星野源と根本宗子 ファーストサマーウイカの舞台セリフ飛ばし事件を語る

星野源と根本宗子 ファーストサマーウイカの舞台セリフ飛ばし事件を語る 星野源のオールナイトニッポン

根本宗子さんが2021年4月6日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。ファーストサマーウイカさんが舞台でセリフを飛ばして1分間、止まってしまった事件について話していました。

(星野源)なんか、星野ブロードウェイみたいなことをウイカちゃんのオールナイトニッポン0でやったんだよね?

(根本宗子)そうなんです。ウイぽんが……。

(星野源)「ウイぽん」って呼ばれているの?

(根本宗子)ウイぽん。

(星野源)それは、前から?

(根本宗子)前から。

(星野源)へー! ウイぽん(笑)。

(根本宗子)ウイぽんが、数年前に舞台に出てくれたことがあって。

(星野源)なるほど。じゃあ、前から。

(根本宗子)その時にウイぽん、セリフが1分止まったんですよ。飛んじゃって。本番で。

(星野源)うわっ、怖い……ええっ?

(根本宗子)でも、それがトラウマで舞台のオファーを全部断っているって言っていて。

(星野源)そうなんだ。でも、今……。

舞台でセリフが飛んだトラウマ

(根本宗子)そう。それぶりの舞台をやっていて。で、「そのトラウマを克服しないと舞台に立てないから。根本さんの作ったトラウマだから……」って。私のせいじゃないんですけども(笑)。でも、私に「もう1回、ホンを書いてセリフをしゃべらせてくれ」って言われて行って。だからもうウイぽん、ガッチガチでやっていたんですよ(笑)。

(星野源)そうだったんだ。なんか星野ブロードウェイに出てくれた時には「とにかく出たい」みたいな感じだったから、そういう感じも全然しなかったんだけども。そうか。生で……まあ、それは舞台だけども。セリフが飛ぶって怖かったんだね。

(根本宗子)本当に舞台上で「なんだっけ……なんだっけ?」って言ったんですよ。

(星野源)怖いよー! 怖えよー!

(根本宗子)誰も助けてあげられないシーンで。2人きりでしゃべっているシーンだったんで。

(星野源)うーわっ! キツいぜー! それは「なんだっけ」って言葉に出して言ったの?

(根本宗子)ずっと、1分ぐらいウイぽんが壊れたおもちゃみたいに「なんだっけ? なんだっけ?」って(笑)。

(星野源)うわーっ! もうやめてくれ! 想像するだけでつらい! マジで!? ひぃーっ! そういう夢はよく見るけども。

(根本宗子)ありますよね。

(星野源)うん。実際はないな。それで……?

(根本宗子)もう楽屋に帰ってきて、土下座の形でウイぽんが待っていて。

(星野源)そうだよね。そうなるよね。

(根本宗子)でも、もう別に終わっちゃったし。「大丈夫、大丈夫」みたいな感じだったんですけども。もう翌日から怖くて。「怖い……」ってずっと言っていました。

(星野源)そうだよね。

(根本宗子)真面目なんでね。

(星野源)そうだね。だって飛ぶって突然、起こるんだもんね。なんか、予兆があるっていうよりかは「あれ? あれ?」っていうことだもんね。怖いぜー! 僕も舞台に出て。セリフがないシーンだったんだけども、一応舞台にはいなきゃいけないっていう。なんかウェイターみたいな役をしていた時で。『ラストフラワーズ』っていう大人計画と劇団☆新感線のコラボレーションの時に、出た瞬間にお腹を壊して。「めちゃくちゃトイレ、行きたい……」って思って。で、頭の中でギューン!って回転して。「今、トイレに行ったらもしかしたら間に合うかも?」っていうので舞台からいなくなって。本当はいなきゃいけないんだけども(笑)。ウェイターだからなにかを運ぶような風情を出して。それで袖に入った瞬間にこれ以上、出したことがないぐらいの速度でトイレに入って。で、全力で走ってまた舞台に上がった瞬間に普通の速度に戻って。それでセリフにギリギリで間に合いました。

(根本宗子)すごい。

(星野源)本当に死ぬかと思った。

(根本宗子)もう源さん、昔は裸の役が多かったじゃないですか(笑)。

(星野源)そうなの! そうなのよ! 俺、全裸の役が多かったから。

(根本宗子)「寒いだろうな」って思いながら見ていました(笑)。

全裸の役が多かった

(星野源)宮藤さんは僕をなぜか全裸にするんです。そう。で、その時にね、お腹を壊しちゃうから。スタッフの方が温まるために袖にストーブを用意してくれていたの。そしたら、そのストーブにずっと松尾スズキさんが当たっていて。俺は1回も当たることができなくて。

(根本宗子)アハハハハハハハハッ!

(星野源)もう主宰だから。「すいません、松尾さん。それ、俺のなんです」とは言えなくて。もう、そばで服とかをかぶってこうなって……(笑)。そりゃあもうね、しょうがないんです。

(根本宗子)もうあの頃、かくし芸大会をされていましたよね(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ! あれはまさにかくし芸だね!

(根本宗子)椅子が衣装だったみたいな時、ありましたよね?(笑)。

(星野源)そうそうそう。温泉が舞台の『ウーマンリブ先生』っていう話で。温泉の中で殺人事件みたいなのが起こって。で、その温泉から……離れの温泉にタオル1枚で行く途中に殺人事件に巻き込まれるっていう役で。「お前! 怪しいな。その手に持っているものを渡せ!」って言われて「いや、タオルなんでダメです!」っつって。ずっと股間を隠しているんだけども、タオルを荒川良々さん演じる刑事に取り上げられた瞬間に近くの椅子で隠したりとか。桶で隠したりとか。いろいろと、その場で取られたもので隠して、最終的にギターにたどり着いて。それで1曲、歌うっていう意味がわからない役だったんですけども。そう。よく覚えていらっしゃる。

(根本宗子)たぶん(星野源さんの)見たことない舞台っていうのも1本もないんですよ。

(星野源)ああ、そうなんだ。恥ずかしいです。すいません。

(根本宗子)いえいえ。

(星野源)じゃあ、俺の裸もよく見ていらっしゃるということで。すいません。じゃあ、ちんちんかくし芸の元祖ということで(笑)。

(根本宗子)元祖(笑)。

(星野源)ええと、お盆で隠す人……アキラ100%さんはいつ頃からやっていたんだろうね?

(根本宗子)源さんの方が前ですよ(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ! ヤベえ(笑)。パイオニア。そうかー。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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