宮下草薙・宮下 転売屋が大嫌いな理由を語る

宮下草薙・宮下 転売屋が大嫌いな理由を語る 文化放送

宮下草薙のお二人が2020年5月18日放送の文化放送『宮下草薙の15分』の中で転売屋についてトーク。転売屋のことを大嫌いな宮下さんが嫌いになったきっかけについて話していました。

(宮下兼史鷹)最近さ、やっぱり体をなかなか動かせないじゃん。部屋にこもることが多くて。それで俺、『リングフィットアドベンチャー』って知ってる?

(草薙航基)知ってる。なんかあれでしょう? 詳しくは知らない。でも(笑)。

(宮下兼史鷹)「詳しくは知らない」(笑)。まあ、自分の筋力が直接……ゲームなんだけどね。Nintendo Switchで出ているゲームで。輪っかのやつにコントローラーを装着して、それでセンサーがあるから、自分の筋力が直接そのゲームに影響して、数値となって敵を倒していくみたいなことができるゲームで。それで俺、めちゃくちゃほしくて。体を動かしてさ、楽しみながら……っていうのがたぶん今、一番できるそのゲームじゃん。それで俺、ほしくて。でもやっぱり高くなってるのよ。

(草薙航基)今、全部高いよね。Switchとかもさ。

(宮下兼史鷹)品薄で。

(草薙航基)もうなんにも買えないね、今ね。

(宮下兼史鷹)それで転売とかも多くて。やっぱり普通に定価でだったら買いたいけどさ、転売しているやつに儲けさせたくないじゃん?

(草薙航基)宮下はさ、転売してるやつが一番嫌いだもんね(笑)。

転売屋が大嫌いな宮下

(宮下兼史鷹)俺、本当に嫌いなのよ。俺が転売、嫌いになった話をしていい? 俺、結構ほら、ベイブレードとか買うじゃん? で、それベイブレードって毎回ね……まあ今はちょっとできないけど。昔、本当にそれこそ近所のスーパーとおもちゃ屋が一緒になっているところがあって。そこが10時ぐらいに開店するの。で、わざわざ俺、10時に並んでベイブレードを買うの。結構人気だからさ、早く行かないと売り切れちゃうから。で、俺が行くと割と10人ぐらい並んでいて。そこに家族……子供とかもいるの。早起きして来ていた。それでいざ、開店するじゃん? そうするとその俺の後ろにいた大人5人ぐらいがブワーッと走り出すの。列に並んでたんだけど、その順番を守らずに。

(草薙航基)「開店と同時に」っていうこと?

(宮下兼史鷹)そうそう。ブワーッて走り出して。それで先に並んでいた子供は置いてけぼりにされちゃう。それで俺も一応、小走りでバーッて追うのよ。それで追って、そいつらもさ、自分の子供のために並んでいて、絶対に子供に買って帰りたいって思って走っているのなら俺も全然いいと思うんだけど。それで売り場についたらそいつら、5人ぐらいが話していたのよ。「どれ、どれ、どれ?」みたいな。「どれだっけ?」みたいな。

(草薙航基)なるほど。買うものがわかっていないんだ。

(宮下兼史鷹)もう好きなやつはそんなこと、言わないじゃん。真っ先にその目的の商品を取るじゃん? それで「どれ、どれ、どれ?」みたいな感じで。「ああ、これだよ、これ」みたいに。なんか画像と照らし合わせて探して。で、たぶん誰かから頼まれているんだよ。絶対に。

(草薙航基)「これを買ってきてくれ」みたいな?

(宮下兼史鷹)そうそう。「買え」っていう司令が出ていて買っているの。で、ごっそり全部、持っていくわけ。

(草薙航基)ええっ? 全部、持っていくの?

(宮下兼史鷹)そう。その5人ぐらいで。「お一人1個」とか書いてあるんだけど、5人ぐらいでごっそり持っていて。で、要はレジでちょっと間隔を開けていけばバレないからっていうんで、それで全部買われちゃうの。それで「うわー……」って。俺もショックで。「全部持っていった……」ってなって。

(草薙航基)宮下、買えなかったんだ。

(宮下兼史鷹)そう。「うわっ、買えないじゃん……」ってなって。それで後ろをパッと見た時、まずその子供が本当に泣いていたのよ。それを見て。もう大人がごっそり持っていくのを見てさ。それでもう自分のほしいやつが1個も残っていないっていう……。

(草薙航基)地獄……。

(宮下兼史鷹)俺、それを見た時にマジで転売屋が嫌いになって!

(草薙航基)宮下、本当に嫌いだもんね。転売屋。

転売屋に買い占められて子供が買えない

(宮下兼史鷹)子供たちがやっぱりかわいそうっていうか。で、最近結構おもちゃの取材が増えたの。で、取材してくれる人って結構事前におもちゃを買って、ちょっと遊んでくれていたりするのよ、今。で、それこそ俺、この間はベイブレードの取材をやって。それでひとしきり話してたんだけど。「僕も遊びましたよ」みたいなことを言っていて。それでほら、お前とも遊んだけどさ、火花が散るやつ、あるでしょう?

(草薙航基)あれね。ベイブレード、すごいよね。シュッとやるとさ、ヤスリみたいのがガッとなってさ、火花が出るんだよね。

(宮下兼史鷹)火花が出るみたいなやつ。あれもなかなか売ってなくて、転売をされているんだけど。それで「すごいですね。実際にやってみたら本当に火花、見えますよ」みたいに言っていて。「よく手に入りましたね」って俺が言ったら「えっ? 普通にネット通販で売ってましたよ」って。それで「いくらで買いました?」って言ったらそれ、定価が700円ぐらいなんだけど、その人は3000円で買っていて。

(草薙航基)うわっ、へー!

(宮下兼史鷹)だから知識がない人も餌食になっているのよ。定価を知らない人も。

(草薙航基)なんも知らなかったら「3000円ぐらいするんだな」って思うもんね。

(宮下兼史鷹)いや、本当に俺、転売屋が大嫌いなのよ。マジで!

(草薙航基)フフフ、そんなのがあったんだ。悲しい話が。宮下がさ、転売屋をすごい嫌っているなっていうのは俺、ずっと感じていたのよ。一緒にいると。でも、ずっと聞けなかったのよ。「なんでこんなにこいつ、転売屋のことが嫌いなんだろう?」って。でも、そんなのがあったね。バックボーンがね。

(宮下兼史鷹)そう。

(草薙航基)いや、それはすごいな。最近、増えたもんね。バトルトイグランドマスター仕事みたいなのがね。宮下ね。

(宮下兼史鷹)いや、そうなんだよ。ありがたいことにね。

バトルトイグランドマスター宮下

(草薙航基)結構BTGM……だからBTGMってなんかさ、チラッと街を歩いていても、たまに見るじゃんか。

(宮下兼史鷹)えっ、どういうこと?(笑)。

(草薙航基)「BTGM」ってさ、「ベーコンレタスバーガー」とか「BLT」とかさ……ああいうのを見るとね、すげえ思い出すのよ(笑)。あとは「HDMIケーブル」みたいな(笑)。

(宮下兼史鷹)いや、もうそうなったらお前、俺の虜だよ?(笑)。

<書き起こしおわり>

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