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奥田翔と渡辺志保 日本語由来のヒップホップスラングを語る

奥田翔と渡辺志保 日本語由来のヒップホップスラングを語る MUSIC GARAGE:ROOM 101
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(奥田翔)まあ、そんな感じで食べ物、飲み物、レストラン、いろいろ出てくる中でもう1個、「こういう系もありますよ」ということでお伝えしたいのが、武道とかそういうのってすごい彼らの中でクールだとされてるんですかね? すごい出てくることが多いなと思っていて。(映画『ベスト・キッド』の)「Mr. Miyagi(ミスター・ミヤギ)」とかすごい出てくるなって。

(渡辺志保)そうね。あとは「Sensei(先生)」とかも出てきますもんね。

(奥田翔)そう。今の「先生」で言うとマスタードとロディ・リッチの曲で『Ballin’』という曲で「Tryna get the dojo like a sensei」っていうリリックがあって。まあ「先生みたいに道場をゲットする」みたいな感じですね。

(渡辺志保)フフフ(笑)。

「Sensei(先生)」

(奥田翔)あとはこれ、YOU-KIDがよくかぶせて言ってるのを聞くんだけども。ミーク・ミルの「Kick it like it’s Judo」って。

(YOU-KID)ああ、『Uptown Vibes』ですね。よく言います。ここね、耳に残るんですよね。

(渡辺志保)そうか。日本語だしね。なんか言っているのがわかりやすいんですね。

(YOU-KID)ただ、これは用法としてはどうなんですかね?

(奥田翔)俺もそれ、ずっと言っているんだけど。柔道は別に蹴らないし……みたいな。

(YOU-KID)そうなんですよね(笑)。

ごちゃごちゃになっている武道系のワード

(渡辺志保)フフフ、絶対にみんなさ……あと、たとえばケンドリック・ラマーのカンフーケニーの時にも思ったけども。やっぱりみんな、あのへんをごちゃごちゃにしているよね。カンフー、空手、柔道、柔術とかね。

(奥田翔)忍者とかが出てきたりとかして。

(渡辺志保)みんな一緒なんだなって。で、デンゼル・カリーも『SUMO』っていう曲があってさ。それは自分のお財布にお金がいっぱい入ってて、「その財布をポケットに入れると俺は相撲レスラーみたいに太って見える」みたいな曲なんだけども。そういうのがよく出てきますしね、いろいろと混同しているなっていう風にも思いますね。

(YOU-KID)フフフ、やっぱりちょっと違うんですね?

(奥田翔)まあ、そこはご愛嬌ということで(笑)。

(渡辺志保)他には、ありますか?

(奥田翔)他は、漫画・アニメ系がすごいですね。1個、ここで例に上げたいのがドリームヴィルのアルバムの中に収録されていた『Costa Rica』という曲の中で、スキーマスクかなんかが「I’m feelin’ like Goku, bitch, I need your energy, uh」って言っているんですけども。

(渡辺志保)おお、悟空が出てきましたか!

ドラゴンボールのネタ

(奥田翔)これは、あれですね。元気玉の時の「オラに元気をわけてくれ」っていうフレーズですね。

(渡辺志保)なるほど。

(奥田翔)で、悟空、『ドラゴンボール』あたりだと日本でもそうだと思うんですけども。そんなにオタクみたいな感じじゃない人でも……。

(渡辺志保)そうだね。みんな一般的に知っているもんね。

(奥田翔)そうだと思うんですけども。本当にリル・ウージー・ヴァートの右の脇腹のタトゥーなんかは、なんだっけな? アイドルマスターの本田未央っていう子かな? その子のタトゥーが入っていたりするんですよね。いわゆるアイマス。そういうのも含めてすごいクールなものとされているみたいですね。

本田未央のタトゥーを彫ったLil Uzi Vert

(渡辺志保)なるほどね。みんなさ、『千と千尋の神隠し』のTシャツを着ていたりとか。あとは「Super Saiyan(超サイヤ人)」とかみんな言っているイメージだし。で、奥田くんもちょくちょく向こうのヒップホップフェスとか行く機会があると思いますけども。私もなんかここ最近、行くたびに「ああ、またアニメTシャツを着ている人が増えたな」みたいな。そういう印象がすごい強くて。やっぱりそういうね、日本のアニメが本当にクールなものとして……『NARUTO』とかもすごいよく出てくるじゃないですか。

私も前にアメリカのラッパーの子だったかに実際に聞いたら、やっぱり自分たちがちっちゃい頃に普通に『ドラゴンボールZ(DBZ)』とか『NARUTO』を見ていて。で、その子たちが今、大人になってラップしてるから、本当に普通に。だからこそすごい普通にリリックに出てくるんですよね、みたいな話をしててさ。でね、この間ね、メトロ・ブーミンと東京でちょっと話させてもらったことがあって。

その時にBAD HOPのメンバーも一緒にいたんだけど。なんかさ、最初の話のつかみがさ、やっぱり『ドラゴンボール』の話だったの。それで「どのキャラが好き?」みたいな話で。「俺はベジータ」とかメトロ・ブーミンが言っていて。で、メトロ・ブーミンも子供の頃、ハロウィーンの仮装で悟空のあの格好をして歩いたことがあるとか……。

(YOU-KID)あのオレンジの亀仙流の道着を着てですか?(笑)。

ドラゴンボールの話題で打ち解けるBAD HOPとメトロ・ブーミン

(渡辺志保)そう。たぶんオレンジのやつだと思う。あれを着て歩いていたとか、超サイヤ人のバージョンをどこまで知っているかとか、そういう話とかをしていて。「ああ、今時の子やな!」みたいな。わかんないけども。私にはできないアイスブレイクの仕方だなと思って。だから今まで、当たり前だけどラッパーの方とかDJの方とかと話すのに、普通にヒップホップの話を糸口にしてたけど。

「ああ、もう今の若者ってそういう話で仲良くなれちゃうんだ。すっげー!」って思って。あと、たぶん今ゲームとかもみんな世界共通で同じものをやってたりするじゃないですか。それがそのままヒップホップのリリックにも入ってきたりしているから。「ああ、時代が変わってるな」という風に思ったっすね(笑)。以上です、すいません。続きをお願いします(笑)。

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