ジェーン・スーが語る 男性が女性に『○○してあげる』と言う問題

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ジェーン・スーさんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』のイベントに出演。リスナーからの『彼氏が自分に「○○してあげる」と言うことにイラッとする』という相談に東京ポッド許可局の面々と回答していました。

(サンキュータツオ)じゃあ、続いての相談、行きましょうか。こちらです。『男性がよく言う、「○○してあげる」問題』。

(プチ鹿島)あー。これ、どういうことですか?

(サンキュータツオ)詳しい内容をご紹介いたします。東京都30才女性からの相談です。『付き合い始めて半年の彼が、私に対して何かと「○○してあげる」という言葉を使ってきます。この前なんて、ディズニーランドの袋を持った人が電車に乗り込んできたのを見て、「ディズニーランドとかぜんぜん連れて行ってあげられなくてごめんね」と言ったのです。私は笑顔で「いいよ、いいよ」としおらしく答えておきましたが、なんて押し付けがましい発言なんでしょう。でも後日、この話を男友達にしたところ、なにがおかしいのかわからない様子でした。男性の、この手の発言をやめさせるにはどうしたらよいのでしょうか?』。

(観客)(笑)

(マキタスポーツ)別れるっていう選択はないんだよね?

(サンキュータツオ)ないんでしょう。

(プチ鹿島)結構やっぱりさ、こういう細かいことにこそさ、もう絶対変えられないことが詰まっているじゃないですか。

(ジェーン・スー)十中八九、こうだよ。もう、私は諦めた。

(マキタスポーツ)(笑)

(サンキュータツオ)いや、俺、だからこいつ!こいつ、この付き合って半年の彼は、きっと頭とかなでなでするんだよ。女の子のさ。

(ジェーン・スー)やるじゃん!

(サンキュータツオ)やんねーわ!やんねーわ!

(観客)(笑)(拍手)

(ジェーン・スー)人が見てないところで絶対やってる!

(マキタスポーツ)やりたいじゃん。

(サンキュータツオ)えっ、うそーっ!?

(プチ鹿島)アニメ、なでてるじゃん。アニメ。

(サンキュータツオ)俺ね、そういう意味では、ただでさえ身長が大きいから。女の人を見下ろすのがもう、俺ダメなの。なんか。

(ジェーン・スー)自意識過剰だよ!

(観客)(笑)

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自意識過剰

(サンキュータツオ)そうなの?だから俺ね、エスカレーター。エレベーター?動く階段の方。

(マキタスポーツ)エスカレーター。もうエスカレーターもわからなくなっちゃってる。
(サンキュータツオ)で、上りだとするじゃん。じゃあ女性と乗るとするでしょ?俺、もう前に絶対行けないのよね。女性の方を前にしないと、なんかもう俺が前行ってこうやって見下ろすのとか、すごい嫌なんですよ。

(ジェーン・スー)じゃあ前向いて乗ってろよ!

(一同)(笑)

(サンキュータツオ)そうするとさ、だって・・・

(プチ鹿島)そこで向き合う必要は(笑)。

(サンキュータツオ)でもさ、エスカレーター、どうしたらいいの?2人とも、直列でこうやって?

(プチ鹿島)いやいや、僕なんかはより高い方に行きたいですよ。

(サンキュータツオ)いやいや、それはさ、身長問題。

(プチ鹿島)壁ドン、やりたいですよ!

(サンキュータツオ)壁ドンとか・・・俺、もう無理だわ。そんなん。

(プチ鹿島)そういう。だから俺はタツオと逆の自意識はあるよね。だから、娘を高い高いしてるんだけど、『高くねえんだろうなー・・・』って。

(一同)(笑)

(サンキュータツオ)いやいやいや、そんなんさ。いや、高いよ。娘からしたら高いよ。

(プチ鹿島)俺、家でしかやらないもん。

(マキタスポーツ)かわいそうだな、娘。

(プチ鹿島)『高い高い』とは言わないの。映画の『クロニクル』で浮いてるでしょ?だから、『クロニクル、クロニクルー!』ってやってんの。

(マキタスポーツ)屈折、屈折。長いよ。噛むし。

(プチ鹿島)ウチでは『高い高い』、禁止ですよ。禁止ですから。『高い高い』は。

(サンキュータツオ)俺、でもこれはちょっと言えないわー。言えないわ。『○○してあげる』は。

(ジェーン・スー)じゃあなんて言うんですか?

(サンキュータツオ)えっ?なんか、『ディズニーランドとか、行きたい?』みたいな。聞いちゃうかもしれない。

(ジェーン・スー)なんですか?その謎のフラット感をこう・・・俺はイーブンだぜ、みたいな。

(サンキュータツオ)俺、でも・・・

(マキタスポーツ)『恋のアフタヌーンティー現象』っていうんだよ。

(一同)(笑)

(プチ鹿島)行きたい?

(サンキュータツオ)1対3か!今日は!どういうことだ?いや、別にアフタヌーンティーどうこうじゃなくて、俺、そういう意味では、なんかフラットであろうとするぐらい潔癖なのかもしれない。

(ジェーン・スー)潔癖!?

(サンキュータツオ)女性に対して。フラットな感じになりたいのかもしれない。

(マキタスポーツ)いや、首根っこガンッ!って。

(サンキュータツオ)ヘビが頭つかまれている。

(ジェーン・スー)いやいやいや、頭ポンポンですよ。

(マキタスポーツ)(笑)。むしろ頭ポンポン。

(サンキュータツオ)だから俺、よしよしみたいなの、絶対できないんですよね。どう?できる?やる?PK、やってる?

(プチ鹿島)いや、僕は・・・グータッチぐらいですかね。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)原監督!?

(サンキュータツオ)かわいい!かわいい!

(観客)(拍手)

(サンキュータツオ)お前さんたちは(笑)。

(プチ鹿島)お前さんたちは。あれ、グータッチは便利なんですよ。だって。そんなにコミュニケーション。

(マキタスポーツ)キモいわ!

(ジェーン・スー)なんか、あれなんですよ。結局男の人って、好きな女の人を喜ばせないと死んじゃうんじゃないですか?

(サンキュータツオ)たしかにね。

(ジェーン・スー)好きな女の人を喜ばたいっていう欲が、こっちが思っている以上にあって。で、『そのままでいてくれてもいいんだよ』みたいなことを言うと、ちょっとがっかりしたりとかして。で、なんかちょっと期待すると、『そんな俺に期待するなよ』って怒ったりとかして。すっごい、なんか2ミリぐらいのところを歩いてるんですよ。だからどっちに押しても、落っこちちゃうから。困るんですけど。

(サンキュータツオ)その歪な男性観、なんなんすか?

(マキタスポーツ)どういう人と付き合ってきたの?

(サンキュータツオ)本当。本当。

(ジェーン・スー)歪じゃないよ。

(サンキュータツオ)マジで?あ、そう。でもまあ、たしかに俺、代表的なサンプルじゃないとは思うから。

(ジェーン・スー)っていう自意識?

(一同)(笑)

(マキタスポーツ)堂々巡り。

(サンキュータツオ)たぶんそうだと思う。

(ジェーン・スー)だからやっぱりなんかしてあげたいっていうのに、を、潰しに行ってもしょうがないかな?って思う。ある種の必要悪っていうか。

(プチ鹿島)乗ってあげるっていう。

(マキタスポーツ)そうだよ。これ、必要悪だよ。仕方ないよ。

(ジェーン・スー)だけどスイカ割りみたいなもんだと思うんですよ。男の人は目隠ししてて、女の人がスイカの場所を教えてあげなくちゃいけないから。なんかこう、とにかくなんかしてあげたい。でも、世の中のだいたいの女の人はディズニーランドが好きだと思っているっていうぐらいボンクラなわけじゃないですか。

(一同)(笑)

(サンキュータツオ)うーん・・・

(ジェーン・スー)げっ歯目の?館に?

(サンキュータツオ)げっ歯目って(笑)。んな、ネズミのことをげっ歯目って。

(ジェーン・スー)いや、私ずーっと18ぐらいから『げっ歯目』って。ミッキーのことはずっとね。なんですけど・・・

(サンキュータツオ)それはモテないと思う。

(ジェーン・スー)そう。わかる。

(マキタスポーツ)げっ歯目(笑)。

(ジェーン・スー)なんですけど、これはやっぱり、教えてあげなきゃいけないところですよね。

(サンキュータツオ)俺、でもね、この女性ちょっと引っかかるのは、やっぱり『連れて行ってあげられなくてごめんね』っていうので、笑顔で『いいよ、いいよ』ってしおらしく答えている感じがちょっと嫌なんですよね。

(ジェーン・スー)だってその方がこう、摩擦は起きないじゃん。

(マキタスポーツ)うん。たぶん俺、この方が回るとは思うからね。

(プチ鹿島)乗ってあげてるからね。

(マキタスポーツ)なんとか回るとは思う。

(サンキュータツオ)ねえ、俺、『「あげられなくて」って何?』って聞いてほしい。

(プチ鹿島)あー、タツオが女子だったら。

(サンキュータツオ)うん。

(ジェーン・スー)津田塾だねー!面倒くさい。

(マキタスポーツ)津田塾。本日1つ目の。

(サンキュータツオ)『あげられなくて』・・・

(プチ鹿島)『してあげられないとは何ですか?』って。

(ジェーン・スー)梅子的には何ですか?

(サンキュータツオ)『梅子的には』とは言うな!津田梅子をディスるの、やめろ。

(プチ鹿島)女性が輝く社会って何ですか?

(観客)(笑)

(ジェーン・スー)ねえ。

(プチ鹿島)『何ですか?私、輝いてますけど』みたいな。そういう。

(サンキュータツオ)私、輝いてますけど何か?

(ジェーン・スー)余計なお世話だっていう。

(マキタ・鹿島)(笑)

(サンキュータツオ)そうかなー?俺、でもこういう場の収め方って嫌なんだよな。まあでも、女性はこう飲み込んでいることがたぶん多いんだろうね。こういう。

(ジェーン・スー)そうですね。でも、そこで怒っても通じないんだもん。

(サンキュータツオ)ああ、そういうこと?

(マキタスポーツ)上手な方なんじゃないですか?この方は。

(サンキュータツオ)まあね。たしかにね。

(ジェーン・スー)デートの半分は接待ですよ。

(サンキュータツオ)デートの半分は接待!?

(マキタスポーツ)おもてなし?

(サンキュータツオ)おもてなし。女性陣からすごい拍手があがってますけど。

(ジェーン・スー)ねえ。そうですよね。

(プチ鹿島)これ、いいですね。

(ジェーン・スー)デートの半分は接待。

(マキタスポーツ)でも、男性も女性もそういうすれ違いのおもてなし感の中でやってるのかね。

(サンキュータツオ)いや、そうでしょう。

(ジェーン・スー)で、女がおもてなししすぎて、男の人のやる気を損なわせるっていうのがよくある。

(サンキュータツオ)えっ?どういうこと?

(ジェーン・スー)もてなしすぎ。たとえば、クリスマスとかに彼氏が考えた以上の演出を考えちゃうとか。

(マキタスポーツ)ああ、それはマズい。

(サンキュータツオ)それこそ、お店の人に内緒でなんか、みたいな。誕生日の。

(ジェーン・スー)そうそう。とか、プレゼントに彼が用意してきた以上のものをあげちゃうとか。

(サンキュータツオ)ああ、なるほど。

(ジェーン・スー)金額的にも、入手の困難さとかも含めて。で、『あ、ああ・・・ありがとう・・・』って。

(サンキュータツオ)(笑)。ええーっ、そうなんだ。まあでも、男友達いる女、俺、基本的に信用できないけどね。

(ジェーン・スー)はぁーーっ!?

(観客)(爆笑)

(サンキュータツオ)男友達って何だよ?

(プチ鹿島)そうすか。じゃあ、あとは若い2人で・・・

(サンキュータツオ)いや、違う・・・

(マキタスポーツ)若くない。

(ジェーン・スー)40。40。

(サンキュータツオ)割と行ってるよ!

(ジェーン・スー)ええーっ!?でも、男・・・

(マキタスポーツ)俺、すっげー紛争地域に挟まっちゃったよ。

(プチ鹿島)これ、なに?ガザ地区かなんかですか?

(サンキュータツオ)ガザ地区。

(ジェーン・スー)ちょっと待ってください。男友達がいちゃ、ダメなんですか?

(サンキュータツオ)いや、いちゃダメっていうか・・・えっ?男友達ってどういう感じなんだろう?っていうのがね。

(プチ鹿島)えっ?それが、たとえばタツオがちょっといいなって女の子がいて、男友達がいるとちょっとイラッとくるってことですか?

(サンキュータツオ)イラッとくるっていうか、どういう友達なんだろう?

(ジェーン・スー)女友達、いないんですか?

(サンキュータツオ)いないです。

(ジェーン・スー)ええーっ!?

(マキタ・鹿島)(笑)

(サンキュータツオ)うん。男の友達もそんなにいない。

(ジェーン・スー)人友達、いますか?

(サンキュータツオ)人友達!?人友達はいます。ギリ。

(マキタスポーツ)いや、これは謎なんだよ。タツオが女友達がいるのか?っていうか。本当に女っ気が普段からしないから。

(ジェーン・スー)おおー。どんなタイプの女性が好きなんですか?

(サンキュータツオ)まあなんか、強い女性ですね。

(プチ鹿島)ああ、強い。あー・・・

(観客)(笑)(観客)

(サンキュータツオ)いや、違う違う違う。

(プチ鹿島)強い女性。

(サンキュータツオ)物理的に強いっていう意味じゃねーわ!

(プチ鹿島)土井たか子的な。

(サンキュータツオ)違うわ。土井たか子(笑)。

(プチ鹿島)『山が動いた』系の?元祖山ガールですから。あれ。

(サンキュータツオ)ソースが古い(笑)。

(ジェーン・スー)あたし、今日ちょっと議員っぽいですよ。このワンピース。すごい議員ワンピース。

(プチ鹿島)社民党っぽい。

(ジェーン・スー)そう。社民党っぽい。

(一同)(笑)

(マキタスポーツ)福島みずほチックな。

(サンキュータツオ)80年代、90年代の話じゃないですか(笑)。

(ジェーン・スー)こういうね。

(プチ鹿島)強い女性。

(マキタスポーツ)パールのでっかいネックレス。

(サンキュータツオ)なんだろう?あんまり精神的に依存されたくない、みたいな。

(プチ鹿島)ああ、自立してほしいってことですか?

(サンキュータツオ)そうそうそう。俺が死んだ後も生きていけるかどうか。

(ジェーン・スー)だからその時点で『してあげる』目線じゃん!そこだよ!

(プチ鹿島)ああー、なるほど。

(サンキュータツオ)マジで?

(ジェーン・スー)ほら、みんな『ああー』って。ちょっとごめんなさいね。そんなに何度も会ったことのない人に声を荒らげるってこと、私も人生であんまりないんですけど。

(マキタスポーツ)本当だよね(笑)。

(ジェーン・スー)『俺が死んだ後も、俺がいなくてもやっていける』っていう時点で、『生きてる時点は俺がいないと生きていけない』っていう前提がすでにそこにあるわけじゃないですか。

(プチ鹿島)ああー。

(サンキュータツオ)いや、だからそういう人はちょっと嫌なんですよね。

(観客)ええっ!?

(ジェーン・スー)客席から『ええっ!?』って大きい声が(笑)。

(プチ鹿島)すごいすごいすごい。

(サンキュータツオ)まあまあまあまあ。そりゃだってさ、俺、特殊なサンプルだって言ってるじゃん。

(マキタスポーツ)スー女史率いる完全な自民の。

(サンキュータツオ)自民の風に。

(マキタスポーツ)定数以上のものを。

(サンキュータツオ)俺、民主党以下だよね。すごい・・・

(ジェーン・スー)次世代。次世代。

(サンキュータツオ)次世代(笑)。次世代かよ!

(観客)(笑)(拍手)

<書き起こしおわり>
[関連リンク]
ジェーン・スー 小林悠と東京ポッド許可局『声出す女論』

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