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DJ松永 Creepy Nuts・カップスターCMの楽曲制作を語る

DJ松永 Creepy Nuts・カップスターCMの楽曲制作を語る ACTION
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DJ松永さんが2020年1月15日放送のTBSラジオ『ACTION』の中でCreepy Nutsが出演したサンヨー食品・カップスターのWEB CMについてトーク。ラップベースのCMの難しさやCM内で使われているオリジナル楽曲の制作などについて話していました。

(DJ松永)あと、あれですよ。メールでも書いていただいたようにケンタッキーとコラボしたんですよ。

(幸坂理加)見ました!

(DJ松永)「コラボした」っていうか、ケンタッキーの地上波CMにCreepy Nutsが出演するという奇っ怪な状況になってます。

(幸坂理加)見た!

R-指定とDJ松永 ケンタッキーフライドチキンCM出演を語る
R-指定さんとDJ松永さんが2020年1月7日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でケンタッキーフライドチキンのCMに出演した件について話していました。

(DJ松永)見たでしょう? 高畑充希さんとCreepy Nutsが出演して、新商品のブラックホットチキンというもののCMなんですけども。

(幸坂理加)美味しそうに見えました!

(DJ松永)見えたでしょう? で、実際にすごい美味しいんですよ。いや、本当にしかもあれ、音楽は関係ないですからね。ただタレントとして出演するという……どういう状況?っていう(笑)。

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ただのタレントとしてKFCのCM出演

(幸坂理加)DJでジュクジュクやってませんでしたもんね(笑)。

(DJ松永)ただただ食って「美味しい!」っていうだけっていう。非常にありがたい状況で。本当に最近ね、CMもののお仕事をいただく機会が多くて非常にありがたい。昨日、一昨日かな? 公開されましたけれども、サンヨー食品のカップスターのWEB CMになぜか抜擢していただくという。で、カップスターは45周年なんですよ。その企画でなんと乃木坂46の皆さんとCreepy NutsでWEB CMを作るという。どういうことなんですか? すごいですよね。ちなみにその内容としては、あの有名なCMがあるじゃないですか。「カップスター、食べたその日から、味の虜に、虜になりました。ハッ、フッ、ホッ」っていう。

(幸坂理加)あるある!

(DJ松永)その本編を乃木坂の皆さんが歌唱して。で、そこから世界観がガラッと変わってCreepy Nutsの歌唱シーンにするんですよ。で、「食べたその日から……食べたその日以降の世界観を描いてください」というオーダーで。

(幸坂理加)すごい! えっ、難しいですね?

(DJ松永)でも、それって幅広いから。「食べたその日から」っていうその乃木坂の世界観を引っ張っていくのか、乃木坂の世界観をガラッと変えるのか。たぶんいろいろやり方があると思うんですけど。まあ、「俺らにオファーが来たっていうことは、世界観をガラッと変えた方がいいだろうな」ということで、そういう方向で進んだんですけども。ラップのCMってすごく難しくて。取り扱いが難しいんですよ。ちょっとね、ダサくなりがちなんですよ。

(幸坂理加)えっ、そうなんですか?

(DJ松永)そう。で、実は数年前まで広告業界でラップを取り扱ったCMってご法度だったらしいんですよ。

(幸坂理加)へー!

(DJ松永)実際にその業界の人から聞いたんですけれども。で、ずっとそれを聞いていて。でも、そのヒップホップ好きなCMプランナーの方がいらっしゃって。数年前に「でも、この状況を変えたいんですよ。ラップのCMだってかっこいいものが作れるんだっていうのを実証したい。見せていきたいんだ!」っていうお話を聞いてたんですよね。「頑張っていきましょうよ!」っていう話を聞いていて、そこからしばらくたって、ラップブームが起きるんですよ。フリースタイルの即興のMCバトルブームが起きて、そこから異常にラップCMが増えるんですよ。で、今はすごい多いと思うんですけれども。

(幸坂理加)へー!

(DJ松永)でも、やっぱりかっこいいラップCMってほぼなくて。やっぱりどうしてもちょっとダサくなりがち。特にやっぱりヒップオープンの業界の中から見ると、やっぱりプロが書いた歌詞じゃなかったりするんで、韻の踏み方だったりとか、何かを商品を紹介するラップというものはヒップホップが本来持つアイデンティティーからはちょっと外れたところにあるの。それでやっぱりダサくなりがちなんですよ。

俺が今まで見たラップCMの中で一番かっこいいのは昔のゲータレードのCMに錦織圭さんが出ていて。控室みたいなところに座っているんですけども。そこにナレーションでTHA BLUE HERBのBOSS THE MCさんがナレーションをするんですが。それが異常にかっこいいんですよ。YouTubeに上がっているかな? 興味ある人は見てほしいんですけども。それがすごくかっこよくて。

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ゲータレードCM 錦織圭×THA BLUE HERB

(幸坂理加)へー! 見てみよう。

(DJ松永)「やっぱりちゃんとかっこいいものを作りたいな、どうしよう?」って思って。まあ、ちょっと遊び心を入れる……ヒップホップマナーにのっとった、ヒップホップが好きな人から見て「ああ、遊んでいるね」っていうようなギミックを入れたいなと思って。それで最初に提案したのが「あの、カップスターをドラッグにたとえて、サンヨー食品を売人にたとえてラップするのってどうですか?」って提案したら「ああ、ダメです!」って言われて。「はっ、ダメ!?」って思って(笑)。

(幸坂理加)うん、私でもわかる(笑)。

(DJ松永)「えっ、ダメ? あの、麺を砕いて粉にして鼻から……みたいな話じゃあダメですか?」って言ったら「ダメです!」って言われて。「はあ、すいません!」って言って(笑)。「じゃあ、乃木坂のメンバーにコーラスで入ってもらうのはどうですか?」っていう。実際に歌っているのが白石麻衣さん、齋藤飛鳥さん、遠藤さくらさんっていうすごい主要メンバーのお三方だったので。コーラスに入ってもらって、Creepy Nutsが歌詞を書く。で、それをヒップホップのスラング……「ヒップホップに詳しい人しかわからない用語でその歌詞を書く。それで普通の人はなんだかわかんないんだけども、ヒップホップを知っている人が聞くとめちゃくちゃ下品なことを言ってるっていうのはどうですか?」って言ったら「うん、ダメです!」って言われて。「ああ、ダメかー!」ってなって。

(幸坂理加)フフフ(笑)。

(DJ松永)その結果、「正攻法でかっこいいものを作ろう」っていう方向にやっぱりなったんですよ。当たり前に(笑)。でもその結果、俺は最近のヒップホップの時流にのっとって、最新の……「トラップ」っていうサウンドがトレンドなんですけれども。その割と最新なトレンドを踏襲したトラックを作って。それでR-指定はそれに最新の譜割りだったりフロウ、メロディーだったりを踏襲するラップを乗せるということで。それでR-指定はかけ言葉だったり比喩っていうのがすごい特異なので。そういうR-指定のお家芸をふんだんに取り入れようっていう風になったんですよ。

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トラップ的なトラック&フロウ

(幸坂理加)うんうん!

(DJ松永)カップスターはカップラーメン。それでお湯を沸かしたり。箸、すする……そういうカップラーメンを連想するようなワードから引っ張ってきて、それで言葉遊びをしようっていうことになったんですよ。だから「食べたその日から、ラッパーとしてサクセスして以降の道のりを書く」っていうような趣旨で歌詞を書いたんですよね。たとえば「これは3分と待たず飛び出る散文の嵐 サンプルはなし 散布する街の端々」。

(幸坂理加)すごい!

(DJ松永)韻も超固いんですけども。まず「3分」ですよね。それで「サンプルはなし 散布する街の端々」っていうのは「俺のラップの上手さとカップスターの上手さは試供品なしでもお前ら、わかるだろう?」っていうことなんですよ。

(幸坂理加)ほー!

(DJ松永)あとは「箸が転んで笑い転げたあの頃 俺が箸にも棒にもまだかからぬ頃」っていう。「箸」にかけたラインとか。「これからサクセスしていくぞ」っていう前段階のところ。あとは「泥水すすっても雀の涙 麺をすすりながら毎夜すすり泣いたが懲りず硯に向いて徒然なるまま殴り書いた話の続きさ」っていう。もう異常に上手いっていう(笑)。

(幸坂理加)すごーい!

(DJ松永)あとは最終的に「客沸かし、湯沸かし、夜明かし ふやかし、冷やかしの類も分からし ここに記す足跡 俺のいた証」。で、「足跡=即席(カップスター)」っていうことなんですよね。

(幸坂理加)巧みすぎる!

(DJ松永)天才です!

(幸坂理加)天才がいた!

(DJ松永)天才でーす! で、まあこれ、YouTubeで公開しているので皆さんね、「Creepy Nuts カップスター」で検索したら出てくるのでぜひ見てください!

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カップスター×Creepy Nuts WEB CM

<書き起こしおわり>

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