星野源「才能」を語る

佐久間宣行 星野源ソロデビュー10周年お祝いコメント書き起こし 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2020年6月23日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で「才能」について話していました。

(星野源)さあ、愛知県の方からのメールです。「源さんに学んだこと。『才能がないからやるという選択肢があってもいいじゃないか』ということです。『才能がないから』と諦める人生でした、源さんのこの言葉でやりたいことをやるということの大切さに気づかされました」という。ありがとうございます。嬉しいですね。

そうですね。「才能がないからやる」っていうのは、なんていうのかな? 「才能がない」ってさ、自分で結構思っちゃうじゃないですか。でも、自分で自分のことが分かることって結構少ないと思うんですよね。あと、人から「お前、才能ねえよ」って言われても「お前に決められたくねえ」っていうか。

「というか、お前にどんだけの審美眼があるの?」っていう。そういうことなんだと思うので。自分で決めてもどうかと思うし、人が決めるのはどうかと思うし。というか、やってみろよっていうことなんだと思います。

やりたいことはやってみる

だから、やってみてダメだったら「違うな」って思って違うことをすればいいし……っていうことだと思いますね。だから才能ってなんか「ある・ない」っていうよりも、やっぱりやってみないとっていうのはね。あと急に、55歳で花開くとかも絶対あるわけで。それは誰もわからないことなんですよね。才能なんて。

だから僕はとにかく何か「やりたいな」って思ったことをやってみるという欲望に勝てない人間っていうですね(笑)。とにかくやってみたくなっちゃうっていう。それで、自分でできなかったらそれができる人を捜して。「一緒にやろうよ」って言ったりとか、「教えて」って言ったりとかしたくなっちゃうっていうことで。

できない時はできる人を捜す

で、そういうことの積み重ねじゃないけども。だから「縁」ですね。人との縁でこういうところまでこれて。10年間、こういう風に星野源という名前でいろんな活動ができてですね、本当に幸せです。なので皆さん、応援していただきありがとうございます。そしてね、このラジオも結構もう長いですね。もう5年目か。だからこれからもね、なるべく長く続けていきたいと思いますし。

でね、今日はね、(ディレクターの)ヒカルちゃんが卒業ということで。お疲れ様でした。本当にありがとうございました。(拍手)。まあ、この後のYouTubeライブでいろいろ話してもらうよ(笑)。わかんないけど。

あとね、自分のチームからもね、びる美が卒業ということで。そうなの。びる美、お疲れ様でした。ありがとう!(拍手)。ねえ。結婚されるということで、本当にめでたい。本当にめでたい。素晴らしいです!(拍手)。

<書き起こしおわり>

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