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プチ鹿島 日刊ゲンダイの勤労統計不正問題報道を語る

プチ鹿島 日刊ゲンダイの勤労統計不正問題報道を語る 水曜日のニュース・ロバートソン
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プチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で厚生労働省の毎月勤労統計調査の不正問題についてトーク。麻生太郎氏の2015年の発言に注目をした日刊ゲンダイの報道について話していました。

(プチ鹿島)最初の記事はこちらです。これ、今週の掘り出し物物件。大ネタなんですけども。勤労統計不正問題ですね。これ、「不正問題」っていう表現も面白くて。朝日とか毎日は「不正問題」って言っているんですよ。でも読売とか産経は「不適切問題」って言っているんですね。だからそういう楽しみ方もあるんですが、僕が注目したのはこれ、日刊ゲンダイの1月23日付け。だからちょっと前ですね。どういう記事を出したのか? 勤労統計もいろんな視点、論点があるんですが、ここでゲンダイが注目していたのは2018年の賃金が不自然に跳ね上がったから。

つまり、調査方法を補正したわけですけども、そこにゲンダイが注目をして。実は発端は麻生さんの大号令だったんじゃないか?っていう。どういうことか。2015年10月16日の経済諮問会議で麻生さんが「サンプルを変えると変動がよくあるので、ちゃんと改善方策を早急に検討していただきたい」と言っていた。その3年後、次のサンプルの入れ替えが2018年だったので、あとから考えると麻生さんの言葉が発端だったんじゃないか?ってゲンダイが1月23日に書いていたんです。

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1月23日付けの日刊ゲンダイ

で、ここで僕はなにを言いたいか?っていうと、これのきっかけが麻生さんだよっていうことじゃなくて、タブロイド紙の楽しみ方、読み方なんですよ。だって一般紙では誰もこれ、まだ書いてないわけですから。で、僕はやっぱり『噂の真相』っていう、先日編集長だった岡留さんが亡くなって最近語られていますけども。あれを僕は読んでいました。どうやって読んでいたか?っていうと、やっぱり大っぴらに読むというよりは1人でこっそりとドキドキ、「これは本当かな?」って半信半疑で読みながら、でもそのひとつが何ヶ月か後に「ああ、本当のことだった!」っていう。そういう楽しみ方がいまは僕、タブロイド紙でやっているんですよ。

だってこれ、わかりやすいじゃないですか。麻生さんきっかけで調査手法が変更になり数値が上昇したなんて、いちばんわかりやすいけど。わかりやすすぎるからこそ僕、ちょっと胸の奥にしまっておいたんですね。

(モーリー)そうね。モリカケの再生産みたいになっているし。

(プチ鹿島)だからゴシップをちょっと寝かしておいたんです。そしたらなんと、次。この新聞に行きましょうか。1週間ぐらいたった2月1日、朝日新聞。つまり朝刊紙、一般紙が「不正調査のデータを補正 原因は……」ということでここを見てください。「麻生氏発言後に導入」ということで。一般紙も麻生氏の発言に注目をし始めた。ここ、同じことじゃないですか。「15年10月16日の経済諮問会議で……」っていう。で、もちろんこれに関して麻生さんは否定をしていますよ。で、安倍さんも否定しています。だからここで言いたいのはタブロイド紙が先に書いてしまうというのが飛ばしもあると思います。嘘もあると思います。だけどやっぱり、ネタによってはその後に一般紙が書かざるを得ないネタになっていくっていう、その読み比べが面白いんですよ。

(モーリー)そこ。あのね、冒頭で記者クラブの話もしたんですけども。要するに、タブロイドがつつかなければ知っていていも新聞はあまり書かないっていう方向性があるということなんですよ。

モーリー・ロバートソン 首相官邸・東京新聞特定記者への質問制限を語る
モーリー・ロバートソンさんとプチ鹿島さんがBSスカパー!『水曜日のニュース・ロバートソン』の中で首相官邸が官邸記者クラブへ東京新聞の特定の記者への質問を制限するかのような申し入れをしたことについて話していました。

(プチ鹿島)だから結局炭鉱のカナリアじゃないけども。もういろんな噂とかね、信憑性のあるものをやっぱり朝刊紙は裏付けが取れないと書けないですけども。タブロイド紙はもう書いちゃっていいわけですよ。でも、それが後で振り返ってみると、「ああ、これは一般紙でもあとで報じられるネタだったんだな」というのがこれ、すごい面白かったんですね。

<書き起こしおわり>

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