プチ鹿島 ピエール瀧出演映画『麻雀放浪記2020』公開確定を語る

プチ鹿島 ピエール瀧出演映画『麻雀放浪記2020』公開確定を語る 水曜日のニュース・ロバートソン

プチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中でピエール瀧さんが出演していることで公開が危ぶまれた映画『麻雀放浪記2020』の公開が確定した件について話していました。

(プチ鹿島)私が気になったのはピエール瀧容疑者の出演映画公開決定っていうね。『麻雀放浪記2020』という。実はこの映画に関するニュースってこの番組で1ヶ月前にタブロイド紙のコーナーでお話しているんですよ。というのは、「東京オリンピックが中止になる」っていう、そういう設定が入っているんですよね。それを国会議員に見せたところ、クレームが入って公開が延期か?ってすごいネットニュースで騒がれたんですよ。それでみんな、真面目な人が怒っちゃったりして。それで僕、番組で電話して聞いてみたんですが、そしたら「そんなクレームは実際にはなかった」っていうことがわかった。

だから要は自分で……まあ「炎上商法」って言えば言葉はあれですけども。いろいろと仕掛けて煽っていたわけですよね。そういう経緯のある映画が今回、ピエール瀧さんが出ていたことによって「じゃあお前、本当にやるのか? やらないのか?」って。何周もして本当に自分で決めなくちゃいけないことになったっていう。

(モーリー)フフフ(笑)。

(プチ鹿島)で、当然、僕はあの映画の仕掛けやキャラだったらどんなバッシングを受けてもやる。それでお客さんが来れば喜ぶっていう。そういう面白さがあるんですけど、ただこれ、面白いことにネットでは「英断だ!」って。それだけですごく称賛をされているのがすごく見ていてくすぐったいんですよね。

(モーリー)つまり、同じ作品が1ヶ月前はほぼ自作自演の炎上を起こして「なにやってんだ!」みたいな。

(プチ鹿島)そうそう。「(笑)」みたいな。

1ヶ月前とのギャップがすごい

(モーリー)マイナー映画の小賢しさが見えていたわけですよ。ところがいまでは「表現の自由を守った!」ってヒーローになっているわけだ。

(プチ鹿島)それを一躍全部背負っちゃって。「これは見た方、みなさんにおまかせします」みたいなことを言っているんだけど(笑)。でもそこらへんのギャップがなんか面白くて。

(モーリー)まあ上手な「人道なりすまし」っていうやつですよね。

(プチ鹿島)でも僕は、みんな自粛のオンパレードの中、「やります」っていう方に乗ったっていうことで、それは偉いなと思うんですよね。

(モーリー)そうするとね、この映画を配給している側、東映側としてはちゃっかりと乗っている感じがあると思うんですよ。非常に汗をかかなくて済んでいる東映。ところが、社会の方がグルグル回っちゃっているんですよね。

(プチ鹿島)だからこれ、「英断だ! みんな、見に行こう!」って真面目な人は言っているんだけど、これ予告編見るととんでもないバカ映画の匂いがするんですよね(笑)。

(モーリー)フハハハハハハッ!

(プチ鹿島)そしたらまた怒られるんじゃないか?って俺はヒヤヒヤしているんですけども。それはまた、見に行って報告をしたいと思います。

(モーリー)はい(笑)。

<書き起こしおわり>

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