渡辺志保 Juice WRLDの訃報を語る

渡辺志保 Juice WRLDの訃報を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中で21歳の若さで亡くなったラッパーのジュース・ワールドについて話していました。

(渡辺志保)で、もうひとつオープニング、みなさんとシェアしたいストーリーが私も昨日の深夜ですね、かなり驚いたニュースなんですけども。ジュース・ワールドが死去ということで。享年なんと21歳という若さ。しかも12月2日、先週に誕生日を迎えて21歳になったばかりなんだけれども命を落としてしまったというニュースが入ってきました。で、昨日の夜、12時半ぐらいに私もツイッターを見ていて。いつもアメリカのトレンドワードが出てくるようにしているんですけども、1位が「Juice WRLD」になっていたんですよね。

で、「ああ、なんか嫌な予感がする……」ってなって調べたら、ニュースがブワーッと出ていて。で、「マジか……」と思った次第なんですけども。彼はアメリカ時間の12月8日の深夜から朝にかけて、シカゴにあるシカゴ・ミッドウェー国際空港に飛行機で着陸した。で、LAで撮影の仕事をしていて、そこから自分の家があるシカゴに戻ってきた。それで飛行機が着陸をして、その後で何らかの発作に見舞われてそのまま病院に搬送されたということです。で、搬送されている間にはまだ意識があったそうなんですが、搬送されてすぐに息を引き取ったという。私が見たニュースソースにはそう書いてありました。

で、みなさんファンの方はご存知だと思うけど、ついこの間……11月26日ですね。東京の1OAKにも来ていて。それはオーストラリアでライブがあったから、そのついでに東京に立ち寄ってくれたらしいんですけども。で、1OAKに来て平日だけどもライブをやっていたりとか。

(渡辺志保)で、昨年の10月には私もお手伝いしているメディアのHIP HOP DNAがね、無料のコンサートを渋谷ハーレムで開催してジュース・ワールドを招いたということもあって。その時にも本当にすごい若者が集まって。いま後ろでかかっているけども『Lucid Dreams』とか、みんなもう合唱していたし。

Juice WRLD『Lucid Dreams』

(渡辺志保)あとはフューチャーとやっているアルバムの曲とかもみんな、お客さんもすごい合唱していてモッシュしていて。本当に新しい時代をジュース・ワールドとかリル・ピープとかXXXテンタシオンとかがまさにいま、切り開いているところなんだなっていう風に思っていたので。本当に信じられないっていう感じですね。で、死因はまだあきらかになっていない。いま検死をしているそうなので、そこがクリアになった段階で私も他の自分の番組でもね、もっといろいろと話したいことがあるので。時間を取ってお知らせしたいなという風にも思っております。

で、この訃報に関してもヒップホップライターのYoshiくんがすごく素晴らしいnoteを書いていたので、ぜひぜひみんなにも読んでもらいたいなという風にも思います。

(渡辺志保)で、いまからお届けしたい曲はこのジュース・ワールドが本当にいまかかっている『Lucid Dreams』が全米でバーンと爆発しましたけども。その前、彼が……私もこの前の曲。『All Girls Are The Same』という曲でジュース・ワールドのことを知ったんですけども。これでね、一躍リリカル・レモネードと一緒に全米、全世界的にその名が知られるきっかけになった曲だと思いますので。で、『INSIDE OUT』でも初めてかけたジュース・ワールドの曲というのがたしかこれだったと思うので。ちょっと彼を偲びつつ、オンエアーさせていただきたいと思います。ジュース・ワールドで『All Girls Are The Same』。

Juice WRLD『All Girls Are The Same』

(渡辺志保)はい。いまお届けしたのはジュース・ワールド R.I.Pということで『All Girls Are The Same』でした。(ツイートを読む)「機内で発作を起こすケース、多いですよね。リック・ロスとかウィージーも同じようなケースがあったような気がするけど謎ですね。残された作品がビジネスに使われるのは嫌だけど、聞きたいです」ということで。たしかにリル・ウェインも飛行機で発作を起こすみたいなことが何度も報道されていますよね。

(ツイートを読む)「ジュース・ワールド、最近の若手ラッパーの中でダントツに好きだったから信じられません。これから断片的にしか彼の新しい作品に触れられないのが悲しいです」という風にツイートで参加してくださっております。(ツイートを読む)「この曲を聞くと本当につらい」とかね。本当にこの彼の死に関しては、いろんな角度から追悼のツイートとか。あとは「もっと業界をこういう風にした方がいいんじゃないか」っていう、そういう問題提起をするようなツイートなんかも多く見られたなっていう感じなので。またちょっとこれは他の機会にお話をしたいなという風に思います。

<書き起こしおわり>

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