（吉田豪）これね、難しい問題なんですよ、本当に。僕がだから、地下アイドル系のコンピレーションCDを何枚か作ったことがあるんですよ。1枚目を作ったことはそれこそNegiccoとかを入れたりとか、運営を含めて応援できそうな人を入れたんですよ。で、2枚目はそのへんをあえて無視して、悪い噂があるところでも曲がよければいいというルールで入れたんですよ。でもやっぱりね、いろいろと気づきますよね。たしかに「運営はアレだけど曲がいい」っていうのが意外とあるんですよ（笑）。
（古森結衣）それ、多いですよね（笑）。マジでダメだと思うな。なんか運営がな……いい歳した大人でしょう！
（吉田豪）うん。これ、僕がよく言うのがあるんですよ。「音楽が好きな運営」と「お金が好きな運営」と「アイドルが好きな運営」がいて。僕は比較的、音楽が好きな運営が好きで応援をするんですけども。で、お金が好きな運営っていうのも叩かれがちだけど、意外と純粋にお金を儲けようとしている分にはそんなに悪じゃないと思っていて。意外と多い、アイドルが好きな運営っていうのが問題を起こしやすいんですよ。
（古森結衣）いや、ヤバいですよね。「女の子が好きな運営」っていう感じじゃないですか？
（吉田豪）単純にそれなんですよ。
（古森結衣）本当にそうだと思う。どこのグループにも話しかけにくるし……みたいな。
（吉田豪）「＝アイドルと仲良くなりたい運営」っていうことだと思うんで。
（古森結衣）本当にそうだと思う。ただただ、男みたいな。
（吉田豪）フフフ（笑）。そう。（コメントを読む）「お金が好きなのはドライ」。本当にそうなんですよ。普通におっさんが金儲けをしたくてやっている分には、それはそれで儲かったら女の子のプラスにもなるし。全然いいと思うし。
（古森結衣）余計にがんばろうって思うだろうし。やっぱり、男としての欲が出すぎてるところはヤバいと思うんですよ。
（吉田豪）オタ上がり運営が意外と問題を起こしがちなんですよね。
（古森結衣）しかもいま、多いんですよね。若いし。
（吉田豪）ピンチケ運営、多いですよね。
オタ上がり運営は問題起こしがち
（古森結衣）若いですよ。びっくりしましたよ。それこそ辞めて1年ですけども。もう最後らへんに出てきたグループが若すぎて。
（吉田豪）大学生ぐらいの運営とか、普通にいますよね？
（古森結衣）「あんた、何歳よ？」みたいな。「いや、運営です……」みたいな。挨拶をする時に。「マジか……みんな、気をつけて」とかって思っていましたね。
（吉田豪）心配になりますよね（笑）。
（古森結衣）「うちの子たちにはやめてね。他に行ってね」みたいな（笑）。本当、そうですね。
（吉田豪）だからね、たぶん辞めた後は具体的に特定するとややこしいことになるから特定はしないですけど、いろんなグループを経験して、いろいろと「あれっ？」って思うことが多かったわけですよね。
（古森結衣）そうなんですよ。結果、本当に「48、最高！」ってところに行き着いたっていう。本当、そうですね。
（吉田豪）フフフ、みなさんね、48のことをいろいろと叩きがちですけど、経験をするとわかるっていう。
（古森結衣）そうなんですよ。だからみなさんはわからないかもしれないですけど、私が本当にそう思うんで。ローカルの方が大変ですよ。すごく。
（吉田豪）辞めさせられた人間が言うぐらいですからね（笑）。
（古森結衣）フフフ、いや、本当にでも素敵だと思いますよ。うん。なんか、すごいやる気も出るグループだと思いますし。目に見える人気が出るから。
（吉田豪）なにが違うんですかね？ まあ、金銭面もそうだろうけど、単純に人として信用ができない？ なんなんですかね？ たとえば、48の大人っていうのはどんな感じだったんですか？
（古森結衣）みんな、結構固かったと思いますね。
（吉田豪）距離も遠いし。
（古森結衣）遠いですね。女のマネージャーの方ぐらいが寄り添ってくれてお話を聞いてくれるけど。他の人はもう平等に見るから。当時は特に。だから特に相談もしないし。
（吉田豪）まあ、人数も多いしね。
（古森結衣）敬語だし。呼び方も……そうですね。地下アイドルで思ったのは、呼び方が違うんですよ。
（吉田豪）と、言うと？
（古森結衣）下の名前で呼ばれるメンバーがいたり。上の名前で呼ばれるメンバーもいたり。
（吉田豪）嫌ですね。下の名前で呼び捨てとかね（笑）。
（古森結衣）いや、本当に気持ち悪いじゃないですか。というのも気づきました。
（吉田豪）すごい嫌だ（笑）。
（古森結衣）気持ち悪いですよね。だから、本当にその時、HKTに「ナツミ」っていう子が2人いて。その子たちは「名前がこうだから、この子のことはこう呼びます」っていうメールが来て。
（吉田豪）ああ、わざわざメールで言うんだ？
（古森結衣）そう。メールも来たりして。というのもあったりとかしたので。そう考えると、本当にそういうところまでちゃんとしているなって思いました。下の名前で呼ばれている子、いますよね。同じグループなのに（笑）。
（吉田豪）フハハハハハハッ！ 「なんでだろう？」っていう（笑）。「1人、距離が近いんじゃないですか？」みたいな（笑）。
（古森結衣）「この子だけ、おかしいな？」みたいな（笑）。よくありますよね。ひどい話だなー。
（吉田豪）でも実際に控室とかレベルでもわかるじゃないですか。対バンイベントとかで。もう丸見えなの、やめてくださいよ！っていうね。
（古森結衣）いや、本当にやめた方がいい。「おい、家に帰れよ！」って思うもん。「どうせ家、知ってるじゃん？」みたいな（笑）。本当に嫌だ。恐ろしいですもん。
（吉田豪）なんなんですかね、あれね。本当に。
（古森結衣）いやー、でも本当に推されているメンバーは気をつけた方がいいと思います。特のローカルの子たちは。ファンの人、特に。その子たち、なんかあるかもしれないから。わかんない。本当にがんばっている子はがんばっていると思うし。けど、やってきて思うのは、「まあ、なんかあるんだろうな」っていう。
（吉田豪）「運営が推している」っていうことは、なにか意味があるんじゃないか？っていう。
（古森結衣）私、だって何個のグループのそういうこと、知っているんだろう？っていう感じですよ。
（吉田豪）僕も、結構知ってます（笑）。
（古森結衣）たぶん合わせたら全部正解だと思うんですよ。答え合わせしたいですもん（笑）。
遠征時のホテルの部屋割りの噂
（吉田豪）本当にね、僕もこれ多少Twitterでもバラしたんですけども。いちばん衝撃的だったのが、去年ぐらいに聞いたのかな？ 運営があるメンバーを推した結果、その子を狙いすぎて、遠征とかでホテルに泊まる時にかならず運営とその子が同じ部屋になっていたっていう。
（古森結衣）気持ち悪い……。でも私、結構それ聞いたことがある。
（吉田豪）結構あるんですね。
（古森結衣）しかも、別のホテルだったりするんですよ。
（吉田豪）他のメンバーと？ 最悪じゃないですか。
（古森結衣）なんか朝、合流した時に「あれ？ いなくない？」みたいになって、一緒に来るみたいなことは聞きますね。
（吉田豪）僕が聞いたのは、かならず運営が同じ部屋にするから、その子はずっと夜寝れなかったって。
（古森結衣）えっ、その子、かわいそうな子なんですね？ お互いが……じゃなくて？ うわっ、かわいそう！ キモい！
（吉田豪）そうそうそう。超かわいそうなんですよ。狙われて、ずっと寝れもしなくて。
（古森結衣）うわっ、クソキモい！ 誰ですか？
（吉田豪）言えるわけないじゃないですか！（笑）。
（古森結衣）えっ、それヤバくないですか？ うわっ、なんかかわいそう。その子もかわいそうだし、その子のファンの人もかわいそう。えっ、気持ち悪い！
（吉田豪）そう。本当に気持ち悪い。ちなみにそれも、オタク上がりの運営でした！っていうね（笑）。
（古森結衣）もう本当にやめてください！ もうね、やめてください。かわいそう……。遠征が苦で仕方なかったでしょうね。
（吉田豪）ねえ。本当に。それは病むっていうね。
（古森結衣）ねえ。ステージは楽しいだろうに。そういうのがかわいそうですよね。
（吉田豪）とかいうことを思うと、48はちゃんとしています？
（古森結衣）最高ですよ、もう！ そこは最高！
（吉田豪）フハハハハハハッ！
（古森結衣）もう確実に1人1部屋で。みんな別々だし。最高ですね。
（吉田豪）いい話じゃないですか。
（古森結衣）いやー、48は最高ですよ。
（吉田豪）48の揉めた話をしながら上げるっていう。これはなかなかできない芸当を（笑）。
（古森結衣）本当ですよね？ 私もこんなに好きになるとは思わなかったですもん。当時。
（吉田豪）辞めてから？
（古森結衣）はい。もう大嫌いで名前も見たくなかったのに。当時は。でも、いまは結構調べますもんね。「みんな、がんばっているかな？」って。
（吉田豪）辞めた人はやっぱりかつてのグループをテレビで見るのもつらいとか、なるんですか？
（古森結衣）でも最初はちょっとつらかったですね。Mステに出てるのとかを見るのも。でも、いまはそれこそカラオケに行ったら歌うし、みたいな。そうですね。
（吉田豪）いろいろと経験したらわかったんですね。
（古森結衣）そう。いろいろと経験すると、わかりますね。
＜書き起こしおわり＞