田中みな実とジェーン・スー 初対面時のイメージを語る

田中みな実とジェーン・スー 初対面時のイメージを語る 田中みな実あったかタイム

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『田中みな実あったかタイム』に出演。田中みな実さんと初めて会った際の模様などについて話していました。

(田中みな実)こんばんは。田中みな実です。土曜日の夕方、この時間はみなさんに心温まる時間はお届けしたいと思います。今夜のゲストはコラムニスト、ラジオパーソナリティーとして活躍中のジェーン・スーさんです。よろしくお願いします。

(ジェーン・スー)よろしくお願いします。

(田中みな実)もうTBSラジオではおなじみですよね。月曜日から金曜日までのお昼、『ジェーン・スー生活は踊る』のパーソナリティーをされています。月-金、毎日大変じゃないですか?

(ジェーン・スー)「できるかなー?」って思ったけど、なんとなくサラリーマン時代を思い出しますね。

(田中みな実)わかります。

(ジェーン・スー)決まった時間に同じ場所に決まった時間に家を出て通うっていうのが逆に、生活習慣がなんか整いましたよ。

(田中みな実)うん。たしかにそうですよね。朝の番組とかだと変な時間に起きなきゃいけなかったりするし。夜の番組だとプライベートを犠牲にするし。お昼の番組って結構ちょうど良かったりしますよね。

(ジェーン・スー)ちょうどいい。

(田中みな実)何時起きですか?

(ジェーン・スー)ええと、7時半から40分ぐらいの間に起きて……。

(田中みな実)一緒!

(ジェーン・スー)で、朝のドラマを見て……。

(田中みな実)一緒! 朝ドラ、見ます?

(ジェーン・スー)見ます、見ます。で、(朝ドラ『まんぷく』に対して)「ようやくラーメン!」って言って。それを見た後にシャワーをサッと浴びて仕事に行きますね。だから入るのが10時ぐらいですかね。

(田中みな実)一緒です。もう本当に全く同じリズムで。私もね、MXの方でやってますので。

(ジェーン・スー)だから、うちの番組に出てもらえないんですね(笑)。

(田中みな実)そういう理由だったんですね。いつのまにか月-金の番組になっていてびっくりしました。

(ジェーン・スー)気が付いたら(笑)。

(田中みな実)私、『相談は踊る』の時に出させていただいたことがあって。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。ありがとうございました。あの時は。「彼氏がいる」っていうことを言ったら、びっくりしていて。それがすごく昨日のことにように覚えていますよ。「いるとは思ってなかった」とかっていうリアクションで。「ええっ? 付き合っている人、いるんですか!?」みたいな。

(田中みな実)いや、なんかほら、うーんと……「独身を謳歌されてる」みたいなイメージだったので。「彼氏がいる」みたいなことをね、想像してなくて。

(ジェーン・スー)いやいや、当にあのナチュラルなリアクションを昨日のことのように覚えていますよ。

(田中みな実)その方とは、いまでも?

(ジェーン・スー)続いています。

(田中みな実)何年ぐらいなんですか?

(ジェーン・スー)7年目?

(田中みな実)7年目!?

(ジェーン・スー)「なにしてんだ?」っていう話ですよね。

(田中みな実)なんか理由があるんですか?

(ジェーン・スー)なんのですか?

(田中みな実)いや、聞きづらいんですけど。すごくそういう微妙な年齢の方に……。

(ジェーン・スー)ああ、全然。全然。大丈夫ですよ。なにを聞いていただいても。

(田中みな実)えっ、なんで結婚しないんですか?

(ジェーン・スー)ああ、あのね、しない理由もないんですけど、する理由もあんまりなくて。

(田中みな実)でもさ、それよく言うじゃないですか。特に男性が言うんですけど、それ。「しない理由もないし、する理由もない」って。「じゃあ、しちゃえばいいじゃん」って私なんかは思っちゃうんですけど。

(ジェーン・スー)まあ、そう言われますよね。本当に。私はだからその、なんだろうな? 30代の前半ぐらいの男性の気持ちがいま、いちばんよくわかる女として。なんとなくこう、やっぱりね、いま目の前にあること片付けてると後回しになって。よくないね、これね。よくない!

(田中みな実)だって紙を出すだけじゃないですか。

(ジェーン・スー)まあ、出すだけなんだけどね。なんでできないんだろうね。たしかにね。

(田中みな実)できないんじゃなくて、やらないだけじゃないですか?

(ジェーン・スー)そうですよね。本当に。自分でもね、ずっと20代、30代の……30代真ん中ぐらいまでは「結婚できないとかありえない!」と思ってたんですけど、だんだん歳を取ってきたら「あれ? そんなにもしかして、もともとしたくなかったのでは?」っていうのに気がついて。なんで結婚しないんですか?

(田中みな実)えっ、私は相手がなかなか、見通しの立つ相手がいないからです。

(ジェーン・スー)なんかほら、だって逆算をするっていう手もあるじゃないですか。結婚したい人っていっぱいいるじゃん。だって、男の人とか。

(田中みな実)結婚相談所とかに行けばいいんですか?

(ジェーン・スー)それとか、誰かに紹介してもらうとか。結婚を前提に付き合ってくれる人を。

(田中みな実)いやいやいや、「結婚を前提に付き合いましょう」ってお互いに重くないですか?

(ジェーン・スー)いや、ちょっと待って。結婚したいんでしょう?

(田中みな実)したい。したいんだけど、でもなんか「結婚を前提に」って言って嫌になった時に断りにくいじゃないですか。

(ジェーン・スー)結婚をする人たちはそんなこと、思わないんだよ!

(田中みな実)えっ、じゃあちょっと妥協して結婚するっていう?

(ジェーン・スー)妥協じゃないの。とにかく「この人と一緒にやる」って決められる人なんですよ。

(田中みな実)決められる人? ええっ、でもそれ、付き合ってみないとわからないから。自然な感じてなんか心地よくて、このままずっと一緒にいたいと思って。で、「(パカッ)結婚しよう」って言われたいんです。

(ジェーン・スー)完全にこっち側に寄ってきているぞ。

(田中みな実)アハハハハハハッ!

知り合った頃とはだいぶ事情が変わってきている

(ジェーン・スー)大丈夫か? ちょっと、知り合った頃とは事情が違ってきてるぞ。大丈夫か?

(田中みな実)そうなんですよ。知り合った頃はまだ26ぐらいですかね?

(ジェーン・スー)そう。「みんなのみな実」って言ってましたね。

(田中みな実)ねえ。そんな私も32になりまして、今年33の年でございます。

(ジェーン・スー)でも、ちょっと貫禄が出てきましたよね。

(田中みな実)やめて! やだ!

(ジェーン・スー)いや、本当に。面白いなって思って。ねえ。

(田中みな実)いやーっ! フフフ(笑)。

(ジェーン・スー)あのみんなのみな実から貫禄のみな実に。

(田中みな実)ええーっ? みんなのみな実もまだできるっちゃあできますけども。やります?

(ジェーン・スー)だから、そういうところだよ! 貫禄って(笑)。

(田中みな実)ああ、そういうことか。そう。スーさんね、局アナの頃からお世話になっていますから。今日はスーさんの素顔に迫ります。お楽しみに。

(中略)

(田中みな実)本日のゲストは作詞家・コラムニストのジェーン・スーさんです。お願いします。

(ジェーン・スー)お願いします。

(田中みな実)もうプロフィールは必要ないかと思いますけれども一応ね、ご紹介させていただきます。コラムニストとして数多くの連載を持ち、作詞家、音楽プロデューサーとしても活躍されています。2011年からTBSラジオでコメンテーターやパーソナリティーを務め、現在は月曜日から金曜日、帯番組『ジェーン・スー生活は踊る』でTBSラジオお昼の顔として大活躍をされています。いまや新ラジオの女王と称される、最も勢いのあるラジオパーソナリティーです。

(ジェーン・スー)いま、初めて言われましたけどね。新ラジオの女王ってね(笑)。

(田中みな実)フフフ、これ「旧」は誰だったんだい?っていう話よね。

(ジェーン・スー)そうそうそう。ねえ。

(田中みな実)こういって「新」とか言うと角が立つんですよね

(ジェーン・スー)元はじゃあ、どうなっていたんだ? とかね、いろいろとありますからね。穏やかに行きたい。

(田中みな実)穏やかに行きたいですね。これ、スーさんとは初めて会っているのがそのぶりっ子全盛期みたいな時?

(ジェーン・スー)そうです、そうです。

(田中みな実)で、すごいスーさんが私に興味を持ってくださって。「なに? どんな子なの?」っていうね。

(ジェーン・スー)違うわよ。あれは堀井(美香)さんが「アナウンサー室に田中みな実がいるから一緒に会いに行こう」って言われて。私はもう、なんだろう? 「殺傷能力の強い小動物みたいなのには会いたくない」って言って。そう言ったら堀井さんが「とにかくいいから、いいから。いい子だから」っていって連れて行ったら、「あっ、スーさーん!」とかって。「うわっ、キタッ!」って思って。もう向こうからピューッてやってきて。突然、私はもう本当に挨拶だけして帰ろうと思っていたら、会議室に連れて行かれて。そこがすごいところ。田中みな実。もうキュッとどこかから烏龍茶かなんかを買ってきて、キュキュッと開けてコップに入れて。「どうぞ。半分ずつしましょう」って。

(田中みな実)ああ、そんなことしてました?

(ジェーン・スー)うん。このままなにか買わされるんじゃないかって思って、すごく怖かったの。

(田中みな実)フフフ、そうか。堀井さんがあれだったんですね。

(ジェーン・スー)堀井さん、めちゃめちゃかわいがっていますからね。田中さんのことをね。

(田中みな実)嬉しい。で、それがきっかけで『ジェーン・スー相談は踊る』に2014年に出演させていただきまして。

(ジェーン・スー)そうなのよ。で、その時にまた覚えているのが……意外と覚えているな、私。なんか普通に服を着ていたんですけども。当たり前なんですけども。「意外と大胆に短いスカートを穿くんですね」って言われて。「あっ、そんな短いスカートを穿いていたつもりはなかったんですけど。すいません」みたいな。

(田中みな実)ああ、そんなこと言いました?

(ジェーン・スー)言ってました。

(田中みな実)私、全然覚えてないんですよね。局アナの頃の記憶がゼロ。

(ジェーン・スー)なんらかのトラウマですか? 大丈夫ですか?(笑)。

(田中みな実)フフフ、なんでしょうか。

(ジェーン・スー)でもそういう、ちょっとした底意地の悪さみたいなものをツヤツヤさせながら、「かわいい顔してお主、なかなかやるな!」っていうね。もうちょっとだから、在職中にね、お喋りをする時間があればよかったんですけどね。その後はやっぱりもう活躍中で、全然時間もなく。で、ばったり会うことばっかりでしたよね。

(田中みな実)広尾でお会いしました。ジューススタンドで。おしゃれでしょう?

(ジェーン・スー)青汁ガンガン飲んでました。

(田中みな実)フフフ、青汁じゃないの、あれはもう。グリーンコールドプレスジュースね。

(ジェーン・スー)そうそう。それそれ。青汁だよ、それは。

(田中みな実)青汁じゃない。コールドプレスジュース。

(ジェーン・スー)飲んでました。「おおっ!」ってね。

(田中みな実)そうそう(笑)。

<書き起こしおわり>

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