（夢眠ねむ）フフフ（笑）。（コメントを見て）「もくふちゃんが恋愛禁止のグループを作るわけないじゃん」っつってるけど、虹コンは禁止だろ？
（吉田豪）おおう。やっぱりちゃんとしたアイドルをしたかったんですよね。
（夢眠ねむ）（コメントを読む）「でもこの前、『デンキッキ』で恋愛禁止に賛成してなかったっけ？」。あの、『ひらめけ！デンキッキ』っていう番組をやっていたんですけど、そこに来たアイドルが「恋愛禁止をやめた方がいい」みたいなことを論じてきたんですけど。それの論が甘かったんで反論しただけなんですけどね（笑）。
（吉田豪）フフフ、それだけ？
（夢眠ねむ）それだけ。だってアイドル側が言ったら悪いことしそうじゃん。だからアイドル自身が言っちゃダメで、アイドルは禁止されていて周りの大人が「いいよ」って言うのが理想で。アイドルに「やっていいですよ」って言ったら……。
（吉田豪）「あたしたちにも権利、あるんすけど？」って。
（夢眠ねむ）っていう風に言ったら、こっちはモンペですよ、こっちは。「もうね、世の中にはヤバい男がいっぱいいるんだから、やめときな。それだったら名前を言って内々で教えてくれるならいいけど、言わないでしょう？ バレたらヤバい人とかと付き合うんでしょ？ やめときな」ってなるじゃないですか。だから本人が言うのは美しくないから一応、その場では「禁止の方がいい」って言っただけですよ。
（吉田豪）運営サイドが「いいよ」って言いながら、本人たちはどうしよう？って迷っているぐらいだったらいいけど。
（夢眠ねむ）そうそうそう。
（吉田豪）「私たちに恋愛させてください！」って言われると、ちょっと違うよなって。
（夢眠ねむ）なんかそれはちょっと、ねえ。そこに賛成はできないです。私は。
（吉田豪）フフフ、（コメントを読む）「ヤバい関係者はダイノジ大谷さんですか？」。違うと思いますよ（笑）。なんでいきなり特定するんだ？（笑）。大谷さん、そんなヤバくないよ（笑）。
（夢眠ねむ）違うけど、うん。ヤバくないけど、変わっていますよね（笑）。
（吉田豪）フフフ（笑）。（コメントを読む）「アイドルに『いいよ』と言ってくるやつはロクなもんじゃない」。まあね。なんだろうな？ 恋愛禁止自体はどうかとも思うけど。「恋愛OKだけど、私はそこに準じていくつまではがんばりたい」みたいな気持ちを応援したいっていうか。
（夢眠ねむ）そうなんですよ！ で、「恋愛をするなら、ライブとか休んだりするなよ」っていう。
（吉田豪）はいはい。なるほどね。プロとしてちゃんとやりきるっていう。
（夢眠ねむ）「そこまでお前はちゃんと精神が育っているのか？ できるのか？」っていう。
（吉田豪）「振り回されるなよ」っていう。
（夢眠ねむ）そうそう。「今日、フラれてもPVを撮れるのか？ できるか？」っていうことだけだから。そうなんですよ。だから「恋愛しないと恋のうたなんか歌えません……」「はあ？ 女優は？」って。
（吉田豪）「女優は殺人者の役とか、やってますよ？」って（笑）。
（夢眠ねむ）フフフ、超嫌な女ですね、私（笑）。
（吉田豪）フフフ、でもわかりますよ。オタならだいたいわかるっていう（笑）。
（夢眠ねむ）という風になっちゃうから。だから、休まなきゃいいし、バレなきゃいいし、付き合っていてバレても応援できる相手ならいいんですよ。それでしかなくて、なんかわかんないですけどめっちゃイケメンの若い俳優とかだったら「ガーン！」ってなるじゃないですか。「じゃあ、嫌だ……」って。
（吉田豪）不倫とかね。
（夢眠ねむ）私、毛を染めるのも嫌ですよ。
（吉田豪）ああ、そのレベル？（笑）。
（夢眠ねむ）……結構（笑）。
（吉田豪）フハハハハハハッ！ めんどくさー！（笑）。
（夢眠ねむ）「えっ、なにあった？」って。言わないよ。嫌われたくないけど。でも、「なんで染めたの？ 役柄？ 役柄ならいい！」って（笑）。役柄ならいいけどねー（笑）。
（吉田豪）（コメントを読む）「厄介」（笑）。
（夢眠ねむ）フハハハハハハッ！ うるさいよ（笑）。
（吉田豪）でも、本当にそれはたしかにありますよ。基本、「応援できる恋愛をしてくれ」なんですよ。
（夢眠ねむ）そうなんですよ！ たとえば、「小学校の時から両思いで……」みたいな。「いいよ、同級生！」って。ただ、「その同級生は本当にアイドルと付き合っていて、嬉しくなっちゃわないか？ 晒さないか？」って思う（笑）。
（吉田豪）ああー。心配しすぎ（笑）。
（夢眠ねむ）「ペアのネックレス、買ってこないか？」ってなる。
（吉田豪）なるほどね。「匂わせないか？」って（笑）。なんでみんな、匂わすんですかね？
付き合っていること匂わせる問題
（夢眠ねむ）バカバカ！って。若いんですよ。ただそれはしょうがない。10代だから。
（吉田豪）「はっきりとは言えないけど、誰かはわかって！」っていう。
（夢眠ねむ）そう。言いたいんだよねー。しょうがないよねー。わかる。わかるし、私が10代だったらそうだと思う。
（吉田豪）でも、匂わせぐらい誰も得しないことないじゃないですか。
（夢眠ねむ）ない。ないけど、やりたいんですよ。
（吉田豪）フフフ、そうなのかな？
（夢眠ねむ）気持ちはわかる。なんか私もやりたての時。アイドルになりたての時は承認欲求がやっぱりゆがんでいるから。どんどんまっすぐになっていったけど。それが10代だったらよりそうだよなって。認めてほしいとか誰かに気づいてほしいとか、かまってほしいっていうのはしょうがないし。そういうのをこじらせている人がアイドルになるから。
（吉田豪）フフフ（笑）。
（夢眠ねむ）もしくは、ピンクが似合う人。どっちかなんですよね。
（吉田豪）本当、匂わせ騒動のたびに「なにやってんだ」とも思うし、それを発見する人たちもすごいなとも思うし（笑）。
（夢眠ねむ）暇ですよね。でもなんか、FBIなんじゃないですか？（笑）。
（吉田豪）フハハハハハハッ！
（夢眠ねむ）専門の人（笑）。
（吉田豪）（コメントを読む）「個人的にはバレなければヤリマンでも推せる」。でも本当にそれぐらいのもんだと思いますよ。全然。やりきってくれればいいんですよ。
（夢眠ねむ）そうそう。
（吉田豪）ぬけぬけと嘘が言えるぐらいのハートの強さって重要だと思っていて。「うわあ、ぬけぬけと言っている！」っていう（笑）。
（夢眠ねむ）それはだってプロですよ。
（吉田豪）僕、アイドルの重要な要素は「ぬけぬけと」だと思っていて。みんなにバレているのに「いや、私ちがいますけど」って言えるかどうか。
（夢眠ねむ）それはプロだしかっこいいと思う。向いていると思う。
（吉田豪）向いている。天性の人だと思う。「よくぞ聞いてくれました！」みたいな感じで本当のことを言っちゃう人って僕、好きですけど。たぶんプロではないんですよ。
（夢眠ねむ）プロじゃない。でもそういう子を抱きしめたい！（笑）。
（吉田豪）フフフ、そう！ 「ああ、いいわー！」って。僕はそれを思うけど。僕はインタビューする側として、プロとして嘘を貫き通されると取材もやりづらいわけですよ。「知っているのに？」っていう（笑）。
（夢眠ねむ）わかるー。でも、ねえ。
（吉田豪）でも、そっちの方が芸能人としては正解。アイドルとしても正解なんですよ。
＜書き起こしおわり＞