渡辺志保 Childish Gambino『Time ft. Ariana Grande』を語る

小袋成彬 Childish Gambino『3.15.20』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2020年4月13日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でChildish Gambino『Time ft. Ariana Grande』を紹介していました。

(DJ YANATAKE)じゃあ、ちょっと声も元気そうなので。勘も取り戻していただきたいので。オープニングから2曲ぐらい紹介してもらいたいんですが?

(渡辺志保)そうですね。今日、まず紹介したいと思ったのが、リリース自体はちょうど1ヶ月ぐらい前になりますかね? チャイルディッシュ・ガンビーノの最新アルバム『3.15.20』というのが本当にいきなり、ちょっと変な形でリリースされましたけども。しかも、アートワークもね、ジャケットが真っ白。曲のタイトルもほとんどがタイプラップっていうんですかね? 「○分○秒」みたいな、そういう変な形でのアルバムリリースになりましたけども。

その中から『Time』という曲がありまして。これがアリアナ・グランデをフィーチャーしている曲なんですね。で、この曲は私が1曲だけ対訳する機会にあずかりまして。それがちょうど数週間前に家で対訳をしていたんだけども。結構今の混沌とした世界にチャイルディッシュ・ガンビーノが疑問を投げかけるというか。ちょっと励ますというか、問題提起をするというか。そういうテンションの曲だなと思ったので、今日はまずこの『Time』という曲をオープニングチューンとしてかけさせていただきたいなと思います。

混沌とした世界への問題提起

で、歌い出しがね、すでに「Seven billion people Tryna free themselves(70億人もの人々が自らを解放しようとしている)」というリリックで始まるんですけども。これはイコール、地球全体のことに対して彼が呼びかけているのかな?っていうようなトーンの曲になっています。

で、フックの部分でも「もしかしたらこの世界全体は自分たちの目に映る姿とは違うものなのかもしれない(Maybe this whole world ain’t exactly what it seems)」とか。「もしかしたら明日にでも空が落ちてくるかもしれない(Maybe the sky will fall down on tomorrow)」とか。「ひとつたけ、たしかなことは僕たちには時間がないということなんだ(But one thing’s for certain, baby We’re running out of time)」という、そういうフックのリリックでして。

本当に今の不安だらけの情勢というか、この世界の状況を改めて考えさせられるような、そんな曲だなと思いましたので聞いてください。チャイルディッシュ・ガンビーノ feat. アリアナ・グランデで『Time』です。

Childish Gambino『Time ft. Ariana Grande』

(DJ YANATAKE)はい。いまお届けしましたのは渡辺志保さんのレコメン曲、チャイルディッシュ・ガンビーノ feat. アリアナ・グランデで『Time』でした。

(渡辺志保)はい。ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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