サンキュータツオさんがニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』にゲスト出演。高田文夫さんらと吉本興業問題と寄席システムについて話していました。
(高田文夫)じゃあ、最近気になっているニュース。まずはタツオから。
(サンキュータツオ)はい。吉本興業問題!
(松本明子)出ました!
(居島一平)やめとけって!
(高田文夫)いいの? 大丈夫?
(サンキュータツオ)寄席問題っていうね。寄席の世界ってそういう意味では純粋だなと思うのは、我々は漫才で落語協会っていうところに所属をしてまして寄席に出るんですけど、どの人も別け隔てなく「間のマネジメント会社と連絡をするのはダメです」っていうルールがあるんですよね。で、演者さんに直接連絡して。たとえば「1日から10日まで出てください」っていう。代理の人はもう連絡役としては絶対に認めませんっていう。
(松本明子)もう直に?
(サンキュータツオ)直で。
(高田文夫)直っていうか、そういう風に寄席が主導でキャスティングというか、決めるから。「顔付け」っていうんだけども。で、「割」っつってさ、お金もはっきりしてんだよ。入ったお客さんの数×いくつとかで作っていって。はっきりしているんだよな。割だから。
(松本明子)じゃあ明瞭!
(高田文夫)明瞭。それで額も低い!
(一同)フハハハハハハッ!
(高田文夫)明瞭な上に額が低いな。これが寄席だから。
明瞭な寄席システム
(サンキュータツオ)でも、なんでこういうシステムに落ち着いたのか?っていうのを考えるに、やっぱり寄席という仕組みを考えた時、間に会社が入ったりとかでモメて。それで結局、会社を入れるのは一切やめましょうっていうことになったんじゃないかと。
(高田文夫)そうだろうね。
(サンキュータツオ)だから100年ぐらい前に吉本興業問題と同じような問題がたぶんあったんだろうなって。寄席の世界に出てはじめてわかりましたね。
(高田文夫)そうだな。いま、だいたいどのぐらい出てるの? 何ヶ月に1回、10日間ぐらい出るの?
(サンキュータツオ)月にだいたい10日から15日ぐらいですかね。
(高田文夫)じゃあいいね。定期的にね。じゃあ、いまそちら、芸人同士で吉本の問題って結構話題になるだろう?
(居島一平)やっぱり楽屋でなりますけどね。
(サンキュータツオ)まあまあ、なりますよね。「寄席は気楽でいいなー!」っていう話ですよ(笑)。
(松本明子)フハハハハハハッ!
(サンキュータツオ)「ところで、あそこのラーメン、美味いよ」っていう。あとは「膝が痛い」とか。
(居島一平)そうそう。
(高田文夫)「ケイカラーメンでまたバンドエイドが出てきたよ」って(笑)。
(サンキュータツオ)フハハハハハハッ!
(居島一平)あとは「あの漫才の人、また手を抜いているな」とかね(笑)。
(高田文夫)本当だよな。これが寄席のゆるいところ。いいんだよ。
(サンキュータツオ)寄席、面白いですね。
<書き起こしおわり>