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オードリー若林と佐久間宣行 お笑い芸人の世代論を語る

オードリー若林 佐久間宣行のトークスキルを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0
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オードリーの若林さんがニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。佐久間宣行さんとお笑い芸人の世代論を話していました。

(若林正恭)そうかー。だから結構さかのぼってこのラジオで行くっていうので考えて、いちばん最初に佐久間さんと会った時っていつかな?って思って。

(佐久間宣行)でも、あれでしょう? ゴッドタンのキモンスターでしょう?

(若林正恭)キモンスターってあれ、M-1の全然前だったんですよ。

(佐久間宣行)えっ、そうなの?

(若林正恭)そうですよ。僕ら、おもしろ荘、テレビではじめて出たんですよ。元旦っていうか元日に。それで1回、4月にレッドカーペットに出たぐらいで、その後にキモンスター。

(佐久間宣行)全然覚えていない。俺、他の芸人さん……三四郎は「見つけた!」感があったけど、オードリーは売れてから声をかけた感じがあったけど?

(若林正恭)いや、全然。ああいうネタをやらないバラエティははじめてだったんですよ。

(佐久間宣行)あ、そうなの?

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最初の仕事はゴッドタンのキモンスター

(若林正恭)それで俺、2年ぐらい……俺は春日よりも安いアパートに住んでいて、俺も風呂なしだったんですけども。それを隠していたっていうか、春日が風呂なしでガーッと行っていたから、あんまり言わなかったんですけど。で、アンテナを引くのに金がかかるとかで、テレビが2年ぐらいなかったんですよ。それで、キモンスターを知らなくて。たぶん佐久間さんと春日と俺で、佐久間さんがパソコンかなんかに日村さんのキモンスターのを出して。それを無表情でその面白いところを淡々と説明しているんですよ。俺、「めっちゃ変な人だな!」って思って。

(佐久間宣行)フハハハハハハッ!

(若林正恭)佐久間さんが淡々と「こうやって女の子のタレントを引かせてみんなで笑おうっていう企画だから……」って説明しているんですよ。何も知らない俺と春日に(笑)。

(佐久間宣行)わかるわかる。俺も思い出してきた。「俺は春日が赤鬼になった方がいいと思うんだけど、どう思う?」っていう持ちかけをしたよね?(笑)。

(若林正恭)そうそうそう! 真顔で言っていたんですよ(笑)。

(佐久間宣行)で、若林が「うん……いいと思います」って(笑)。

(若林正恭)俺たち、わからないから。その平場の赤鬼になった方がいいかとか。あの時期の芸人にはわかんないっすよ。それですっごいその収録が楽しくて。で、僕らからしたらおぎやはぎさんと劇団ひとりさんとバナナさんと同じ企画で立つっていうのがありえない状況で。それで裏で……その場で考えるんですよね。「これを持とうかな」って。

(佐久間宣行)そうそう。後ろは結構小道具の取り合い合戦になったりするのよね。

(若林正恭)そうなんですよ!

(佐久間宣行)キモンスターっていう企画は。扮装して女の子、グラビアアイドルを追いかけて、タイムを縮めた方が勝ちみたいな、一応そんなゆるっとしたルールはあるんだけども。だから後ろでみんな小道具を……日村さんとかめちゃめちゃ悩んでいて(笑)。

(若林正恭)みんな真剣にリアルなウンコのオブジェみたいなのを眺めたりしているんですよね。あれがネタ以外でははじめてだったんで。「どんな楽しい日々が始まるんだろう?」って。テレビがなかったもんで。だからヘキサゴンとかも全然知らなくて。自分たちが出て、「いま、この『おバカ』というブームが来ているんだ」って思ったんですよ。で、「こんな楽しい毎日が……超楽しみだな」って思っていたら、そこからずっと戸越の商店街の食リポですよ。

(佐久間宣行)フハハハハハハッ!

(若林正恭)春日の飴ジュースか戸越の食リポしか……めちゃめちゃつまらなかったですよ、あの何年か!

(佐久間宣行)フハハハハハハッ! テレビのね、最初の1周目のやつ。その頃、特に……いまもそんなにないけども、お笑い番組がそんなにないんだよね。

(若林正恭)そうですね。なかったっすね。

(佐久間宣行)なかったから、情報番組を回るしかないもんね。その頃って。

(若林正恭)ネタ番組もそうですよね。あの時はまだちょっと少なめだったのかな。

(佐久間宣行)俺が覚えているのは、ゴッドタンで団体芸……「吉本が羨ましい」みたいなので、関東芸人でも団体芸を作ろうっていう回があったの。バナナマンもいたし、オードリーもいたし、アンガールズもいたし……みたいな時に。あれって集団で芸人がやるから、急な流れができるじゃない? で、その急な流れができる時に若林が春日がすべった時にマネージャーになって。まだ、その頃って「じゃない方芸人」って言われていて。要は目立たないキャラクターだったから春日で考えていたんだけども。

春日で考えていたところで春日がちょっとすべったら若林が「ああ、春日はそれ、NGなんで」みたいな。スーツを着てマネージャーみたいなキャラクターだったのがすごいハネたの。で、ハネたらうちのおぎやはぎとか劇団ひとりとかバナナマンってみんなフリ倒すから。フリ倒したら、これを全部上手く跳ね返したのよ。で、全部上手く跳ね返して、オードリーだけケツがあって先に帰ったのよ。俺、はっきりと覚えているんだけども。先に出たのよ。その後、前室で設楽さんと矢作さんが「若林はいつかMCとかやるな」って言っていたのを俺、すっごい覚えているんだよね。

(若林正恭)いやー、何度聞いても気持ちいですね!(笑)。

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「若林はいつかMCとかやるな」

(佐久間宣行)フハハハハハハッ! そう。これは1、2回話しているから。リアルな話なんだけども。

(若林正恭)でも、あの先輩たちって直接は言ってくれないんですよ。

(佐久間宣行)絶対に言わないよね。

(若林正恭)あれ、なんなんですかね? でもいまの若い子には言ってません?

(佐久間宣行)言ってる。だから歳を取ったんじゃないかな?

(若林正恭)ああ、そうか。そういうことか!

(佐久間宣行)そうだよ。だってあの頃、まだ誰もMCやっていないもん。

(若林正恭)そういうこともあるんですかね。

(佐久間宣行)だからゴッドタンでおぎやはぎと劇団ひとりがやっている以外でバナナマンも『みなさん』の準レギュラーになったかならないかぐらいじゃない? あの頃って。だって「吉本が羨ましい」って言ってるんだもん。ということは、関東芸人がバンバンMCをやっていないっていうことじゃん? 要は吉本がジュニアさんとか、あとは団体芸がひな壇を制している頃よ。

(若林正恭)そうっすよね。だからなんか、それがいまのゴッドタンだとすごい笑っていません?

(佐久間宣行)すごい笑っている。

(若林正恭)あんな笑ってくれていましたっけ? あの団体芸をやろうっていう時に。いや、なんかずっと先輩たち、優しかったですけども。でもなんか褒めたりとか……結構小宮とかには「お前、ハネると思うけど……」みたいなことを言ってましたよね?

(佐久間宣行)言ってる、言ってる。

(若林正恭)「そんなこと、あったかな?」って思って見る時があるんですけども。

(佐久間宣行)だからほぼ同列だったんじゃない? まだ。「同列」までは行かないけども……。

(若林正恭)企画が同じことをやる流れですもんね。キモンスターも。「いま、こういう若手がいます」って言って、「じゃあ見ようか」っていう。それもあるんですかね。

(佐久間宣行)で、いろいろと試したりいじってあげたりしながら良さを見つけるっていう感じになっているから。それは単純に歳を取ったのと、あとはやっぱり売れたからじゃない?

(若林正恭)そうなんすかね。それもあるんすね。

(佐久間宣行)それも絶対にあると思うな。

(若林正恭)だからあれ、一般の人とかはあんまりわからないと思うんですよね。このオードリーの世代とバナナさん、おぎやはぎさんとかザキヤマさん世代の微妙な……同じぐらいの感じって思う人もいるみたいで。

(佐久間宣行)だからたぶん山ちゃんとオードリーとかが同期ぐらいなんだけど、山ちゃんだけが飛び抜けて1回、早く売れたから。山ちゃんは結構先輩たちの中に1回、入っているんだよね。

(若林正恭)だから本当にね、山里亮太ってあいつね、持っていないもんってなにもないんですよ。

(佐久間宣行)フハハハハハハッ!

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山里亮太は全てを持っている

(若林正恭)いや、俺ね、それはお笑いポピュリズムみたいなことをやめてほしいんですよね。

(佐久間宣行)わかるわかる。うん。

(若林正恭)だって売れるのが早いんだから。売れるの早くて「天才」ってずっと言われていて。で、お金持っているんだから。吉本は「5:5か6:4」ってもう言ったんだから。記者会見でそう言っているのに、他事務所よりもお金ももらっていない感を出していたけど、それもダメでしょう? で、女優さんと結婚してこの期に及んで持たざる者の立ち位置、俺は絶対に許さないですよ!

(佐久間宣行)レギュラー16番組(笑)。

(若林正恭)16番組! それでなんかCreepy Nutsが山ちゃん司会の音楽番組に出たら「あいつら、武道館で……クソーッ!」とかやっているんですよ。まだ。

(佐久間宣行)やるやる。あいつはやる。だって昔、LINEかなんかで別件で俺、いろいろと話をしている時に、相談事のように「それ、山ちゃんはどう?」って言ったら「あいつはね、先輩方面にも寝返る男ですから」って……(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハッ!

(佐久間宣行)急に(笑)。「あいつはね、心の底でいつでも裏切る男ですから」って。フハハハハハハッ!

(若林正恭)いやー、あれ、驚きましたよね。この間、佐久間さんにやってもらった番組で小木さんが言っていた、蒼井優さんが山ちゃんを『不毛』終わりで迎えに行くっていう……。

(佐久間宣行)そうそう。あちこちオードリーで小木さんが言ってたのよ。ドラマとかに入っちゃうと無理なんだけども、蒼井優さんがいま、不毛な議論終わりの山ちゃんを迎えに来るんだって(笑)。そんなの、すごいよ。女優が迎えに来るんだぜ?

(若林正恭)だから俺、今日2時半ぐらいに家から車で来て。赤坂のあたりをちょっとグルグルしようかな?って思って。ドライブレコーダーをオンにして。

(佐久間宣行)蒼井優の車を?(笑)。

(若林正恭)グルグルして走ろうかなって思って(笑)。いや、あの男はエリートなんですよね。実はね。

(佐久間宣行)あのぐらいのスパンでパンって売れたのって山ちゃんっていうか南海キャンディーズと、最近で言うとハライチぐらい?

(若林正恭)あとキングコングさんも一応同期なんですよね。売れるのがめちゃくちゃ早くて。だからハライチの2人も優秀っすよね。22ぐらいでもうバンバンに出ていて。

(佐久間宣行)だから岩井と話したんだけど、本当に下積みみたいな話をすると、なんか空気が悪くなるからやめるようにしているんだって(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハッ!

(佐久間宣行)あいつら、2年目か3年目でノリボケを作っちゃって。で、売れちゃって。売れてからも2人とも埼玉の自宅から通いだったんだって。だから、めちゃくちゃ金があるっていう(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハッ! そう考えると、岩井の腐り方は本物ですね!

(佐久間宣行)本当だよ。その環境であいつは腐ってんだから(笑)。

(若林正恭)なにを元に腐ろうとするのか……へー、そうか。整理すると、オークラさんが来た時にも言ってましたけども。面白いっすよね。そこの世代論は。

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生き様芸人が多い世代

(佐久間宣行)世代論、面白い。だから若林、この間オールナイトで「生き様芸人ではない」って言っていたけど、結果的にやっぱり間に挟まれて。上の世代がまだ攻撃的な頃にやっていなきゃいけなかったから。その、戦う場所をたくさん右往左往した世代ではあるよね。

(若林正恭)そうなんですよね。で、たぶんですけども、思春期にとんねるずさんを見たのか、松本人志さんの『遺書』とか、太田さんとか岡村さんのラジオとかを聞いていてクラスでも端の方で……みたいな。普段暗いみたいな。で、なんか俺たちはたぶん学園祭でステージに立つようなやつらを斜めに見ていて。でも結構、設楽さんとかおぎやはぎさんって学校のいちばんヒエラルキーの上の人だと思うんですよ。

(佐久間宣行)ああ、そうだね。小木さんとかサッカー部だしね。

(若林正恭)だから、そういう部活の先輩の感じのノリとかが合うんだと思うんですよね。全員、普通にケンカ強いじゃないですか。俺たち、そうじゃないんですよねっていう人が多いという。本当に綾部くんぐらいですよ。そのノリがあるのは。

(佐久間宣行)とんねるずさんのノリもそのまま行ける人。

(若林正恭)そうそう。それでオークラさんと佐久間さんが「生き様芸人が多いよな」ってしゃべっていて。俺は家で「何を言ってるんだよ」って思っていたんですよ。「こいつ、生き様持っているらしいっすよ!」って襟首をつかんで、バナナさんとかおぎやはぎさん、ひとりさんの前にゴッドタンとかで突き出して。「こいつ、生き様持っているらしいっすよ! やっちゃいましょうよ!」みたいな。で、俺らはマウントでボッコボコにされて。天王洲で。「これでよかったのかな?」って思って帰るっていう……それが俺らの世代ですもん!

(佐久間宣行)フハハハハハハッ!

(若林正恭)「こいつ、なんかひねくれているらしいっすよ?」とか「照れカワらしいっすよ?」っつって(笑)。

(佐久間宣行)まあ、たしかに照れカワはそういう企画だったね。要は照れるとかわいいっていう若林を……矢作さんもそうだったんだけども。その頃にキャラクターとしていじっていたっていう。

(若林正恭)そうなんですよ。僕らはそれですごい助かっていろんなお仕事につながっていますけども。そういうのがあるのかな?って思いましたね。聞いていて。

(佐久間宣行)そうだよね。だって用意周到なんだから。旅行の本の形をとって、その中に本当の気持ちを忍び込ませるんだから。この男は(笑)。

(若林正恭)まんまラジオで言っちゃダメなんですよ(笑)。

(佐久間宣行)「先輩は旅行のエッセイだと思っているから読まない」っていう(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハッ! そんなの言っちゃダメなんすよ(笑)。

(佐久間宣行)で、旅行のエッセイだと思って読み始めると、その中に本音が忍ばせてあるんだから。

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旅行のエッセイの形で中に本音を忍ばせる

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(若林正恭)そうするしかないんすよ、俺は。佐久間さんとかオークラさんとか加地さんが「こいつ、なんか本音言っているらしいっすよ!」って連れて行くんだから!

(佐久間宣行)フフフ、連れて行かないよ!

(若林正恭)首根っこ掴んで先輩たちの前に連れ出すんだから(笑)。

(佐久間宣行)周到な本だよな(笑)。

(若林正恭)「周到な本」って言うな!(笑)。

(佐久間宣行)でもめちゃくちゃ面白くてさ。

(若林正恭)だから先輩たち、一世代挟むと「お兄さん」っていう感じで。まあ、そうですよね。売れているしね。

(佐久間宣行)そうだよね。たぶんそうなるんだよね。

(若林正恭)そこを普通にボコボコにしちゃったら、やっぱり映りが悪すぎますよね(笑)。

(佐久間宣行)あと、出てこれなくなっちゃうし、自分たちも困るでしょう?

(若林正恭)そうかそうか。だから結構、俺とか山ちゃんとか又吉くんとか村本くんもそうですけども……山ちゃんなんかいちばんそうかもしれないけど。そうっすよね。斜めに見るやつの方が面白いみたいな空気がクラスにあったんですよね。なんか文化祭でステージに立っちゃうようなやつをベランダとかから「あいつ、やってんなー」みたいなところ、結構入っていたんじゃないかなって。まあ世代でくくっちゃうとそうなのかな? タイプが違う人も……吉村くんとかは違いますけども。

(佐久間宣行)そうだね。ノブコブ吉村とキンコンは違うもんね。

(若林正恭)そうですね。で、そういう人ってオタクだから。結構漫才をオタク的にすごくね、やったんだと思うんですよね。石田くんとかも。漫才師、多いですもんね。

(佐久間宣行)漫才師、多いね。多い、多い。

(若林正恭)その考えた軌跡が見える漫才が多いじゃないですか(笑)。

(佐久間宣行)格闘の後が見える漫才だよね、みんな(笑)。自分のスタイルを確立するまでに(笑)。

(若林正恭)結構だから、同い年が椎名林檎さんとか浜崎あゆみさんとかなんですよ。だから本当、なんだろう? 生き様を言いたいんでしょうね!(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハッ! 認めているんじゃねえよ!(笑)。いやー、面白えな。やっぱり世代の格闘ってあるね。

(若林正恭)面白いですね(笑)。

<書き起こしおわり>

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