吉田豪と寺嶋由芙 みうらじゅんを語る

みうらじゅん 寺嶋由芙『ゆるキャラ舞踏会』を語る SHOWROOM

寺嶋由芙さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんとみうらじゅんさんについて話していました。

(吉田豪)(コメントを読む)「みうらじゅんはどう思っていますか?」。

(寺嶋由芙)ええっ、めちゃめちゃ尊敬しています。一時期、一緒に番組をさせていただいていて。『ゆるキャラに負けない!』っていう。「ゆるキャラ」の名付け親じゃないですか。みうらじゅんさんって。

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(吉田豪)みうらさんは完全にただね、半笑いでいじっていたものが普通に世の中に根付いて。普通にかわいいものとなっていったっていう流れですね。

(寺嶋由芙)だからみうらさんはその私とゆるキャラの番組でご一緒した時も「なんでそんなに好きなの?」みたいに私に対しては、そういうスタンスの方なんですよ。ゆるキャラっていう現象は面白いと思って見つけた方だから、キャラ単体にめちゃめちゃ愛着があるわけじゃないじゃないですか。みうらさんって。でも私は、そのみうらさんが見つけて名付けてくださったゆるキャラという現象によって生まれた各キャラクターをファンとして好きだから。なんかその私がキャーキャー言っているのを含めて結構面白がってくださっていた感じがあって。

(寺嶋由芙)すごい好きな……好きなものなのかはわからないですけど、自分の興味のあるものにそうやって名前をつけたり、うまく切り取って人に伝える。で、人にも好きになってもらう。あの技術は私もほしいなって思う。あと、みうらさんの本に書いてあってすごい私もやりたい!って思ったのは「1人電通になる」っていう。

(吉田豪)はいはい。

(寺嶋由芙)「これを仕事にするにはどうしたらいいだろう?」っていうことを一生懸命自分で考えていくっていう。

(吉田豪)ない仕事を作るっていうね。

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(寺嶋由芙)そう。ない仕事を作るっていうのが、もしかして自分のやりたいことにもそれが関係してくるのかな。そういうスタンスでいる方がいいのかなって思ったりして。

(吉田豪)1回、酔ったみうらさんに5、6時間説教をされたことがあって。

(寺嶋由芙)ええっ、なんでですか?(笑)。なんで怒られたんですか?

(吉田豪)「豪ちゃんはダメだよ。俺はとにかく本当にどうやってこのいろんな流行りを作るか、仕事を作るかって、そんなに仲良くない人とも飲んでプレゼンをして、企画を通すためにいろんなことをがんばっているんだよ。豪ちゃんはね、嫌々やっている感を出しすぎなんだよ! それじゃ、ダメなんだよ!」って(笑)。

(寺嶋由芙)フフフ、たしかにみうらさんはいつも楽しそうにしてくださる(笑)。

(吉田豪)そう。「俺は全力でやっているんだ!」っていう。「『大人に頼まれたからまあ、やります』みたいな感じを豪ちゃんは出しすぎる!」ってすごい言われて(笑)。「やらないと!」って(笑)。

(寺嶋由芙)5、6時間(笑)。

(吉田豪)はい。言われたなー。

(寺嶋由芙)でもすごい、またご一緒したいなって思いますね。それも3年ぐらいやらせていただいたんですけど、いまは一旦休止中なので。ゆるキャラなのか、もうちょっと広い部分なのかわからないですけど、みうらさんにお話が聞ける機会がまたあるといいなって。みうらさんがもし記念館とか作られたら、そこに全部私のゆるキャラグッズを寄付したいんですよ。最終的には。

(吉田豪)ふーん。

(寺嶋由芙)そうやってちゃんと取っておく資料に入れて私、後世に一緒に残してほしいって思って。

(吉田豪)うん。みうらさんってたぶん面白がる方向性、絶対に違いますからね(笑)。

(寺嶋由芙)私は「かわいい!」で集めていますから違うと思うんですけど(笑)。でも、そのゆるキャラっていうカテゴリーの中にそのみうらさんが集めていないジャンルの、ただただかわいいグッズみたいなものもひょいと。

<書き起こしおわり>

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