朝井リョウと高橋みなみ『M 愛すべき人がいて』を語る

スーパー・ササダンゴ・マシンと角田龍平『M 愛すべき人がいて』を語る 高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと

朝井リョウさんと高橋みなみさんが2020年5月17日放送のニッポン放送『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』の中でドラマ『M 愛すべき人がいて』について話していました。

(高橋みなみ)ちなみにさ、その朝井さんのスマホのギガ数(データ保存容量)が少なくてさ、(ラジオ放送用のアプリを入れるために)いろんなデータを消去したって言っていたけどもさ。本当に大切なものを消去したの?

(朝井リョウ)大切なもの……ええと、大切なもので言うと、ドラマ『M 愛すべき人がいて』を見るためにインストールいたAbemaTVアプリは消しました。

(高橋みなみ)アハハハハハハハハッ! それかい!(笑)。

(朝井リョウ)あのドラマに関しては、いろんな思いがある。もう一言では言えないし……。

(高橋みなみ)えっ、見てるのね?

(朝井リョウ)いや、でもこれも一言では言えないし、こういう場所でもドラマ『M』については言うつもりもないの。

(高橋みなみ)ああ、もう逆にね?

「あのドラマに関しては、いろんな思いがある」(朝井リョウ)

(朝井リョウ)というか、一言では……簡単にまとめると私はその「本気で作ったもの」……本気で「これがいい!」と思って作られたものからにじみ出るもののおかしみというのが最も好きであって。「みんな、こういうものを面白がるだろうな」というものではないんですよね。私が好きなものっていうのは。それだけは……。

(高橋みなみ)それは、あれですよね? ほぼ否定しているっていう?(笑)。

(朝井リョウ)いい加減にしてよ。(スマホのデータ保存容量が)512GBあるからってさ、あなた調子に乗っているでしょう?

(高橋みなみ)アハハハハハハハハッ! 絶対に今、大半の人がそう捉えたもん!

(朝井リョウ)あんた、調子に乗っているね? 512ギガバイト持っているからって?

(高橋みなみ)フフフ、なにこの女子校みたいなやり取り?(笑)。ただ、言っていい? 20何GBしかないようなやつにはマジで負けねえ!

(朝井リョウ)ふざけんなよ! こっちは16GBだよ!

(高橋みなみ)(アユのモノマネで)「私、その虹わたる……!」。

(朝井リョウ)ちょっと……だからその今の言い方は高橋さんの気持ちがにじみ出ていたと思うよ。今の言い方はね。

(高橋みなみ)いやいや、あれ、名言だもん。だって。崖の上からマサが。

(朝井リョウ)私は本気のものを見たいの。本気の……だからこれ、言い方が難しいんだよね。本気でやった結果……だから、前にも言いましたけども。「先生が一発ギャグをやっても面白くない。でも、先生が本当に乗りたい電車に向かって走っている時の顔は面白い」っていう。これです。

(高橋みなみ)(アユのモノマネで)「マサさん、ごめんなさい……」(笑)。

(朝井リョウ)えっ、なんか音声がすごく悪くなった気がする? なんでだろうな?

(高橋みなみ)私も一言だけ言うと、私も毎回ね、『M』のセリフをメモっているの。

(朝井リョウ)怖い……なにする気だろう?

(高橋みなみ)まあ、みんないろんな見方をしているよね。

(朝井リョウ)そうそう。そうなんだけどさ。ああ、なんか……「こっちに舵を切ったか」という風に私は思いました。

「こっちに舵を切ったか」

(高橋みなみ)ただ今、3話で止まっていますから。4話も楽しみにしたいなと思っています。

(朝井リョウ)本当ですね。それまでにはニッポン放送が見つけてきたあのアプリをガンガン消去して! キャパシティを広げてまたAbemaTVをインストールしようと思います。

<書き起こしおわり>

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