吉田豪 日比麻音子にK DUB SHINEを紹介する

吉田豪 日比麻音子にK DUB SHINEを紹介する アフター6ジャンクション

吉田豪さんとK DUB SHINEさんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。吉田豪さんが初共演の日比麻音子さんにK DUB SHINEさんの人となりを紹介していました。

(日比麻音子)改めまして、吉田さんとK DUB SHINEさんのご関係はどんな感じですか?

(吉田豪)仲良しですよね。

(K DUB SHINE)あんまり人には言えないぐらい深い関係です。

(吉田豪)フフフ(笑)。

(日比麻音子)えっ? ちょっと待ってください。めちゃ気になる……(笑)。

(吉田豪)ねえ、膨らまないようなボケはいらないんですよ(笑)。転がしようがないやつを(笑)。

(日比麻音子)アハハハハハハッ! すいません(笑)。変な振りをしちゃって。でも、お互いになんて呼び合っているんですか?

(K DUB SHINE)僕は「豪ちゃん」って読んでいますね。

(吉田豪)僕は「ケーダブさん」とか「こっちゃん」とかいろんな言い方をしていて。

(K DUB SHINE)心の友なんですよ。まあ、いろいろと扱っている分野は全然違うけど、なんかやっぱりね、僕は豪ちゃんが心の中で応援してくれているような感じはいつも受けていて。

(吉田豪)ケーダブさんが異常にフレンドリーなんで。

(日比麻音子)異常に?

(吉田豪)そうなんですよ。たまに電話をくれるんですけど。で、僕がすごい電話を早く切りたがるんで、「豪ちゃんは冷たい」ってすごい言われるんですよ(笑)。

(日比麻音子)心の友なんじゃないんですか?(笑)。

(K DUB SHINE)自転車でいつも外で電話を受けてくれるから、たぶん信号待ちとか、後ろでピーピーピーピー聞こえてくるんで。「あ、行かなきゃ」って感じなんじゃないですか?

(日比麻音子)そんな時でも受けてくれるんですね。

(K DUB SHINE)出なきゃいいのにね。そういう時。落ち着いた時にかけなおしてくれれば。全然。

(吉田豪)「いつも、すごい電話切りたそうで。あれ、寂しいんだよね」って言われて。「かわいいな」っていう(笑)。

(日比麻音子)めっちゃ仲良しですね(笑)。

(K DUB SHINE)誰にでもそうみたいだから。

(吉田豪)そうです、そうです。僕、全方位で距離が遠いんで。

(K DUB SHINE)でも会うとね、グッと詰め寄ってくるから。

(日比麻音子)でも、嬉しいです。そんな2人を……今日はワイワイと、私もそこに混ぜてもらうみたいな感じで。

(吉田豪)もちろんです。ゆるく行きましょう。大丈夫ですよ。

(日比麻音子)宇多丸さんがいま、たぶん聞いていると思いますけども。なにもいま、反応はできませんから。どんな存在なのか、ちょっとここでお二人からいただいちゃおうかな?

(K DUB SHINE)いや、もうね、今日はこの話をしたかったんですけども。僕が(『ベストキッド』『Cobra Kai』の)ジョニーだとしたら、彼はダニエルさんかなと。

(日比麻音子)あ、ダニエルさんなんですか?

(K DUB SHINE)いい意味でライバルでもありますし、刺激もくれるし。厳しい言葉もたまにはかけてくれるという。

(吉田豪)もともとね、なんか仲良くケンカしている2人っていうイメージがあったんですよね。

(K DUB SHINE)スペースシャワーで別に『第三会議室』っていう番組をやっていて。

(吉田豪)長年やっている番組があって。それで思想的に真逆な2人が討論をしているんだけど、なんかずっと仲良くケンカしている感はあったんですよ。

(K DUB SHINE)当時あとね、俺は結構日焼けして真っ黒だったのと……。

(吉田豪)もっと凶悪な……。

(日比麻音子)もっと凶悪な感じ? もっとオーラビンビンな感じ?

(K DUB SHINE)もっと野性的な感じで。

(吉田豪)ケーダブさんってもともともっといじっちゃいけない空気の人だったんですよ。僕なんかが気軽に話しちゃいけない空気の人だったんですよ。

(日比麻音子)ええっ、そうなんですか?

(K DUB SHINE)みんながそう思っていただけだって。

(吉田豪)キングギドラっていうグループのイメージもそうだったんですけども。本当にもう怖い、ギャングスターっていう感じだったんですよ。

(K DUB SHINE)「感じ」っていうだけだから。

(吉田豪)「渋谷のドン」っていうね。基本、渋谷をパトロールしている人だったんで。

(日比麻音子)すごい! ええっ? そうですか。あらま!

K DUB SHINEの渋谷パトロール

(K DUB SHINE)「パトロール」ってただ歩き回っているだけなんですけどね。

(吉田豪)フハハハハハハッ! 聞いたらそれだけなんですよね(笑)。

(日比麻音子)フフフ、歩いているだけでもパトロール感が出てしまうという。

(K DUB SHINE)で、ライムスターも2MC、キングギドラも2MCで2人ずついるじゃないですか。

(吉田豪)で、ライムスターはもっと文化的で。

(K DUB SHINE)そう。で、Mummy-DとZEEBRAが仲が良くて。僕と宇多丸がなぜかこう、クロスした関係でいつも付き合わせてもらっていますね。

(日比麻音子)へー! でもなんか、いいですね。二大巨頭が混じり合う感じ。

(K DUB SHINE)でもMummy-Dは俺のことがあまり好きじゃないっていう噂を……。

(日比麻音子)ええっ? そうなんですか?

(吉田豪)余計なことを言った事件とかありましたもんね。

(K DUB SHINE)まあ過去にね。ちょっといろいろと僕、地雷を踏んじゃうんですよ(笑)。

(吉田・日比)フハハハハハハッ!

(日比麻音子)そんなことが(笑)。

(吉田豪)この人、地雷を結構気軽に踏むんですよ(笑)。で、それを詰められた時のかわし方が僕、大好きで(笑)。1回、その2人がピリピリした関係の時に、番組の公開イベントでロフトプラスワンで激突みたいな時があったんですよ。で、僕も喜んで見に行って。

(K DUB SHINE)2年ぐらい前の夏ですね。

(吉田豪)宇多丸さんも結構ピリピリしていたんですよ。「ちょっとこっちゃん、シャレになんないよ!」っていうぐらいの感じで。そこでやっぱりケーダブさん、かわいいモードで逃げるんですよ(笑)。

(日比麻音子)えっ、かわいいモードもあるんですか?

(K DUB SHINE)自分ではあんま、そういう意識はないんですけどね。

(日比麻音子)甘えん坊モードみたいな? かわいいモード?

(K DUB SHINE)すっとぼけた感じ?

(吉田豪)そうなんですよ。僕が大好きなのは、ケーダブさん、遅刻がひどいんですよ。

(K DUB SHINE)「ひどかった」って過去形にしてくださいよ。

(日比麻音子)でも今日はめちゃめちゃ早く来てくださって。

(吉田豪)それはワタナベエンタに入った結果、偉い人に怒られて。「芸能の世界では遅刻はいけない」って言われて。

(日比麻音子)ああ、組織的なルールで。

(K DUB SHINE)もう1年ぐらい、会うとずっとそれを言われていたんで。すっかりちゃんと時間に来るようにしました。

ちこっくま・K DUB SHINE

(吉田豪)昔はひどい遅刻をして怒られると「ちこっくまだから」って……(笑)。

(日比麻音子)「ちこっくま」? なんですか、そのかわいい言い逃れは?(笑)。

(K DUB SHINE)いや、遅刻魔だったんで、そのあいだに「っ」を入れちゃって。

(吉田豪)リラックマ感を出して(笑)。

(日比麻音子)いやいや、言い方の問題ですよね?(笑)。

(K DUB SHINE)当時、『テッド』とかも流行っていたから、「ちこっくまでーす」みたいな。

(吉田豪)怒る方がバカバカしくなるようなキャラクターなんですよ。「ケーダブさんはしょうがない」っていう。

(K DUB SHINE)でも、遅れて「おまたセックス」って言った時は怒られました。

(吉田豪)フハハハハハハッ!

(日比麻音子)それはダメ! たしかに、それはダメよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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