ジェーン・スーさんが2026年1月5日放送のTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』の中で2025年にプロレスを115大会観戦したことを明かし、その中で実感したことを話していました。
(小笠原亘)たぶんあなたはね、おそらく年末は毎日、あれでしょう? 暗がりのホコリっぽいところに行っていろいろとくんずほぐれつを見てきたんでしょう?
(ジェーン・スー)そうです。「くんずほぐれつ」っていうのはすごく語弊があると思いますけど。はい、プロレスを見ていました。本当に楽しかったです。
(小笠原亘)何試合、見たんだっけ?(笑)。
(ジェーン・スー)去年、2025年の観戦数を数えました。31日の夜までに2025年、115大会、観戦に行きました。ありがとうございます! 金額を計算するとゾッとしますけれども。ブランド物のすごいバッグを1個、買ったと思って……。
(小笠原亘)すいません(笑)。1年は一応、365日。それで115大会、見てるというと3日に……?(笑)。
(ジェーン・スー)「忙しい」とか言ってられないですよね。ただ、私がここで大きくお伝えしたいのは私のような仕事をしている方ではない方で、私よりも観戦してる方っていらっしゃるんですよ。どの会場に行ってもいらっしゃるし、SNSを見てると私が行ってない時も行っている。地方の遠征にもすごく積極的に行ってる。皆さん、普通の会社員だったりするんですけど。すごい工夫をされて、全精力をそこに費やしていて、とてもキラキラしてるんです。皆さん、楽しそうで。本当にみんなキラキラしてるんです。会場で会うと。みんな、話しかけてくださって。私はなんか生きる指針を見せていただいてる気持ちになっていて。
というのは別に「プロレスが楽しいですよ」っていう話じゃなくて、自分を幸せにするものは何なのか?っていうのをはっきり把握して、そこに全神経を集中するっていうことでキラキラ輝くっていう。本当に「これぞ令和!」と思ってます。
自分を幸せにするものは何か?
(小笠原亘)これはでもね、やっぱり我々、50を超えてきて。最近、年賀状のやりとりもなくてLINEでね、「あけましておめでとう」っていうのはあるんですけども。結構、書き出すといろいろ皆さん、書いてきてくれて。やっぱり自分のこれから50を過ぎて何をやっていくのか?っていうことをいろいろ書いてくる方が多くて。僕もそうなんですけど。そう思いました。だからあなたはやっぱりいち早く、好きなものを見つけられていいなって思います。
(ジェーン・スー)よかった。本当に。小笠原さんと私ぐらいの世代の方は特にそうですけど。もうちょっと上の世代の人たちを見ているとこれさえやっておけば、世の中の輪から外れない、褒められる、まあまあ幸せな人生だと周りの人が認定してくれる既定演技があったんですよ。何歳で結婚して、子供を何人産んで、どうやって働いて……とか。それをやっておけばある程度、思考停止をしていても周りからつまはじきになることもなかったんですけど。今、それこそ「多様性の時代」っていう言葉だけがちょっと浮き足立ってますけど。まあ10年ぐらい、そういうことを言われてきて。もう真にそれが突きつけられているというか。経済状況もこうですし、円もこういう状況で。
やっぱりその「幸せって何だろう?」っていうところを自分で1人1人が考えてそこに邁進していかないと、最終的に「なんで手に入れても手に入れても満たされないんだろう?」ってことになっちゃうなっていうのは危惧として私は45歳ぐらいから、あったんですね。だけど、それがようやくなんか今の時点では見つかって。それも今後、変わっていくと思いますけども。別にそれが高額なものでもなくてもいいと思うし。何が自分を幸せにするのか?っていうことがこれからの時代は本当に大事になってくるなと思っています。
(小笠原亘)本当にそうですね。やっぱり今まで……私はサラリーマンですけど。「サラリーマンでやっていけばいい」っていう時代じゃなくて。「じゃあ、君は何ができるんだ?」っていうのをすごく問われるんだなって。これは年齢限らずね。だからそうやっていろんなことを探していって、自分が何ができるのかな?っていうのを探す1年になっていくのかなっていう気がしますね。
(ジェーン・スー)そうですね。やっぱり小笠原さんもあと7、8年で一応、定年退職?
(小笠原亘)定年で。いよいよ私もですね、荒波に飛び出していくんだろうと思いますよ。
(ジェーン・スー)そこからの先の人生が意外と長いですから。健康に気をつけながらも、そこからの人生を……で、技術を持ってる方ですから。そこでどうしてくのか? まあ、だから堀井美香さんなんか本当にすごいですよね。
(小笠原亘)本当に大したもんだと思います。まず一歩、踏み出すっていうのがね。小倉もそうですけど。すごいなって思います。良原もそう。
(ジェーン・スー)そうね。みなさん。
(小笠原亘)TBSに入ってね、そう。それで出ていくって……。
(ジェーン・スー)まあ、若いうちはまだ勢いっていうのがありますけど。我々ぐらいの歳になってくるとやっぱりなかなか一歩が踏み出せないけど。でも、そこは頑張っていかなきゃいけないですね。本当に。
(小笠原亘)そうなんです。本当に。
多様性の時代になり、「これさえやっておけば周囲から認められる」という価値観が揺らぐ中、「本当に自分を幸せにするものは何か?」が問われてきているんですね。周りの目よりも自分の幸せにできるものに最大限、注力することで楽しく生きていきたいと思っております!
