みうらじゅん 寺嶋由芙『ゆるキャラ舞踏会』を語る

みうらじゅん 寺嶋由芙『ゆるキャラ舞踏会』を語る ラジオ

みうらじゅんさんといとうせいこうさんが文化放送『いとうせいこう×みうらじゅん ザツダン!』の中で寺嶋由芙さんについて話していました。

(いとうせいこう)で、いまちょっと1曲かけますけども。なんかみうらじゅんさんが作詞を。寺嶋由芙さん?

(みうらじゅん)あの、ゆっふぃーね。昨日も収録で栃木県に一緒に行っていたんですけども。ゆるキャラがね、好きなのよ。ゆるキャラアイドルっつって、もうどうかしてるんじゃないか?って僕、思っていたけど、会ってみたらやっぱりね、強烈にどうかしてましたね。

やはり、強烈にどうかしている

(いとうせいこう)うんうんうん。

(みうらじゅん)で、将来的には、うなりくんと結婚をしたいんだって。

(いとうせいこう)うん。それは……キャラでしょ?

(みうらじゅん)真剣に。で、うなりくんと、カッパのなんとかっていうのといまね、すごくどっちにしようか悩んでるんです!って深刻におっしゃって。

(いとうせいこう)結婚しようと考えている。ヤバい。うん。

(みうらじゅん)でも、かわいい子なんだよ。すごいかわいい子で。アイドルの子でね。なんかこのレコードがオリコンチャートを上がっているらしいよ。

(いとうせいこう)上がっているの?

(みうらじゅん)上がっているんだって。

(いとうせいこう)みうらさんの……

(みうらじゅん)作詞した。もう、あっちから作詞は当然、ゆるキャラで行ってくれと。こっちは言葉の生みの親だから。

(いとうせいこう)曲紹介してよ。

(みうらじゅん)ええ。じゃあそのゆっふぃーの歌っている、『ゆるキャラ舞踏会』。聞いてみてください。

(いとうせいこう)どうぞ!

寺嶋由芙『ゆるキャラ舞踏会』

(いとうせいこう)いいじゃん。みうらさん、これ、すごいいいよ。いい曲だよ。

(みうらじゅん)こう、夢の世界。メルヘンね。

(いとうせいこう)そうそう。大事だよね。すごい大事。でも、この見たけど、作詞陣が大森靖子ちゃんだったり、他局(TBS)でやっているジェーン・スーさんとか。夢眠ねむとかさ。結構な人たちを集めてね。


寺嶋由芙『わたしになる』

(みうらじゅん)異能戦士が集まって。

(いとうせいこう)異能戦士が集まってやっているね。

(みうらじゅん)やってるやってる!

(いとうせいこう)さすがだわー。

(みうらじゅん)いや、本当ゆっふぃーの髪のツヤはもうすごい。

(いとうせいこう)すごい?

(みうらじゅん)もう、俺はもう勝てない。

(いとうせいこう)ああ、もうさすがに。あんだけ頑張ってトリートメントしてても。

(みうらじゅん)ええ。いや、いとうさんの本当、いまから30年ぐらい前かな? あのツヤもすごいね。ヘルメットかぶっているぐらいなツヤがあった。

(いとうせいこう)そう。いとうフェスだから、過去の映像が合間合間に出ているんだよね。

(みうらじゅん)出てる。で、YouTubeにも上がっている。昔の。もう、ツルツルだよ。

(いとうせいこう)なんか、厚みがあるんだよね。

(みうらじゅん)だからあの時に僕があだ名をつけたのが、「突貫カブトムシ」だったから。

(いとうせいこう)そう。突貫カブトムシ(笑)。

(みうらじゅん)「突貫カブトムシ」って言ってあんまり反応がなかったけど。いとうさんから。なかったけど……

(いとうせいこう)いや、それで「うれしいよ」っていう人はいないじゃん。あんまり。

(みうらじゅん)あんまりいないか。そうか。あのカブトムシのようなテカりは、ヤングの証拠だね。

(いとうせいこう)やっぱり一本一本の髪の毛がさ、太いんだろうね。若い時は。

(みうらじゅん)そうなんですよ。だんだん細くなって、いま湿度ですごい影響されて。すごいパーマかかったみたいになっちゃうんだよね。前はもう、直毛だもん。

(いとうせいこう)まあ、それも見ていただけてね、すごく良かったんですけども。

<書き起こしおわり>
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