吉田豪とPANTA『エヴァンゲリオン』『ヒプノシスマイク』を語る

木村昴と宇多丸 ヒプノシスマイク『Enter the Hypnosis Microphone』を語る SHOWROOM

頭脳警察のPANTAさんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと『新世紀エヴァンゲリオン』『ヒプノシスマイク』について話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「PANTAさんから見た『エヴァ』の魅力を聞きたいです」っていうね。

(PANTA)『エヴァ』の魅力……やっぱりさ、あのセフィロトの樹にやられましたね。

(吉田豪)PANTAさんのオタク趣味は本当にある時期から広まりましたよね。

(PANTA)ああ、そうか。頭脳警察のアルバムの中で『セフィロトの樹』っていう歌があって。「これ、誰にもわからないだろうな」って思いながらも。カバラ思想の歌なんだけども。

(吉田豪)うんうん。

(PANTA)そしたらいきなりスタッフが飛んできて。「いま、テレビにセフィロトの樹が映っている!」「えっ、なになに?」ってテレビをつけたら、真っ赤な画面の中でセフィロトの樹が出てきて。エヴァのテーマソングが流れてきて。「こういう時代になったのか!」って。

(吉田豪)アニメがこんなものを取り上げるっていう。

(PANTA)「すごいな!」って。それで一気にハマりましたね(笑)。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(PANTA)ハメられたというか。それはハメられますよ。だって死海文書がね、大学の生協に並んでいたりね。「じゃあ、あの使徒はなんなんだ?」とかね、「エヴァは何?」とか、いろいろとクエスチョンマークがね。面白い。謎解きゲームがさ、面白かったな。

(吉田豪)PANTAさんは本当にそのへんに対しての敷居というか、偏見が全然ないのがいいですよね。アイドルもそうだし、アニメもそうだし。なかなか結構年齢を重ねるとちょっとずつ新しいものに飛びつきづらくなっていくと思うんですけど。PANTAさんのこのフットワークの軽さってすごいと思うんですよ。

『ヒプノシスマイク』最高!(PANTA)

(PANTA)そうかな? 最近だとね、『ヒプノシスマイク』。声優たちの。あれ、最っ高!

(吉田豪)フハハハハハハッ! そうなんだ(笑)。

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(PANTA)すっげー! 11人の声優さんたちで作っているんだけど。歌はもちろん声優さんたちだから。センス、譜割り、日本語の使い方……いままでの「YO、YO!」って向こうの欧米の真似からやっと日本のオリジナルの。宇多丸を乗り越えた!

(吉田豪)「宇多丸を乗り越えた」。フハハハハハハッ!

(PANTA)進化したラップを聞かせたっていう感じ。すっげーな、こりゃ!って思って。

(吉田豪)さすが(笑)。

(PANTA)嬉しくなっちゃって。俺、ヒップホップ・ラップって大嫌いなのに。まあ、それはそれでね。

(吉田豪)へー! さすがです。

(PANTA)すいません。

(吉田豪)全然、全然。

<書き起こしおわり>

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