渡辺志保さんが2020年10月19日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中で2020年アメリカ大統領選に立候補したカニエ・ウエストについてトーク。期日前投票の状況や新曲『Nah Nah Nah』について話していました。
(渡辺志保)次はですね、カニエ・ウエストさんがね。もうカニエさんのことは50歩ぐらい引いて双眼鏡で遠くから見つめるぐらいがいい距離感なのかな、なんていう風にも思っていて。
(DJ YANATAKE)深入りしすぎちゃうとね、心が持たないっていう。
(渡辺志保)そう。持たないのよ。それで実際に今、アメリカでは大統領選の期日前投票みたいな。Eary Voteっていうのが始まっていって。実際に州によってはカニエさんが候補者として諸条件を満たして受け付けが間に合っている。そんな州ではドナルド・トランプ候補、ジョー・バイデン候補みたいな名前に連なって、カニエ・ウエスト候補っていうのがね、ちゃんと投票用紙に名前がプリントされている。
大統領選の投票用紙とカニエ・ウエスト候補
Friends writing me in ? pic.twitter.com/bC4NvFBWB5
— ye (@kanyewest) October 9, 2020
(渡辺志保)だがしかし、「みんな、これはジョークじゃないんだから。本当にみんなの人生がかかっている大事な選挙なんだからよく考えて。カニエには投票するなよ!」っていうツイートが結構、その「カニエ・ウエスト」がトレンド入りしちゃぐらいに……。
(DJ YANATAKE)その若者に「ノリで行くな」っていうことですね。
(渡辺志保)そう。そんなこともある中で、カニエさんが新曲の『Nah Nah Nah』っていう……まあ「No No No」っていうことですけども。『Nah Nah Nah』という新曲を出して。たとえば昨日もですね、ポッドキャストキングのジョー・ローガンのポッドキャストに出るとか。あと「デイヴ・シャペルと話しました」みたいなツイートも今日、していて。「デイヴ・シャペルは現代のソクラテスだ」っていう風につぶやいてらっしゃって。「ああ、深い。ソクラテスか……」みたいな。
(DJ YANATAKE)深いのか(笑)。
(渡辺志保)それで、この『Nah Nah Nah』も数日前にTwitter上で発表していた曲なんだけども、それがえ正規のリリース楽曲となって、各種ストリーミングサービスのプラットフォーム部分にも出てきたわけですけども。
でも、ここでもやっぱり「俺は大統領候補者だぞ」とか。あとは「自分の原盤権を買い戻すぞ」みたいな。だから昨今のカニエさんの主張をそのまま歌にしましたみたいな曲に仕上がってますので。まあリリックの内容としてはそういう感じなのかなって。ただここにですね、ダベイビーさんがリミックスに参加されるみたいで。
カニエさんのツイートを拝見するとダベイビーとのテキストのメッセージのやりとり。初めてね、電話番号でやり取りしてるっぽいんだけど。「いろいろありがとうございました」っていうのから始まって。「やろうじゃないか!」って。ダベイビーも「めっちゃ影響を受けているんで。インスパイアされてるんで」みたいな感じで返していて。「やりましょう、兄さん!」みたいなバイブスを醸し出しているスクショをカニエさんがツイートしていて。
— ye (@kanyewest) October 18, 2020
(DJ YANATAKE)いいですねー。
(渡辺志保)そしたらさっそくその『Nah Nah Nah』にダベイビーがバースを乗せたそのスニペットの音を……16秒だったかな? Twitterに載せていましたので。本当になる早でまそのリミックスが出てるってことだと思うんだけど。
DABABY TURNED THIS VERSE AROUND SO QUICK ITS INSPIRATIONAL TO SEE HOW FAST WE CAN MOVE AS A PEOPLE. I HAD TO GIVE YALL AT LEAST A SNIPPET. pic.twitter.com/Ap1SNAmFNK
— ye (@kanyewest) October 19, 2020
(DJ YANATAKE)ねえ。ついこの間まで、「大統領選が終わるまでは新曲を出さない」みたいな、そんなことを言ってましたけどね。
(渡辺志保)まあ、カニエだからね。
(DJ YANATAKE)さすがですよね。すぐに撤回っていう。あと、「見て見て! 俺に結構票、入ってない?」みたいな。ケンタッキー州かなんかの。あれもなんかフェイクなんじゃないか、みたいな。ねえ。いろいろと面白いですよね。
YE 2020 AFTER ALL? Kanye West is leading Joe Biden and Donald Trump in Kentucky precinct voting polls ??? pic.twitter.com/s29S1YTCrz
— SOHH (@sohh) October 13, 2020
(渡辺志保)びっくりすることだらけですよね。だから、まあね、カーダシアン家のリアリティーショーも来年でね、放送が終了するというのも数ヶ月前に報じられましたので。そしたらまたね、カーダシアンさんの家もジェンナーさんの家もいろいろと変化があるだろうから。またちょっと遠いここ日本からですね、彼らのことを見守りたいなと。
(DJ YANATAKE)でもフォーブスでさ、稼いだ女性リスト。インディペンデントウーマンっていう、自分で稼いだ女性リストにもね、みんな入ってますし。もう一生分、お金はあるでしょう?
(渡辺志保)そうね。でもフォーブスとカーダシアン家とジェンナー家、あとカニエ・ウエストさん本人もだけど。ちょっとなんか諍いがあって。実はその金額が間違っている。虚偽の報告をしていたんじゃないか、みたいなこともあるので。
(DJ YANATAKE)「お前、それ盛ってるんじゃねえの?」みたいなやつね。
(渡辺志保)まあ、そのへんもどうなるかな?って思ったり思わなかったり。
(DJ YANATAKE)でもまあ、俺らのレベルじゃないですから。多少、サバを読んだようがなんだろうが、めっちゃ持っていますから。
(渡辺志保)そうですよ。もうゼロの1つや2つ、コンマの1つや2つっていうね、世界だろうからね。
(DJ YANATAKE)もうGo To Travelの共通クーポンとかじゃ喜ばないですよ。
(渡辺志保)ねえ(笑)。35パーセントオフだぞ、みたいなね。
(DJ YANATAKE)俺なんかめっちゃ喜んでるんだから(笑)。
(渡辺志保)ねえ。家族3人分で……ってね。持続化給付金が出るぞ、とかね。
(DJ YANATAKE)そうそう。15万円の給付金、ありがとう! みたいなね。
(渡辺志保)そういう話じゃないっていう。じゃあ、というわけでカニエ・ウエストさんの行方を『INSIDE OUT』では今後もあたたかく見守っていきたいなと思う、そんな意味を込めて新曲『Nah Nah Nah』をお届けしましょう。
Kanye West『Nah Nah Nah』
(渡辺志保)はい。今、お届けしたのはカニエ・ウエスト大統領候補の新曲『Nah Nah Nah』でした。これね、またすぐにね、リミックスが出そうな感じがしますので。またそうしたらお知らせいたします。
<書き起こしおわり>