R-指定 KEN-U『DOKO』を語る

R-指定 KEN-U『DOKO』を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんがニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でKEN-U『DOKO』を紹介していました。

(DJ松永)じゃあ、Rさんの日本語ラップ紹介コーナーです。

(R-指定)はい。今日は日本語ラップではなくて、まあまあ寒くなってきましたけども。冬レゲエですね。冬もレゲエです!

(DJ松永)1年中レゲエです! レゲエは1年中です!

(R-指定)まあ、別に冬の曲ではないんですけど。なんかね、レゲエのクラシック……まあKEN-Uというアーティストを紹介したいなと。

(DJ松永)来たじゃない!

(R-指定)これは来てるでしょ?

(DJ松永)来たじゃない!

(R-指定)みなさん、KEN-U知ってます?

(DJ松永)KEN-Uでしょ! 来たじゃない!

(R-指定)結構これね、俺ら世代は義務教育レベルなんですよ。KEN-Uの『DOKO』っていう曲。

(DJ松永)あ、『DOKO』! 義務教育!

(R-指定)名曲。

(DJ松永)もう教科書の1ページ目。KEN-U『DOKO』は教科書の1ページ目です。

(R-指定)みんな、あったでしょう? 中学校の時に「レゲエ」っていう教科書? それの1ページ目にKEN-U『DOKO』が載っています!(笑)。

(DJ松永)もう全員着うたで入れていたから。

(R-指定)そうやねん! で、このKEN-Uっていう人は東京のレゲエアーティストの方なんですけども。この『DOKO』っていう曲が大ヒット曲なんですよね。で、この曲は俺ら、このCreepy Nutsの2人の世代からするとヒット曲すぎて。しかも、オリコンチャートのヒット曲とかではなくて、地元のヤンキーの先輩とかちょっとイケてる友達とか音楽……ヒップホップとかレゲエとかが好きな友達が全員こぞって聞いていた大ヒット曲。だから友達みんなで当時、中学生の俺たちはヒップホップとかレゲエの区別がつかないわけですよ。とにかく「ラップ」って書いたCDとかMDを貸し借りするじゃない? 友達同士で。

(DJ松永)するね。

(R-指定)で、その「ヒップホップ」とか「ラップ」って書いてあるMDの中に絶対に入っていたのがこのKEN-U『DOKO』だったんですよ。

(DJ松永)それ、本当よ。

(R-指定)レゲエ界の名曲なんで。いま「あれ?」っていう風になっている人もたぶん聞いたら一発でわかると思います。イントロからバチン!って来るから。

(DJ松永)イントロから来るから。本当に。

(R-指定)まずは聞いてもらいましょう。

(DJ松永)初速、早いよ!

(R-指定)もう一発で上がるから。お前、一発でブチ上がるから。覚悟しろよ? KEN-Uで『DOKO』!

KEN-U『DOKO』

(R-指定)最高ですね……。

(DJ松永)どうですか、これ? 入りから。

(R・松永)「で、あいたーい♪ My Time……Day and Night♪」。

(R-指定)ここでバーン!っすからね。

(DJ松永)「どこへ行こう……」。

(R・松永)「きーみーとー♪」。

(R-指定)もうこれミックスチャンネルで。もう最高よ。

(DJ松永)俺ら世代、全員ブチ上がり。

(R-指定)で、これはね、レゲエの曲でよくある手法で。レゲエの場合はトラックのことをリディムって言うんですけども。同じリディムを使っていろんな人が違う曲を乗せるっていうのを乗せるっていうのをワンウェイ・アルバムとか言ったりするんですけども。このリディム、後ろで鳴っているトラックが『Escape』っていうんですけども。この『Escape』っていうリディムで日本でも結構いろんな人がやっているんですよ。

(DJ松永)そうですね。

同じ『Escape』のRiddim

(R-指定)で、その中で『DOKO』が俺らの世代では結構有名やけども、実はもう1個あるんですよ。俺らの地元で人気やったのは……。

(DJ松永)Micky Richのね!

(R・松永)『Wine Yeah』!

(R-指定)あのトラックの上で「Wine Yeah! Wine フロアが美女と野獣の踊る舞台♪」やからね。あれがヒットした。あと他にもRUDEBWOY FACEさんも。

(DJ松永)そうですね。『Buffalo』。

(R-指定)『Buffalo』ね!

(DJ松永)あとランキンタクシーさんもやっていた。たぶん日本人はその4人だった気がするね。あとは全部海外の方々で。

(R-指定)だから最初はみんな『DOKO』でワーッ!ってなっていたんだけども。何日か盛り上がったらちょっと詳しいというか、お兄ちゃんがおる友達とかが「お前、アホか。『DOKO』の他にも同じ音で違う曲があるの、知ってる?」って。『Wine Yeah』を持ってきて。これでマウント取られましたからね。これ、最高ですよ。

(DJ松永)まあ俺はね、KEN-Uの『YURENAGARA』を歌っていたけどね(笑)。

(R-指定)なんで『DOKO』を歌えへんの? お前、斜に構えてんの? いっつもカラオケで!

(DJ松永)フフフ、『YURENAGARA』なのよ(笑)。

KEN-U『YURENAGARA』

(R-指定)お前の中学のカラオケ、ひどいぞ! 洋楽を歌うし、KEN-Uの『DOKO』じゃなくて『YURENAGARA』……『YURENAGARA』も名曲よ?

(DJ松永)まず最初に『YURENAGARA』を歌って、カラオケの最後の方に差し掛かったらやっと『DOKO』。

(R-指定)うわっ! お前ちゃんとエンターテインしてんやん(笑)。

(DJ松永)ありがとうございます(笑)。

(R-指定)ちゃんとライブの構成みたいなの、してるやん?

(DJ松永)『YURENAGARA』よ、やっぱり。でもキーが高いのよね。

(R-指定)そう。だから『DOKO』もさっきの感じ、俺ら世代みんなやったと思うよ。カラオケで歌うけど、「ムダを眺めて終わりもない♪」……ああ、ここはいちばんムズいか。

(DJ松永)「俺にはロスタイムはない♪」。あそこも難しいよ。

(R-指定)そう。サビ行けたと思っても、これがあるから。

(DJ松永)そうなの。『小さな恋のうた』みたいなことが起こるから(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハッ! 裏返り注意はホンマに『小さな恋のうた』と『DOKO』やから!

(DJ松永)『DOKO』、最初に結構低くいかないと後々後悔するっていう。

(R-指定)そうそう。それは気をつけてみなさん、歌ってください。

(DJ松永)本当にみなさん、ぜひカラオケで『DOKO』を歌ってください。

(R-指定)全く歌詞の詳細に触れへんかったな(笑)。でもそんぐらい名曲なんで。KEN-U『DOKO』でした。

<書き起こしおわり>

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