安住紳一郎さんが2020年5月31日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で大好きな納豆餅についてトーク。山形県新庄市までわざわざ納豆餅を食べに行ったのにお店がお休みだった話をしていました。
ん、納豆餅って山形ローカルなの??? pic.twitter.com/2nwwGrWR3V
— うえつ教授 (@uetsuexp) January 9, 2016
(安住紳一郎)市川市の45歳女性の方。ありがとうございます。「物心ついた時より納豆はひき割りと決めて生きてきたのですが、それには生まれ育った土地柄もあったことを後になって知りました。青森県弘前、岩手県盛岡と東北で暮らしていた時にはスーパーなどの売り場で『丸』と『ひき割り』の売り場での比率は1:1でした」。ああ、そう? へー! 丸大豆。まんまるの納豆とひき割り納豆とが1:1! 「……もちろん、値段も一緒です」。東京のスーパーだとひき割りは1種類あるかないかだよね。
(中澤有美子)はい。
(安住紳一郎)「……私が東北から上京した際のカルチャーショックはいくつかありますが、ひき割り納豆の存在感が薄いこともそのひとつです。こちらではひき割りをあまり見かけないのとお安くないのがネックで私もポリシーに反して丸納豆ばかり食べる日々が続きました。その後、年末年始に帰省した実家でひさしぶりに嬉々としてひき割り納豆を食べたところ、どうにも歯ごたえがなく物足りなさを感じてしまいました。私はすっかり東京に染まり、丸派の人間になっていたのです。逆にあれほど頑固なまでに丸納豆にこだわっていた実家の父が歯が悪くなったからとひき割りをモシャモシャ食べていたことに少し寂しさを感じました。ちなみに納豆菌の生息している表面積から言うと、ほんの少しひき割りの方が健康効果は高いそうですよ」。ああ、そうですか。
(中澤有美子)へー! そうですか。知らなかった。
(安住紳一郎)ひき割り納豆ね!
(中澤有美子)うん。美味しいですよね!
(安住紳一郎)たしかに歯ごたえはないかもしれないけれども。あの独特のね、より納豆の風味が強い感じはいいですよね。
(中澤有美子)手巻き寿司みたいなのに入っていると美味しいですよね。
(安住紳一郎)お寿司屋さんはでも納豆を自分の包丁で細かくしていたりするのかな?
(中澤有美子)ああ、そうなんだー。
(安住紳一郎)青森、岩手の方ではひき割り中心ということですかね。私、何度も話していると思いますが。私、大好物に「納豆餅」があるんですよね。母方、山形の天童におばあちゃんがいたものですから。そのおばあちゃんの作る納豆餅が本当に美味しくてですね。ちょっとまたね、齢40をすぎましてその納豆餅欲がすごく駆り立てられちゃって。わざわざ新庄まで納豆餅屋さんがあるというので行ったんですよ。そしたら、休業していたんですよね。なのでまだ食べていないんですけども。
(中澤有美子)えーっ!
(安住紳一郎)ちょっと近いうちにまたね、県外に行けるようになったらさっそく行こうと思いましてね。
(中澤有美子)そうですね。いやー、いいなー。美味しそうだなー。
(安住紳一郎)それでは1曲、お聞きください。さいたま市大宮区の45歳男性の方からいただいたリクエスト。ありがとうございます。広末涼子さんで『MajiでKoiする5秒前』。
広末涼子『MajiでKoiする5秒前』
(安住紳一郎)懐かしいですね。「MK5」なんていってね。ありましたね。
(中澤有美子)ええ。
(安住紳一郎)なんかね、なんでしたっけ? なんか言ってましたよね。「白ける」を「ホワイトキック」みたいな。そういう、なんか若者言葉、ありましたよね? あ、すいません。放送中なのにちょっと思い出散歩に出かけてしまいました。すいません。申し訳ありません!
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)あと、今、山形の新庄まで納豆餅を食べに行ったらお店がお休みだったという話を聞いて「この人、前にちゃんぽんを食べに天草に言った時もちゃんぽん屋さんが休みだったな?」とか「名古屋にラーメンを食べに行った時も休みだったな?」みたいに思っている方もいらっしゃると思うんですけども。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)別にそれは全然気にしていないんで。そういうところで運を貯めているんですよね。だってわざわざ食べに行ってお店が閉まっていたらむしろ私ね、「やった!」って思うぐらいですよ。「ここで運の貯金ができた。他で使おう!」っていう風に思いますね。
(中澤有美子)へー!
(安住紳一郎)そう思うんですよね。必ず食べますからね、私。納豆餅を!
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)そしたらもうここで自慢たらたらで話してやりますから! そういうこと、あるんだよ。本当にさ。なんか……みんながすごくかわいそうな人みたいな風に言うから、すごくいたたまれなくなったわ。なんか「調べて行きなさい」みたいなことを言う人がいるんですけど、違うんですよね。あのね、事前に電話してからとか、行きたくないんですよね。なんか一期一会みたいな感じで行きたいんですよね。で、やってなかった時の落胆とか、結構すごいですよ? 「あああーっ!」ってなるから。
(中澤有美子)ですよね(笑)。
(安住紳一郎)顔面蒼白な感じになりますから。面白いのいっぱいありますからね。ご紹介したいわ、いろいろと。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! あるんですね。ストックがいろいろと。
安住紳一郎のがっかり写真集
(安住紳一郎)いっぱいある。わざわざ行ったけどもやっていないシリーズ。すんごいいっぱいある。で、私ね、ちゃんと写真を撮っていて。わざわざ行ったけどもやっていなかった落胆の俺の様子とか、セルフで撮ってあるからね。その写真集を見せてあげたい。「ガクーン!」っていうのがいっぱいあるから。
(中澤有美子)お店の写真かと思ったら自分ね(笑)。
(安住紳一郎)自分の「ガクーン!」っていうのが。うん。ほら、Instagramとかっていろいろと充実している写真が多いからね。私はちょっと違う方の、アンチの方に行ってみようと思って。「わざわざ行ったけども休みだった。(ガクーン!)」とかね。「わあ、来ました。曇っていて何も見えません。(ガクーン!)」みたいな。はい。お付き合い、ありがとうございました。皆さんの拍手を手拍子に変えて、エンディングです!
<書き起こしおわり>