佐久間宣行さんが2020年2月12日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で最近見た映画『前田建設ファンタジー営業部』『37セカンズ』を紹介していました。
今日は「前田建設ファンタジー営業部」と「37セカンズ」を観ました。細かい感想はまた後程~☺️ pic.twitter.com/Z7rEm6wRx9
— チェキロ (@check_row) February 12, 2020
(佐久間宣行)で、先週から今週にかけて。この2週間ぐらい、基本的にはずっと切羽詰まってるんですよ。何でかっていうと、今日の放送が終わるじゃない? で、もうその時間ぐらいには起きて、朝の7時ぐらいからさいたまスーパーアリーナでライブ、マジ歌のリハーサルがあって。それでマジ歌って1万7000人ぐらい来るライブなんだけど。この間、技術スタッフとかと下見に行ったのよ。それで制作スタッフが俺と舞台監督をやってる双津くんっていうディレクターと、あとはチーフADが1人。その3人で行ったのよ。そうしたらさいたまスーパーアリーナの係員の人に「さいたまスーパーアリーナ史上、一番スタッフがいません」って言われて(笑)。
そうなんだよ。深夜2時の番組のスタッフでやってるから。当日はテレ東のスタッフが手伝ってくれるけど、ここに至るまで俺とチーフADともう1人のADと3人でやってるの。ずっと。2時間半ぐらいのライブの準備を(笑)。だからもう本当に間に合っていないんですよね。間に合っていないっていうのがありながら、でも、もう飲みに行くのとかもやめて。もうそういう時間があるなら今、もうめちゃくちゃ面白い映画がやっているから。映画と舞台ばっかりを見ていたのね。この1月に入ってから。
2020年になって見た映画でハズレなし
で、今年見た映画だけでもさ、めちゃくちゃ……俺、今年はハズレの映画を1本も見てないのよ。『パラサイト』でしょう。『ロング・ショット』っていう映画があって。それはシャーリーズ・セロンのラブコメなんだけど、これもめちゃくちゃ面白くて。
あとは『エクストリーム・ジョブ』っていう韓国のコメディもめちゃくちゃ面白くて。あとは『フォードvsフェラーリ』。これも面白いでしょう。
で、岩井俊二の『ラストレター』、『ジョジョ・ラビット』。それから試写で見た『1917』ね。アカデミー賞を『パラサイト』と争ったやつ。
もう傑作しかない上に、一昨日はレイトショーで『前田建設ファンタジー営業部』っていうのを見たの。それは俺と一緒に『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』っていうドラマを撮ってくれていた英勉監督がその時におぎやはぎの小木さんの演技を見て、「俺は小木さんの演義がとにかく好きだ。素晴らしい!」って言っていて。それで小木さんに「あんたで映画を撮るよ」って言っていたの。
その時にさ、もう『ヒロイン失格』を当てて、それから『あさひなぐ』っていう乃木坂の映画でも当てて、上り坂の英監督が言っているから冗談だと思っていたら、本当に小木さんがほぼ主演で撮ったのよ。メジャーで。それが『前田建設ファンタジー営業部』っていう作品で、これは実際にあった話なんだけど。
『前田建設ファンタジー営業部』
/#前田建設ファンタジー営業部
㊗大ヒット記念舞台挨拶開催決定?
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主演の #高杉真宙 さんと #六角精児 さんの後輩・先輩コン ビによる舞台挨拶が決定しました✨?2/13(木) 18:00の回上映前
※舞台挨拶終了後18:20頃より本編スタート予定
会場:新宿バルト9?詳細はhttps://t.co/MJx7fLq14T pic.twitter.com/VCdAda8AP9
— 【公式】映画「前田建設ファンタジー営業部」?? (@MaedaMovie) February 5, 2020
その、マジンガーZの格納庫を実際にその前田建設が「ファンタジーの世界から発注を受けたらどういう見積もりを出すのか?」っていうのが実際にあって。で、それがめちゃくちゃバズったホームページだったんだけど、それを実際にやった人たちの模様をドラマにした作品なんだけど。これがね、俺は小木さんが出てるからっていうので見に行ったら、めちゃくちゃ泣けるのよ。これ、めちゃくちゃコメディなのに、もうオタクの愛と、あとは仕事論みたいになってて。
それで俺、小木さんの演技で泣くなんて思ってなかったから。俺、映画館で見てて泣いて。ちょっと涙が出た後、そのツーッとした涙で「嘘だろ……?」って俺、その場で言っちゃったもん。「小木さんの演義で泣くなんて……」っていうぐらい熱い映画なのよ。で、それもあるし、面白いからぜひ見てほしいなっていうのと。
『37セカンズ』
あと今ね、『37セカンズ』っていう映画があって。それはどういう意味か?っていうと、37秒間、生まれる時に呼吸が止まっていて、脳性まひになったという、そういう女性の話なんだけども。車椅子の障害者の話なのね。なんだけど、それを実際の障害を持たれている女性が主演しているんだけども。
『#37セカンズ』公開記念舞台挨拶@渋谷ホワイトシネクイント??
2/9(日)12:15~上映
14:20~トークイベント
登壇:#HIKARI 監督 #大東駿介 さんチケット?
オンライン:2/5(水)24:00~〈=2/6(木)0:00〉
窓口:2/6(木)劇場OPEN時間〜
※ムビチケ使用可
詳細??https://t.co/KXinQa7PDz
皆様ぜひ??♀️ pic.twitter.com/J7q8qVS4by— 37 Seconds Film (@seconds_37) February 5, 2020
それもね、めちゃくちゃ最高なのよ。どういう映画かっていうと、車椅子の障害を持ってる女性が普通、そういう映画ってさ、お涙頂戴になるかなと思うじゃん? それがめちゃくちゃかっこいいロードムービーなのよ。最初は周りからの目だとか、人生が上手くいかないみたいな話をしてたんだけど。途中から、漫画を書いているんだけど、それで自分1人でじゃなくて、エロ漫画の編集部に持ち込むのね。
そうすると「あんた、セックスしたことないでしょう? だからこれは本物のセックスが書けていない」って言われたから、そこから本物のセックスとかをするために冒険に出るという話で。そこからどんどん……それが、だからわくわくするんだよ。だからもう全然お涙頂戴じゃないけど、最後はめちゃくちゃ泣ける。それで、頑張ろうと思えるっていう、これも最高の映画なんですよ。
だから今、その2つがかかっていて、今ちょうど公開ししたばっかりだから両方とも見てほしいなという風にに思っています。
<書き起こしおわり>