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田中みな実 過酷なバレンタインデーのチョコ作りを語る

田中みな実 過酷なバレンタインデーのチョコ作りを語る TBSラジオ
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ジェーン・スーさんがTBSラジオ『田中みな実あったかタイム』に出演。田中みな実さんの局アナ時代の過酷なバレンタインデーのチョコ作りについて話していました。

(ジェーン・スー)あと、(TBSの)下でばったりエレベーターのところで、とか。この時にもらったチョコレートが美味しくて。

(田中みな実)あれ、美味しいでしょう?

(ジェーン・スー)あれ、大丈夫? だってさ、バレンタイン、1年ぐらい前じゃん。で、チョコレートをもらったってことは、誰かに行くはずのチョコレートが行かなかったじゃないかと思って、気が気じゃなかったんですよ。

(田中みな実)あの時はちょうどばらまき……いや、違う。みなさんにバレンタインの気持ちを、感謝の気持ちを1人1人にお渡しているシーズンだったので、予備で結構持っていたから大丈夫でした。

(ジェーン・スー)よかった。知ってる。だけど私、田中みな実さんにバレンタインのチョコレートをもらうの、実はあれが2度目だったんですよ。

(田中みな実)あれ? そうでしたっけ?

(ジェーン・スー)最初の時は、それこそ新入社員何年目みたいな時にあなた、手作りしてたじゃない?

(田中みな実)してました。

(ジェーン・スー)ねえ。一生懸命に夜に。前日にこれ、夜なべしたんだろうなっていうようなクッキーをね。

(田中みな実)そう! 涙流しながらね。

(ジェーン・スー)クッキーかなんかでしたっけ?

(田中みな実)クッキーです。アイシングクッキー。

(ジェーン・スー)そうそう。焦げたんだかカカオだかわからないクッキーをね(笑)。

(田中みな実)ちょっと! ちゃんとしてましたよ、一応。焦げてはいない。カカオかな?

(ジェーン・スー)カカオかな? で、それを、ちっちゃいのをいただいて。いろんなところにそうやって気を使って、いろんなとこに気を使いすぎて全部忘れているでしょう?(笑)。

(田中みな実)そうですね。もうね、バレンタインが近づいてくると、ちょっと身震いするぐらい。

(ジェーン・スー)ドキドキ?

(田中みな実)うん。ちょっとしんどかった思い出がいっぱい蘇ってきます。

(ジェーン・スー)えっ、なにがあったんですか?

(田中みな実)だって当時、いちばん多い時で9番組ぐらい担当させていただいてて。

(ジェーン・スー)ああーっ!

(田中みな実)で、ひとつの現場に渡して他の現場にあげないのっておかしいでしょう? だからそれぞれ平等に……って思ったら、もう全現場の全スタッフさん、演者さんにお渡しするってなると、300以上とかになるんですよ。で、バレンタインシーズンは業務用オーブンをレンタルして。インターネットで。

(ジェーン・スー)えっ? 本当に?

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業務用オーブンをレンタルして夜な夜な作る

(田中みな実)本当に。で、当時は実家だったんです。もう実家のキッチンにそれをボーン!って置いて、毎晩毎晩夜なべして。夜中に帰ってきてクッキー作ってアイシングして。で、泣きながらやってるから父も帰ってきて「おい、大丈夫か? なに? これはやんなきゃいけない?」って。で、母も毎年、「今年でやめなさい!」って言ってくるんですよ。家のブレーカー落ちるから。業務用オーブンずっと使ってると。

(ジェーン・スー)でも、やめなかったの?

(田中みな実)だっても今年やって、来年やらないっていうのもおかしいでしょう?

(ジェーン・スー)ちょっとそこに、言葉に語弊があるかもしれませんけど、謎の男気があるよね。その……徹底した世間が期待する女らしさみたいなのを全うし、貫通させる男気っていうよくわかんない両性具有みたいになってるよね。

(田中みな実)そう! そうなんですよ。なんか自分で自分の首を絞めてるみたいな感じ。

(ジェーン・スー)なんか田中みな実をやりきってるんだなと思いながら。

(田中みな実)別にどこに求められてるわけでもないんですけどね。

(ジェーン・スー)そうなんですよね。でもやっぱりやるとなると、本気に真剣にやらないと気が済まない。いつからですか?

(田中みな実)割とちっちゃい頃からかもです。こだわりを持って徹底してやるみたいな、そういう主義は。

(ジェーン・スー)何がきっかけとか、覚えてますか?

(田中みな実)何がきっかけなんでしょう? ただ、二つ上に姉がいて。姉がとにかく何でもできる人だったんですね。で、勉強をすごくできて、音楽もできて。で、一緒にやってても到底かなわないレベルなんですよ。

(ジェーン・スー)ああーっ! そういうの、辛いね!

(田中みな実)姉が5歳、私が3歳の時に一緒にピアノを始めて。姉が「習いたい」って言うから私もついていった形だったんですけど。そしたらあの人、絶対音感があるっていうことがその時、わかって。先生がパラパラパラって弾いたら、同じようにパラパラパラって5歳で弾いたの。

(ジェーン・スー)うわーっ!

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できすぎる姉

(田中みな実)で、「この子は天才だ!」みたいになって。もう「埼玉県朝霞市のスターだ!」みたいになっちゃって。で、方や私は普通なのに劣等生みたいになっちゃって。

(ジェーン・スー)キツいね!

(田中みな実)そうなの。だからバイエルをやっていても全然進まないし。お姉ちゃんはどんどんどんどん進んでいくし。で、その後、バイオリンも一緒に始めたんだけど、バイオリンも同じ理由で差がついていって。じゃあ、管楽器をやります。姉はフルート。で、比べられたくないから私はクラリネットを選んだんだけど、それでもやっぱりこのオーケストラに選抜されるのは姉。私はそうじゃないっていう。なんかどこかでそういうのがあって。だから得意分野はとにかく完璧にやりたいみたいなのがあって。姉はね、料理とかスポーツが一切できないんです。

(ジェーン・スー)ああ、なるほど。

(田中みな実)なので、そこに特化しようと思ったのかもしれません。

(ジェーン・スー)なるほど。すごいね。就職面接みたい。

(田中みな実)アハハハハハハッ!

(ジェーン・スー)とうとうと語れるね。びっくりしたわ、いま!

(田中みな実)スーさん、聞き上手!

(ジェーン・スー)いやいや、そうじゃなくて。「なんでこの人、こんなに恵まれた状態なのに努力するんだろうな?」ってすごい不思議だったんですよ。だから、ああ、そういう事情があったんだね。姉妹の関係で……しかもお姉ちゃんが別に悪意があるわけじゃないからね。別に嫌いなわけじゃないだろうしさ。

(田中みな実)飄々とやってのけちゃうんですよね。

(ジェーン・スー)すごいね。そういう1人スポ根だったんだ。

(田中みな実)そうそうそう。自分で自分に負荷をかけるみたいな。いいところはどんどん伸ばしていこう! ここだけは負けない! みたいな。そんな感じです。

(ジェーン・スー)もう目がギラギラしてるもん、いま。見せたい!

(田中みな実)そう。当時のギラギラを思いだして(笑)。

(ジェーン・スー)フフフ、どうですか、最近は? ギラギラしてますか?

(田中みな実)最近、全然ギラギラしないの。

(ジェーン・スー)なんで?

(田中みな実)でもね、なんかギラギラを捨てたら、すごく生きやすくなって。なんていうんだろう? やる気がないのとは全然違って、毎日の番組をやらせてもらうと、ほどよく肩の力抜けません?

(ジェーン・スー)分かります。だって毎日完璧なんて無理だもん!

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最近はギラギラしない

(田中みな実)そうなの。で、だから体調悪いっていうか、その気持ち的な体調って女性は特にありますよね。で、そういう時とかに無理して明るくしようとせず、「あ、いえ。今日はこういう感じでいいや」みたいな(笑)。多少のスイッチをもちろんテレビに映るからやるけど、でもなんかね、そう。そういう「ありのまま」みたいな状態でもやれるぐらいに一応ベースが備わったからできるのようになったのかもですね。そういう肩の力を抜くっていうのも。

(ジェーン・スー)あの、基礎がないとそこには行けないとは思うんで。そこはやっぱり、ただ進行もある種しなきゃいけないわけじゃないですか。私はそのパートナーの人が全部進行してくれるから「気持ちが乗らないな」みたいな日も別にいいけど。それをこう、進行を見ながらそれができるのはすごいですね。

(田中みな実)でもね、徳光正行さんが……あの徳光和夫さんの息子さんがここ1年ぐらい入られてて。で、徳光さんがアシスタントって言うか回してくれる役になったから、余計に力が抜けて。いまはもうやりたい放題。悪態ついて1時間終わっちゃうこともあるから。

(ジェーン・スー)アハハハハハハッ!

(田中みな実)徳光さんにずっと「もう何考えてんですか! 大人でそんな考え方、おかしい!」とかって徳光さん批判をして終わる1時間っていうのもあります。

(ジェーン・スー)フフフ、6、7年前に田中みな実の大ファンだった人たちはどう思ってるんだろうね、いまね。

(田中みな実)ねえ。

(ジェーン・スー)でも女性受けは逆に変わってきたんじゃないですか?

(田中みな実)って言っていただくこともあったりとか、ぶりっ子キャラやめてこじらせキャラになったとか、闇が深いとかって言われてるんだけども、戦略でもなんでもなく、ぶりっ子キャラもそもそも自分で作り上げたものではなくて、なんか周りに作っていただいたものに乗っかったという。いまはこじらせキャラみたいなのを作ってもらったから、よりそこに乗っかってみてるっていう感じです。

(ジェーン・スー)うんうん。

(田中みな実)スーさんはキャラクター、ないじゃないですか。基本。キャラクターあった方がやりやすいだろうなって思うことはないですか?

(ジェーン・スー)全部逃げるね。だから仕事とかでも「こういうダメな女子を怒ってください。こういうダメな女子を斬ってください」みたいな仕事、来るんですけど、オールお断りだね。そこは逃げます。

(田中みな実)そうですか。

(ジェーン・スー)だって、ねえ。そういうことじゃないじゃないですか。

(田中みな実)そうなんですよね。コラムでたとえそういうものを書いてたとしても、別にね、ありとあらゆる方向にその刃が向くわけじゃないから。

(ジェーン・スー)そうそう。そんなに怒ってないよっていう。あと、反射神経。テレビは特にそうなんだと思いますけど。ラジオはちょっと違うんだけど、反射神経で何かこう、2秒で返さなきゃいけないみたいのがあるじゃないですか。そうするとやっぱりキャラで勝負みたいになっていくけど。そんなに何か別に、特に何も思わないこともあるよっていうね。

(田中みな実)ありますよね。

(ジェーン・スー)だからずいぶんそのへんで、大変だったろうなと思いましたけどね。当時、見ていて。

(田中みな実)なんか最近で言うと、「なんか闇深いエピソードないですか?」とかって言われるんですけど、自分で闇深いとそんなに思ってないから。「いや、別にそんなないんですけど……」っていう。何か捻出しなきゃいけないのが辛いですね。

<書き起こしおわり>

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