」っつって(笑)。

(春日俊彰)まあ、大丈夫だろうな(笑)。

<書き起こしおわり>

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