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星野源 五大ドームツアー『POP VIRUS』全公演を振り返る

星野源 五大ドームツアー『POP VIRUS』全公演を振り返る 星野源のオールナイトニッポン
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(中略)

(星野源)今回はですね、星野源五大ドームツアー『POP VIRUS』。そのね、最終公演が福岡で行われまして、無事にツアー完走いたしましたということで、みんなからたくさんの感想を。「ネタバレ有りだよ」という感想をたくさん読んでおります。その中でね、1個言わなきゃいけないことがありますね。今回は素晴らしい……いままでにないことが1個、ありました。ニセさんと共演できたということですよね。いままで、ニセ明さん、本当に僕のライブにはかならず出ていただいていましたけども。1回なんか、カツラとサングラスを置いて引退をされたような感じがしないでもないですけども。なんか、なんかなんとなく復活して。いまでもね、毎回出ていただいていますけれども。

僕と一緒に出たことなかったんですよ。何かまあ、タイミングが合わなくて(笑)。うまいことね、ちょっとこうなんか合わなかったんですよ。で、出なかったんですけど、今回は初めて同じステージに上がることができまして、もう嬉しかったですね。そんなメールが来ております。横浜市の方。「何回見てもわからなかったことを教えてください」。なんだろう? 別にわからないことはないと思いますけども。

「……ニセさんが登場した時、肉眼では遠いので座席から見ていたのはスクリーンだったのですが、あれは源さんの映像が映し出されていたのでしょうか? 偽ニセさんと映像や動きはぴったりで、背景にバンドの皆さんも写ってたりしてクオリティーが高すぎました」。これ、ちょっと何言ってるかわかんないんですね。もちろんだからニセさんはニセさんですよ。ねえ。ニセさんはニセさん。だから、もちろん映像も生だし。ちゃんとニセさんと共演できましたよね。だからすごい嬉しかったね。フフフ(笑)。いやー、でもたまーにね、ニセさんの声と動きがズレる時が(笑)。あったんで、ちょっとそれはなにかの不具合かな? ワイヤレスマイクの遅延かもしれないですね。

もうね、いろんな話が……ニセさんと公の場で初めてちゃんと面と向かって話せたんで。すごく嬉しかったですね。あとはもうニセさんのダンスのレベルがもう本当に世界レベル。世界レベルっていうか、世界の人ですよね。もうあの人は。なんで、もう本当にかっこいい。『時よ』という曲でね、僕が歌ってニセさんが踊ってくれたんですよ。めちゃくちゃかっこよくて。いや、もうなんか、なんて言えばいいんだろうな? もうね、ダンスが好きだ!っていうのが体中からあふれていて。

もう見ていて泣きそうになるんですよね。かっこいい! 本当に。ぜひ映像化された際にはみなさん、見てくださいね。本当に素晴らしいですから。ニセさん、かっこいいなと思いましたよ。フフフ(笑)。まあ、ちょっとね、あの……Shingoさん、ありがとうございました。フハハハハハハッ!(笑)。Shingoくん、oguriくん、ありがとう。ありがとうね。本当にありがとう。最高だったよ。本当に最高でした。

さあ、引き続きメールを読んでいきたいと思います。神奈川県の方。「五大ドームツアー無事完走、おめでとうございます。どこを思い出しても夢のような3時間でした。昨日は日常に戻って少し寂しい気持ちになりましたが、洗濯して干したツアータオルとアノラックを眺めながら余韻に浸り、ライブを思い出して嬉しい涙があふれてきました。どの瞬間も最高でしたが、特に印象に残ったのが初めて見た『Pair Dancer』と『サピエンス』のダンスです。

ペアで踊ってるダンスにストーリーが垣間見えて、楽曲の魅力がさらに際立つ素敵なダンスでした。さらに対照的に『サピエンス』はマネキンのような、でもどこか人間味あふれるかわいいダンス。そしてそれを真似する源さんにもほっこりしました。これらのダンスは源さんからMIKIKOさんに具体的なオーダーをして作られたのでしょうか? ライブで源さんからもらったパワーを胸に日常をまた頑張っていきますね。楽しい日常をありがとうございました」。こちらこそ、ありがとうございます。

『Pair Dancer』と『サピエンス』のダンス

そうなんですよね。今回『Pair Dancer』という曲と『サピエンス』という曲……『サピエンス』は本当にアウトロだけではあったんですけど、ダンスを付けていただいて。『Pair Dancer』はですね、MIKIKOさん……今回、『アイデア』以外の振り付けは全てMIKIKOさんにお願いしまして。『アイデア』は三浦大知くんなんで。で、ダンスはELEVENPLAYのみなさんにいつもお願いしております。本当にMIKIKOさんのダンス、大好きで。今回も「お願いします!」という感じなんですけど。アップテンポの曲しかいままでなかったんですよ。お願いしていた曲が。

で、『Pair Dancer』はすごくスロウテンポな曲なので。題名に『Dancer』ってついていることもあるので、ぜひ振りをつけてもらいたいなと思って。でも、具体的なオーダーは全くしていなくて。「2人でペアになって踊るっていうイメージがあるぐらいです」っていうような話だけで。でもその後、送ってくれた振りビデオみたいなのがあるんですよ。「この振りで大丈夫ですか?」みたいな確認ビデオがあって、僕はそれを見て泣いてしまってですね。本当に素晴らしい振りなんですよ。もう最高で。

「なんて心のこもったダンスだろう!」という。それを僕はメインステージにいて。で、センターステージとセカンドステージでも踊っているんだと思うんですけど。僕の目線でダンスが見えるんですよね。で、僕はダンスをしっかり見たいっていうのと、そのダンスを見せたい。あそこはダンスだけを本当は見てほしいぐらいの勢いではあったんですけども。なんで僕は全く動かず、歌に集中するという感じ。

なんで、僕は毎回、毎公演泣きそうになりながらあれを歌っているんですけども。本当にいいんですよ。なんでぜひ、来られなかった方はですね、映像になった時にしっかりとダンスを見ていただきたいと思ってますね。ぜひ見てください。本当に素晴らしいダンスです。そして『サピエンス』のダンスはちょっと床が動く仕掛けがありまして。それに乗ってダンサーのみんなが出てくるんですけど。MIKIKOさんから「なんかイメージあります?」って聞かれて。なんとなく、その時にパッと思いついたのが「ジュリアナ」っていう言葉だったんで。「じゃあ、ジュリアナ」って言ったら「分かりました」って。本当にジュリアナみたいなダンスを振り付けてくれて、すごいそれがかわいいんです。

あそこ、すごい楽しいですね。あそこでELEVENPLAYのみんなが僕の楽曲で着てくれた歴代の衣装を全部着ているんですよ。全部衣装が違う。ライブとかミュージックビデオとか、その時の衣装をもう1回出していただいて。それもね、大阪の公演中かな? ぐらいにMIKIKOさんが思いついて「じゃあ、名古屋からやってみようか」っていう感じでなったんですよね。なんかそれもすごく、どんどんと出来上がっていく感じも含めて、すごく面白かったですね。ありがとうございます。

じゃあ、続いて。35歳の方。「五大ドームツアー、お疲れ様でした。私も還暦を過ぎた母と東京ドーム初日に参戦しました。前回のライブの時にはオープニングにボイスドラマを流していたのに、何もない真っ暗なところからの『歌を歌うときは』。これは反則だと思うほど、源さんの歌声に吸い込まれました。そしてスタートしたライブは反則のオンパレード。ダンサーのELEVENPLAYさんたちが歴代着ていた衣装が出てきた『サピエンス』ではいままでの歴史を見るようで感激し、ひしひしと源さんの思いを感じた『Present』では胸が熱くなりました。

そしてニセのニセ明」。ん? そんな……ちょっとわかんないですね。全然。「……本当に驚愕の演出で『えっ、誰? 誰?』と大騒ぎしてしまいました。いままで以上の驚きと興奮と幸せで満たされた3時間でした。そして源さんをはじめバンドメンバーとの距離をとても近くに感じるライブでした。クソなことを抱えながらの日々ですが、ライブで感じた幸せを思い出しながらにこやかに中指を立てつつ、次のライブを楽しみにしたいと思います。源さんを始めライブを支えてくれたみなさん、幸せな時間を本当にありがとうございました」。こちらこそ、ありがとうございます。

そうですね。ニセさんね。あの時ね、ニセさんがまず出て、その後に僕が出るんですけど。その時のお客さんの顔が本当に面白くて(笑)。なんて言えばいいんだろう? 「えっ、ええっ?」っていう。口をポカーンと開けている感じ。で、僕をめちゃくちゃ疑ってくるんですよね。その、「あいつ、誰だよ!?」っていう顔ですごい俺のことをみんな睨んでくるのがめちゃくちゃ面白くて。本当に笑っちゃいそうになるんですけど。

で、あれが終わった後、本当にスタッフのみんなが腹を抱えて笑いながら裏に戻ってくるっていうか。本当にあれ、みんな楽しみにしていて。あの……それだけでも本当によかったなって。「あそこ、最高っすね!」って裏に行くとみんな言ってくるっていう。あれはもう本当に幸せな瞬間でしたね。本当にみんな、素敵なリアクションをありがとう。

次のメール。「ライブの全ての瞬間が最高でした。中でも『ドラえもん』の編曲、とても素敵だなと思いました。間奏の終わりに『ドラえもん』の歌の冒頭の三連符があったのが分かりやすかったですが、他にも原曲に入っていないドラえもん要素の音が随所に入っていたように思えました。編曲についてお話いただけるととても嬉しいです。それにしても源さんとバンドメンバーの技術に裏打ちされた遊びは素晴らしすぎますね。これからもずっと応援しています」。ありがとうございます。

『ドラえもん』のアレンジ

えーとですね、そうですね。『ドラえもん』。ちょっといわゆる音源と編曲が若干違うんですけど。基本は一緒なんですけど、リハーサルしてる時に、なんかみんな遊ぶんですよね。音楽で。基本的にいつも音楽で遊んでいるんです。リハーサルでは。まあセカンドステージでもありましたけど、なんか急に石橋英子さんが『The Power of Love』のイントロを弾きだして俺が歌い出すとか。

円広志さんの『ハートスランプ二人ぼっち』を急に歌い出すとか(笑)。

それでゲラゲラゲラッみたいな。「ああー、練習したくないねー」なんて言いながらいつもリハーサルしているですけども。これでずっと遊んでいようよみたいな。で、そういう時間がすごく僕は好きで。

で、その中で『ドラえもん』のリハをしている最中に、みんなが適当に本当にドラえもんの、たとえば違うメロディーとか。あとはタイトルが出るところ。「テテテテテン♪」とか。石橋英子さんがマリンバで「テテテテテン♪」って急に叩いたりとか。

で、それをがんばって(長岡)亮ちゃんがギターで「ポワンポワンポワン~♪」って入れようとして全く間違えて「全然違うじゃん!」みたいな。そういう遊びをずっとしていたんですよ。そんな中で、BGM。いわゆるドラえもんの中の。「デッデデデッデッ、デッデレデレデレ……♪」っていうのがあって。それをね、誰かが弾いて。「面白いね」なんて。「それ、あるよね」なんて言っていて。

それで、間奏……僕の曲の『ドラえもん』のイントロと間奏で「デッデレッデッデッデッ♪」っていうのがあるんですけど。で、そこに合わないかな?って思って。

ちょっとホーン隊のリーダー、ホーンの編曲もしてくださっている武嶋さんにそのキーで、この曲のドラムのキーで……あれはたぶん『スネ夫のテーマ』みたいな感じだったんだと思うんだけど。「それでその『スネ夫のテーマ』を吹いてもらっていいですか?」って言ったら、その場でホーン隊のみんなと打ち合わせをしてくれて。「ちょっと合わせてみよう」って言ったらばっちり合ったんですよ。それでゲラゲラ笑って。「これ、いいね! じゃあこれやろう!」って言ったら、もう他のバンドメンバーのみんながそれぞれ入れたくてしょうがないっていうか(笑)。

もうドラえもんの要素をみんな入れたくてしょうがないっていう。で、みんなこっそり入れているんですよ。「デデデデデデ、デデデデデデ♪」とか。石橋さんだったかな? どこかに入れているんですよ。勝手に。

で、しまいには亮ちゃんがそそのかしてSTUTSくんに前に話題になったというか、口で再現できないアイテムを出す時の音。「パカパカパカパカ、シュン♪」みたいな(笑)。あれをサンプリングしてきちゃって(笑)。

「それはダメ!」って言って(笑)。「サンプリングして叩くのはダメ」っていう(笑)。STUTSくんが。「それは権利とかもあるし、違うのよ。効果音とかBGMを違う楽器でがんばってやるからこそ成立するのであって、そのまんまやっちゃダメなのよ!」っていう(笑)。「ああっ、あっ、すいません!」みたいな。「かわいい!」みたいな。それを「ごめん、俺がそそのかしたんだ」って亮ちゃんがかばったりとか。「みんな、本当に面白れえな!」っていう。まあ、そんな中であの編曲になったんで。本当に楽しいですよ。リハーサルも。なんで、より楽しい曲になっていると思います。ぜひみなさん、映像化を楽しみにしていてください。

群馬県の方。「東京ドーム参加しました。始まる前から1曲目の予想をあれこれしていましたが、当たらなかった! まさかあの曲、まさかの弾き語りでした。もう1曲目からやられましたね。ドームには5万人もいたはずなのに、それを全く感じない心の距離がとても近いあたたかいライブでした。源さんがみんなに届くように、誰も置いてけぼりにならないようにと強く思ってくれているのがとても伝わって、本当に幸せな時間でした。

双眼鏡を首から下げていたのですが、そんなことをすっかり忘れ、使わなかった上に、そのまま激しく踊ったものだからあばら骨にガンガン当たって次の日痛くなってました。幸せすぎてその痛みすら愛おしかったです。幸せな時間を本当にありがとう。これからも頑張れそうです。最後に質問。あの赤いパーカーは最初と同じものですか?」 最初? ああ、前半と後半で1回、着替えるからかな? 一緒ですよ。特に変えてはいないですよ。「……今回はみなさん、カジュアルな衣装だったのはどんな理由なのでしょうか? 教えてくれますか」。そうだね。なんかね、普段着でドームに立ちたいなっていうのがすごくあります。

なので着飾って……「ドームだからピカピカ光ってる服を着なきゃ!」とか、「めっちゃ派手な、めっちゃかっこよく、めっちゃアーティスティックに!」みたいなのはダサいなと思って。そういうことじゃなくて、俺が思う俺の生活の、俺のアート。俺の芸術、俺の娯楽、俺のやりたい音楽っていうものそのまま表現したいと思った時に、何がいちばん効果的かな? 何がいちばんリラックスしてやれるかなと思った時に思ったのが普段着っていうことだったんですよね。

なんで、バンドのみんなも普段、みんなが着てるような服だったりとか、そういうものを基本に。衣装さんがもちろnいるんで、いろいろ選んでもらったりとか。一緒に選んだりして作りました。なので、なんかそういうのもですね、いわゆるパーカーで本当にゆったりしたズボンで歌うのとかっていうのもめっちゃ楽しいんですよね。なんか、本当にリラックスしてやれるっていうか。その感じもなんか、あのあたたかさに繋がってるんじゃないかなと思いながらやっておりました。そんな感じですかね。じゃあもう1曲、行きましょうか。ライブ本編最後でやった曲です。星野源で『Family Song』。

星野源『Family Song』

<書き起こしおわり>

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