小島秀夫 ジャン=クロード・ヴァン・ダムを語る

小島秀夫 ジャン=クロード・ヴァン・ダムを語る アフター6ジャンクション

小島秀夫さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さんからの質問に答え、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの魅力を語っていました。

(宇多丸)ちなみに本題に行く前に全く関係ない話をうかがってもいいですか?

(小島秀夫)はい。

(宇多丸)あの、『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』という……。

(小島秀夫)はい。ヴァン・ダム!

(宇多丸)ヴァン・ダム主演の映画を大絶賛されたということをついこの間、「ヴァン・ダム特集」というので三角絞めさんという方が……。

(小島秀夫)もうヴァン・ダム、大好きで。

(宇多丸)ヴァン・ダム大好き!?

「ヴァン・ダム、大好きで」(小島秀夫)

(小島秀夫)もう『サイボーグ』なんて神戸のミニシアターに1人で見に行きましたよ。

(宇多丸)1人で?

(小島秀夫)振休取って行きました。

(宇多丸)フフフ(笑)。あの、ヴァン・ダムの魅力を小島秀夫さんから……(笑)。

(小島秀夫)ヴァン・ダムはしなやかな体ですよね。

(宇多丸)やっぱり肉体が。

(小島秀夫)で、僕はね、ヴァン・ダムファンだったので、『メタルギアソリッド』でスネークを作る時に3Dポリゴンになるじゃないですか。で、うちの新川洋司、新ちゃんに「体はヴァン・ダムにしてくれ」と……。

(宇多丸)おおーっ! ボディはヴァン・ダム?

(小島秀夫)で、顔は『ディア・ハンター』のクリストファー・ウォーケン。「顔はウォーケンで体はヴァン・ダムにしてくれ!」って。

(宇多丸)で、名前はスネークというね。

(小島秀夫)そう言ったんですけども、違うものが上がってきましたね。でも、ヴァン・ダムは大好きです。

(宇多丸)ああ、そうなんですね。それぐらいなんですね。その三角絞めさんという特集をした人が泣いて喜ぶと思います。

(小島秀夫)もう『キックボクサー』なんかは体液がなくなるぐらい泣きましたね。1の方は。

(宇多丸)「体液がなくなるほど」(笑)。

(小島秀夫)死ぬかと思いました。

(宇多丸)本物ですね。これは間違いなく。三角絞めさんか小島さんかぐらいですよ。はい。ありがとうございます。ヴァン・ダム話をいただきました。

補足・三角絞めさんの小島秀夫監督・ヴァン・ダムツイート指摘

2019年11月11日のアトロク、ヴァン・ダム特集に登場した三角絞めさんが特集の中で「小島秀夫はヴァン・ダム好きなのでは?」という指摘をしており、これがきっかけで宇多丸さんによる小島秀夫監督への質問が実現したのでした。

(三角絞め)だからアクション的に面白いんですよ。近年のヴァン・ダム映画のベストっていうことで1本を挙げるとしたら、僕はこれ(『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』)を挙げるかなっていうぐらい。

(宇多丸)へー! やっぱりそういうところだな。ちゃんと……ダメだ。チェックしきれてなかった。ダメだ、これは!

(三角絞め)これ、本当に面白くて。それでいま、『デス・ストランディング』で全世界から注目をされているゲームクリエイターの小島秀夫さんが公開直後に絶賛ツイートをしているんですよ。

(宇多丸)おお、さすが!

(三角絞め)「『ユニバーサル・ソルジャー』、シネマートで観た‼ こいつが驚き。抜群に面白い。たまげた。ヴァンダムファン、ユニソルファンでなくても楽しめる。ピーター・ハイアムズの息子は凄い?撮影監督が親父だから?40代の映画ファンは見るべし。 」

(三角絞め)もうべた褒めですよ!

(宇多丸)世界の小島秀夫が!

(三角絞め)だから『デス・ストランディング』にもそういう要素、入っているかもしれないですよ。わからないけど。

(宇多丸)『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』要素が。

(三角絞め)入っているかもしれないですよ。

(宇多丸)ちょっと意識しながら私も……聞いてみますね。「『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』要素は……?」って。キョトーンとする可能性、あるかもしれませんけども。

(三角絞め)いや、でも本当にそんだけ面白いです!

<書き起こしおわり>

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