R-指定さんが2020年6月30日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でリリックの書き方についてトーク。曲のリリックを書く際のアプローチについて話していました。
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— Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 (@cnann0) June 30, 2020
(DJ松永)次のメールです。「Rさんに質問です。リリックを書く時は韻を考えてから文でつなぐのか、文を考えながら韻が思いつくのか、どっちですか?」。
(R-指定)ああー、でも文を考えながらの方が多いですね。
(DJ松永)なるほど。
(R-指定)書き方によっては……俺、聞いたことがあるのはRAU DEFっていうラッパー。あの人はまず、曲のテーマ決めて。テーマに合うような韻だけ考えていくんやって。で、後で文章でつなぐみたいな作り方らしくて。
(DJ松永)へー!
(R-指定)みたいな作り方の人もおるけど、あとはジブさんとかは譜割り。口で「♪♪♪♪、♪♪♪♪」っていうのを考えていって、そこに言葉をはめていくみたいな。それで意味とかを同時に考えるみたいな。
(DJ松永)ああ、でもそのRAU DEFのやつ、すげえ納得した。なぜなら、あの人ってコピーライト的にすごい面白いのが多いから。それぞれの単語、単語の選び方が面白いじゃん? そうなってくると、「韻から先に考えている」っていうのはすごい納得。
RAU DEF『GOOD TIME feat. PUNPEE』
(R-指定)せやねん。2小節ごとにおもろいみたいな。そういう人もおる。で、俺はどっちかっていうとジブさん寄りっていうか。俺もその乗せ方とかを考えてやる時もあるし。でも、乗せ方じゃあ思いつかへん時には逆に言葉だけ考える。「このテーマでどんな言葉を言いたいか?」って。で、言葉が出てきたらそれをどう音に乗せたら気持ちがいいか? みたいな。だから結構決まっていないんですよ。その曲によって「こっちで行き詰まったらこの考え方。この考え方で行き詰まったら今度はこっちを……」みたいな。いろんなことをやっていますね。
(DJ松永)なるほどね。たしかに、特にRさんは引き出しが多いもんな。あえて韻を省くようなこともするもんね。
あえて韻を踏まないパターン
(R-指定)それもするっすね。「これはこれを表現したいから、あえて韻を踏まない」みたいな時もあるし。
(DJ松永)あるよね。
(R-指定)あります、あります。
<書き起こしおわり>